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zoom RSS engineering と technology の違い。とりあえず。

<<   作成日時 : 2013/03/23 16:05   >>

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今日は、engineering と technology の違いを、ことばの面と実際の場と、両面からみてみます。
 まずは、ことばの面から。 
 Engineering は、語源的には genius からきていますが、「弘法も筆の誤り」、いつも well-engineered とは限らず、時に badly-engineered/ill-engineered の campaign/product/work になることもあります。
 だから、engineering の塊のような airliner の engine が troubles を起こしたり、TOYOTA の自動車でも大規模な recall をする羽目になることもあります。
 Civil engineering の分野でも、耐震構造に計算間違いがあったりとか、トンネルの天井が落ちてきたりとか、badly-engineered の cases が、よく報道されています。
 
 話は、突然変わります。3月20日夜9時から、2時間のNHKBS103 の番組 『探訪 東京地下迷宮』 を見た人は、日本の 「土木技術」 の高さにびっくりしたでしょう。
  あの番組を見た英語国の人は、英語でどういうだろうか、と考えてみました。
 I'm really impressed with the high lebel of Japanese ...
問題は、その後です。
 civil engineering. で終わってしまうでしょうか。
 それとも、
 それを判断するのに、この番組のハイライトともいうべき場面を紹介します。

 その場面を紹介する番組案内記事です。
 今月16日には、東急東横線と地下鉄副都心線がつながった。前日の終電を渋谷駅から送り出してから、翌日の始発が出発するまでの4時間ほどで、すべての作業を終了させなければならない。東横線は渋谷と代官山までの1・4キロが地下化となる。線路の切り替え、車両の引き込み、ホームの移動、看板の取り替え、試運転…。日本鉄道史上、前代未聞の規模の引っ越しである。数千人を投入し、息を合わせ一つのミスなく巨大ターミナルを地下化させる一大スペクタクルをたっぷり紹介する
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000010-ykf-ent
  見てない人には、「前代未聞」ぶりがわからないでしょうから、Seeing is believing. 画面をコピーしてお見せします。説明は加えませんので、いかに 「前代未聞」 かは、自分で想像してください。
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 代官山の現場に投入された作業員は、1200人。その人たちが、一分たりとも無駄にせず、それぞれの持ち場で、それぞれの仕事を遂行し、時間制限の数分前に、ぴったりとすべての仕事を終えたのです。もちろん後かたずけも。終わった後の narration.
 「1200 人の作業員たちは、何事もなかったかのように引き上げてゆく。」
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この作業は、単に civil engineering だけでなく、人々の役割分担、仕事の手順、時間配分など、素人には想像もつかない、いろいろな、それも異質な要素を含んでいるはずです。それを一糸乱れず、一人の怪我人も出さず、4時間という短い時間で完成させ、そして 「何事もなかったかのように引き上げてゆく。」
 だから、日本語としては、自然に「土木技術」 と 「土木」 後に 「技術」 がつくのです。
 私の考えや、いままでの英語の経験でいくと、ここはやっぱり、英語でも、civil engineering technology と言いたくなります。英語の堪能な方、どう思いますか。
 東京地下の civil engineering が、単なる engineering ではない、と考えさせるのは、この移築作業だけではありません。
 地下鉄に乗っていても気が付きませんでしたが、東京の地下鉄は、結構くねくねまがっています。地下ならまっすぐ走ればいいのに、と何も知らない人は思います。
 地下鉄は、民間所有地の下を避けて、公有地だけを通るように掘られているからす。法律では、土地所有権は、地上の高いところから地下にまで及ぶのです。
 地下の開発が、ここまで進むとは想定されていなかったので、所有権が地下何メートルまで及ぶか規定されていなかったのが、2000年に 「大深度法」 (大深度地下の公共的使用に関する特別措置法)ができて、地下40 メートルより深いところは、公共のためなら、土地所有権を気にせず、掘ることができるいになっています。道理で。東京の地下鉄は、下へ下へともぐっています。
 なぜ。この話を持ち出しているかというと。
 今までにも何度も指摘しているように、technology 「技術」 は、technic 「技」 と違って、諸科学が生み出した知識を使って、how を効果的・効率的の遂行するものでした。それは、「技」 の 「名人芸」 に頼るのでなく、ふつうの人が、決められた手順で行えば、ことは成る。しかも、一定の時間で。
 そう考えれば、東京の地下開発は、単なる civil engineering ではなくて、 civil engineering technology だということに納得がいきます。納得しました?
 ただし、これではまだ、engineering と technology とどう違うか、の答えにはなっていない感じです。もう少し話は続きます。
  日本語で、「工学」 と呼ばれるものが、英語でどういうか、いくつか調べてみました。

金融工学 financial engineering
経営工学 management engineering
管理工学 industrial engineering
流通情報工学 distributive information engineering
生産工学 industrial engineering

言語工学 language engineering
土壌工学 soil-engineering
河川工学 river engineering
交通工学 traffic engineering
機械工学 mechanical engineering
情報工学 information engineering

「工学」 で、technology を使うのは、
Educational technology (431,000,000)
Medical technology (1,030,000,000)
の二つだけ(調べた限りでは)ですが、
medical engineering (328,000,000)
educational engineering (72,500,000)
も、使われています。カッコ内は、google hits 数です。
こうしてみると、気が付きことがあります。Education と medicine (医学) は、人間を扱う分野で、その他は、物や行動を扱うものです。そして、限られた専門分野を扱い、その分野の専門家の仕事の感じです。
 教育や医学も専門家の仕事ですが、上の engineering に比べて、もっと広い範囲の、特に人間という 「得体のしれない」?ものを扱うには、多種多様な知識が要ります。だから、technology。と考えますが、Do you agree?

ぼつぼつきりをつけましょう。
 この時点で、ちょっと無理をして、engineering と technology を違いをあえて言えば、
 前者は、well-engineered の場合が多いが、時に badly-engineered されて、役立たないか、害をおよぼすこともある。
 Financial engineering が引き起こしたリーマン・ショックは記憶に新しいでしょう。
 だれにでもできることではない。ある程度 genius でないとできないことがある。
 後者は、原則として、一定の手順を踏めば、だれにでも、一定の水準のことができる方法のこと。
 まあ、とりあえずこんなところでしょうか。ちょっとむりしてます。ことは、違いに、めくじら立てることはないのですが、実は、この後で、「学習工学」は、engineering か technology か、という時に、この違いが問題になってくるのです。

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