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zoom RSS 『英語ものしり帖』「腕の巻」<Cockpit は、もともと船にあった>

<<   作成日時 : 2017/04/14 21:27   >>

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Cockpit は、もともと船にあった

「英語ものしり」としては、見逃せないことがあります。

飛行機の cockpit に先立つこと 200年以上も前に、midshipmen's compartment below decks が cockpit と呼ばれていた、ということです。

midshipman というのは、Wiki によれば、
A midshipman is an officer cadet or a commissioned officer candidate of the junior-most rank, in the Royal Navy, United States Navy, and many Commonwealth navies.

この Wiki のサイトに付いている Naval officer rank という chart では、最下位に rank されています。

先の Simple Wiki では、上述の記述の後に、このようなことが書かれています。
The term is most likely related to the sailing term for the coxswain's station in a Royal Navy ship, and later the location of the ship's rudder controls.

そして、coxswain とは、これも " target="_blank">Wiki があります。

The coxswain /ˈkɒksən/ is the person in charge of a boat, particularly its navigation and steering.
The etymology of the word gives a literal meaning of "boat servant" since it comes from cock, a cockboat or other small vessel kept aboard a ship, and swain, an Old English term derived from the Old Norse sveinn meaning boy or servant.


coxswain は、boat servant という意味で、下級の船員だったわけです。Midshipman と同じ階級なわけです。
そういう rank の船員の居場所が cockpit と呼ばれたわけです。
そうなると「英語ものしり」としては、なぜそういう場所が cock と呼ばれるか、「雄鶏」とどういう関係があるか、知りたくなります。

そこで、cock の etymology を調べると、こんなことが分かります。
cock
"male chicken," Old English cocc "male bird," Old French coc (12c., Modern French coq), Old Norse kokkr, all of echoic origin.
Old English cocc was a nickname for "one who strutted like a cock," thus a common term in the Middle Ages for a pert boy, used of scullions, apprentices, servants, etc.


Old English 時代には、cocc (なんか「コケコッコ」を思わせます)と綴られ、雄鶏のように(とさかを立てて)ふんぞり返って歩く人の nickname として使われ、そういう仕草をすることの多い、気取った少年(a pert boy)の代名詞のように使われたというのです。そして、そういう少年は、もっぱら、下級の使用人 (scullion)、徒弟(apprentice)、召使(servant)が多かったということです。
階級社会の仮想身分の少年が、cock と呼ばれたので、下級船員のいる、deck の下の、多分薄暗い穴倉のようなところを cockpit と呼んだのです


とは言え、coxwain の Wiki の説明にあるように、coxwain は、
the person in charge of a boat, particularly its navigation and steering.
つまり、操縦する役目を担っていたわけです。
従がって、彼が船を操縦するためにいる部屋を cockpit と呼ぶようになったわけです。

ボート競技で、一番後ろに座って、号令をかける係がいますね。あれは、日本語で「コックス」と呼んでます。
ここに言う coxwain のことですね。司令官ですね。
画像


話が前後しますが、cock のいるとこを、なぜ pit (穴)と呼んだか、ということです。薄暗い穴倉のようなところだから、と推測しました。

そこで、私の、多分正しい推測ですが、
船の起源は丸太です。
最初はそれに馬乗りになって櫂のようなもので漕いでいましたが、
やがて、丸太に穴を開け、その中に座って櫂で漕ぐようになったわけです。今のカヌーの感じですね。
画像


先の coxswain の Wiki に、
The etymology of the word gives a literal meaning of "boat servant" since it comes from cock, a cockboat or other small vessel kept aboard a ship, ...
だから、そういう boat の操縦席を cockpit と呼んだのです。

となると、1930年代に、言ってみれば「丸太」のような胴体を持った飛行機ができて、そこに「穴」を開けて操縦席を作ったときに、それを cockpit と名付けたのは、「ものしり」としてはまったくうなづけますね。

もともと、飛行機に関する用語の多くが航海の用語を借用しています。すぐ思いつくだけでも
Airport, captain, pilot, crew, cabin, cargo, liner, cruise, navigate, deck
だから、cockpit もすぐ借用したわけです。

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