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zoom RSS 漢語 「学習工学」を廃し、国際語 Learning Technology に。

<<   作成日時 : 2013/03/24 11:17   >>

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 先に、「学習工学」は、engineering。その意味は?」 という entry を書いています。
  それは、「学習工学」は、工学部を連想させるものではなく、engineering の語源からくる 「巧み」 の技を意味するもの、ということを指摘したかったのでした。
 「学習工学」 の英語名に engineering を使う、とまでは、言ってませんでした。
 そのあとに technology の語源を紹介し、engineering と technology の違いを、私なりに define しました。
 それらを踏まえて、今日は、「学習工学」 の英語名をどうするか、がテーマです。
 と言っても、具体的には、
 Learning engineerig にするか、learning technology にするか、の選択ですが。
 その前に、なぜ英語名にこだわるのか、「学習工学」 と日本語(漢語)で呼べばいいのでは、という意見もあるでしょう。
 現在の 「教育工学」 が、日本語(漢語)で呼びならされてしまった結果、「工学部的」偏向が強くなっている傾向があると思うからです。機器、特にコンピューターに偏った研究・実践が、特に初期には多かったです。教員養成大学に 「教育工学センター」 が設置され始めた時の主要メンバーには、「工学部」 出身者が多かったですよ。私のような英語教育関係は、皆無でした。愛知教育大の 「教育工学センター」にフランス語の F 教授がいましたが、彼は大学院でフランス語を専攻してフランス語の先生になっていましたが、学部は工学部でした。彼の研究テーマは、フランス語の CAI (Computer Assisted Instruction) でした。
 日本では、やっと芽生え始めた、この分野を、「教育工学」 の裏返しみたいに 「工学」 を使って呼びならわすと、またもや機器中心の、つまり hardware centered の 「固い」 hard なイメージのものになり、コンピューターの専門家など 「工学部」 関係者をひきつけ、社会・人文科学系研究者に近づきにくいものにしてしまう、そういうことを、私は心配するのです。要らぬ心配ですか?
 だから、ここは、何が何でも 「工学」 という固い漢語ことばは避けて、英語で呼びならわすことにしたら、とみなさんにも呼びかけているのです。
 
 ところで、英語世界では、learning engineering と learning technology は、実際に使われているか、使われているとしたら、どちらが優勢か。
 Google すれば簡単に瞬時にわかります。結果です。
learning technology 2,860,000
learning engineering 45,600
Technology の圧勝です。
 しかも、learning engineering は、e-learning や m-learning, distant learnimg など、現在普及している learning を、どのように well-engineer するか、という研究が主流の感じです。
 それに対して、learning technology はもっと幅広く、learning に関するすべてのことを扱うか、扱おうとしています。
 International Journal of Learning Technology
 という journal があります。
画像

http://www.inderscience.com/jhome.php?jcode=ijlt
 そこに、Topics covered include として、次の項目が挙がられています。
 英語ですし、専門的なことですので、読むのは大変?ですから、ざっと目を通していただければいいですが。もっとも興味をもってしっかり読んでもらうのが望ましいですが。特に 「教育」 に従事している人には。

1. Communities of learners (practice), computer-mediated communication
2. [Social] constructivism, computer-supported collaborative learning
3. Activity theory, social cultural perspectives
4. Cognitive tools, intelligent agents, semantic web
5. Distributed/intelligent learning/tutoring, multimedia/interactive learning environments
6. Virtual reality environments, human-computer interface issues
7. Web-based instruction/learning, e-/m-learning
8. Learning objects for personalised learning, building learning communities
9. Technology-facilitated learning in complex domains
10. Learning technology systems'evaluation, technological standardisation
11. Technology-driven learning models/strategies
12. Simulation-supported learning/instruction
13. Learning technology in education and commerce
14. Knowledge creation/management in the internet age
15. Disciplinary-related inquiry, e.g., learning technologies for science inquiry


この journal、今年が vol. 7 ですから。7年前に創刊されたことになります。
 先に紹介したように、日本では 「学習工学」 は、まだ目新しく、広島大学と名古屋大学関係のものだけが、google にかかってきました。この両者とも、英語名は、learning engineering を使っています。
 世界の大勢は、learning technology ですから、こちらを使ったほうがいいと、思いますが、どうですか。
 実は、そんな単純な理由でなく、もっと肝心な理由があります。それは、明日以降に。
 ということで、今日は、「学習工学」 という漢語の呼び方はやめて、国際語で Learning Technology と呼びましょう、という promotion でした。

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