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このところ、「絵画」の「写実性」を問題にしています。それは、この後、「写真」との比較で問題にするからです。 昨日は、長谷川等伯、緒方光琳、伊藤若冲など、日本画の名画を取り上げました。 今日は、Vermee の「写実」をとりあげます。 なぜか、というと、Vermeer は、カメラが発明される前の「カメラオブスキュラ」という一種のピンホールカメラを、描画の参考にするために用いていた、と言われるからです。 Vermeer のもっとも有名な『真珠の耳飾の少女』The Girl with a Pearl Earing を題材にした同名の映画があります。DVD で出ています。 この映画の中では、Vermeer が Camera Obscura を使って制作する場面がありました。 ということは、Vermeer(1632- 1675) は、この後紹介する Gustave Courbet (1819-1877) に先駆けて、「写実主義」realism を目指していたのかな、考えられるからです。なお、彼の活躍した時期は、緒方光琳 (1658-1716) とだぶっています。 下の画像は、Girl with a Pearl Earring (Dutch: Het Meisje met de Parel) を含む Vermeer の三つの代表作です。 気づきましたか。「耳飾り」は、普通は pair になっているので、earrings と複数形になるのが普通です。しかし、この絵の title は、英語も原作のオランダ語も、単数形を使っています。つまり、絵では、片一方しか見えないので、単数形にしたのです。映画では、実際には、両耳に earrings をしてました。実際の制作の時は、片方だけだったでしょうか。ちょっと分かりかねます。 それは、ともかくとして、これら三つに限らず、人物画は、すべて写実的に描かれています。風景画もそうです。下記サイトに全作品の画像が紹介されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/フェルメールの作品 下の三つの画像は、2010年11月、日本初の写実絵画専門美術館として開館した「ホキ美術館」の収蔵作品からです。 http://www.hoki-museum.jp/top.html Vermeer と「写実画」と比べてみてください。 下記サイトもついでに見てみるといいですよ。 http://blog.goo.ne.jp/sinanodaimon/e/f979a7fb0c7a5e0dfbbbe241d85f1a81 ということで、ホキ美術館の「写実絵画」と Vermeer の「写実絵画」をまずは、見比べてみてください。 それで、話はどうなるのか。ご推察にまかせます。それは、明日以降に。 |
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