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zoom RSS 英語学習工学は、世界の大勢。Language, Learning, Technology

<<   作成日時 : 2017/08/07 20:51   >>

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「英語脳」があるともないとも、科学的根拠がないのに、「英語脳」養殖、とはいかに、と思われるでしょう。
そこが、英語学習工学たるゆえんです。最初に「宣言」したように、「工学」の目指すところは、結果です。
「工学」というと「工学部」を連想されると困りますが、ここに言う「工学」は、technology です。
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「医学」というと、科学と思う人が多いですが、先にも指摘したように「医学部」には、臨床部門と基礎科学部門があって、
基礎科学は「科学」ですが、臨床は「工学」、つまり、technology です。
Technology としての「臨床」が目指すところは、病気を治すことです。そのためには科学的根拠があいまいな場合でも、やってみて効果があれば使います。

Technology としての「英語学習工学」の目指すところは英語という言語を習得(本当は獲得ー違いは後程)したい人ならだれでも習得(獲得)できるようにすることです。
そのためなら、手段を選ばないのです。
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植村論文や、その他の英語脳推進論者も主張するように、英語を習得(獲得)にさいしては、日本語の介在を極力さけて、言ってみれば英語オンリー、英語漬けの状態にしなければなりません。「英語脳」ということばが流行る以前は、今使ったような「英語漬け」とか、今すぐ思いつきませんが、そういうような言い回しが使われていました。
しかし、「英語脳」「日本語脳」ということばを使うと、英語を習得(獲得)するには、「日本語脳」が出しゃばるのを妨げて、「英語脳」だけが働くようにしなければ、とか、皆さんの頭にはまだ「英語脳」が出来てないので、英語を習得(獲得)するには、まず、それを作らなければ、と言うと、英語学習者にとっては、目的(目標)が明確になり、英語がちょこっとできるようなったら、「英語脳」が出来てきましたね、と褒めれば、これで英語ができるようになるんだ、と励みになります。そういう自己暗示にかける効果もあります。
これは、科学的に証明されていることですが、何事にせよ、成功する人は、自己暗示力が強いそうです。嘘だと思う人は、"自己暗示" で google して、出てきたサイトを読んでみてください。

1970年代に、日本各地に「英語教育学会」が誕生し、それを統一した「全国英語教育学会」というのもあります。「大学英語教育学会」というのもあります。毎年大会を開いて「隆盛」を誇っています。しかし、日本の学校英語教育は、全然よくなっていません。英語のできない中高生、大学生を輩出しています。できないだけでなく、英語嫌いを大量に生み出しています。
その「英語教育学会」が誕生した時、設立者の大学の先生たちは、「科学としての英語教育」を高らかに謳いました。
当時こんなことがありました。1970年に中部地区英語教育学会が設立された時、設立総会のシンポジュウムで、私が「英語教育学成立の可能性」と題して話しました。
その時、私自身の頭にあったのは、科学としての英語教育学ではなく、technology の学としての英語教育学でした。
しかし、英語教育学は、そういう方向へは向かず、ひたすら科学を目指す方向に進んでいきました。
そして、こんなことがありました。
中部地区英語教育学会第4回大会で、私が提案した「英語教育学の発展を阻むもの」と題するシンポジュウムで、私が講師の一人として、英語教育学は、how の学であって、いろいろな分野の findings を活用する profession の「学」であると、提案した時、フロアーから、当時学会副会長であったS教授が、「藤掛さんの言われる英語教育学は、英語教育工学であって、科学としての英語教育学ではないではないか」と反論された。シンポジュウムの他の講師の中のひとり、後に会長にもなったA教授もS教授に賛同した意見を述べられた。
http://76871734.at.webry.info/201005/article_22.html
そこで、私は言いました。そうです。私の英語教育学は科学ではなくて、工学です。そういう人がいては、中部英語教育学会としては困る、というなら、私ひとりで、英語教育工学会を作ります、というようなことを言ったおぼえです。
また、こんなこともあります。外国語メディア学会というのがあります。通称 LET です。Language and Educational Technology です。
そうなら、言語教育工学会とすべきでしょう。なぜ、そうなったか。設立当時に会長だった A 教授によると、「工学」というと、英語の先生たちから反感を買うから、という話です。

それくらい、日本の英語教育学者(と称する人)は、工学アレルギーなのです。いわんや、「教育学者」ですから、「学習工学」などもってのほかです。
そういう人たちが、私が「英語脳」養殖などと言うと、何を非科学的なことを言っているか、と言いかねないので、
これ以上くどくは言いませんが、私の「科学的」立ち位置を明らかにしておきたかったのです。
なお、「英語学習工学」というのは、昨日今日、急に思いついたのではなく、2013年3月21日から、連続してブログに書いています。
各タイトルと URL を紹介しておきます。

「学習工学」は、engineering。その意味は?

http://76871734.at.webry.info/201303/article_21.html
Technology のもとは、「大工」。
http://76871734.at.webry.info/201303/article_22.html
engineering と technology の違い。とりあえず。
http://76871734.at.webry.info/201303/article_23.html
漢語 「学習工学」を廃し、国際語 Learning Technology に。
http://76871734.at.webry.info/201303/article_24.html
「生涯教育」から「生涯学習」へ。その意味するところ。
http://76871734.at.webry.info/201303/article_25.html
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そういう事情で前置きが長くなりましたが、次回から「英語脳」養殖の話に入ります。(そのつもりです。)

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