Thank you, Jobs san.

 Steve Jobs が、10月6日に亡くなってから、はや2週間以上立ちました。今日は(現地は19日)Apple 本社で、Jobs 氏追悼式が行われ、 社員数千人が参加したと報道されています。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4856087.html
 Apple が、Jobs 氏へのおくやみを受け付けるサイトを開いたところ、世界中から、100万通を越える message が寄せられ、今日現在も、続々と、時々刻々 Jobs 氏の死を悼み、彼の業績をたたえる message が後を絶たず寄せられています。
 Apple は、それらの message を下記サイトで公開しています。
http://www.apple.com/stevejobs/
 このサイトの冒頭を c&p します。
 Over a million people from all over the world have shared their memories, thoughts, and feelings about Steve. One thing they all have in common ― from personal friends to colleagues to owners of Apple products ― is how they’ve been touched by his passion and creativity. You can view some of these messages below.
And share your own at rememberingsteve@apple.com

 皆さんも、このサイト訪れてみたらどうですか。20分くらい、二回にわたって、流れる message を読んでいましたが、その間に日本からの message がありませんでした。せめて私なりに日本から、一矢報いようと?message を送りました。
 Thank you, Jobs-san.
 You helped so many Japanese, young and old, cross the digital divide, which was so wide and deep till Apple products appeared on the market.
You are missed so much by so many Japanese on this side of the Pacific Ocean. Thank you again, many, many times.
S. Fujikake


そうなんです。Jobs さんこそ、wide & deep の digital divide を埋めてくれて、老いも若きも、digital device を何の苦もなく使えるようにしてくれた「張本人」?です。
 ざっと思い出しましょう。Keyboard で複雑な操作をしなくても、GUI (Graphic User Interface) で、mouse を click するだけで、computer を使えるようにしてくれたのは、Jobs さんでした。
 True type font を、Microsoft と共同開発して、誰もが、簡単に何種類もの、いろいろな size の font を使えるようにしてくれたのも Jobs さん でした。
 何よりも、しゃれた design の製品で、computer を「美しい」ものに変えたのも、Jobs さんでした。これは、その後の製品にずーと受け継がれています。
 「美しい」ものが、digital divide の向こう側に shine しているので、こちら側でためらっていた人たちも、その「美しい」もの欲しさに、思い切ってdivide を飛び越えたのです。
"Steve Jobs: fashion inspiration" と題する、ある fashion designer によるサイトは、industrial design における Jobs 氏の功績を讃えています。
http://www.ft.com/intl/cms/s/2/b36c6690-f336-11e0-8383-00144feab49a.html#axzz1bETJgxIf
 i-pod を思いつき?音楽業界との tough negotition によって、一曲単位で、楽曲を download でき、どこでも聴けるようにしたのも Jobs さんでした。高い CD を買っても、聴きたい曲は、一曲か2曲です。
 i-pod によって、CD の売上は減り、「レコード店」が廃業に追い込まれました。SONY の Walkman は時代遅れになり、SONY の衰退が始まりました。Jobs 氏のせいですが、誰も彼を恨んではいないようです。いるかな?
 それまで、銀行の CD (Cash Dispencer) くらいしかなじみのなかった touch screen を、i-phone で採用し、mouse も keyboard もなしえ、人間の指で、一種の computer である smart phone を使えるようにしたのも Jobs さんでした。
 道具を上手に使うことを、英語で manupulate といいますが、これは、もともと「手を使う」という意味です。人間は、自分の手で、道具を扱えると、達成感というか、満足感というか、安心感というか、そういう感じを持つでしょう。そういうことをよく知っていたのは、Jobs さんでした。
 彼は、会議の間中もいつも、指先を、いろいろ動かしていたそうです。凡人たちは、銀行の CD の touch screen を見て、ただ押すことだけしか思いつきませんが、Jobs さんは、全て forefinger (一部 thumbも使います) で、tap, double tap, flick, long tap, drag, scroll, pinch in, pinch out という smart phone screen を 文字通り manupulate する方法を作り出しました。なんという genius でしょう。
 と、ここまで、全部 Jobs 氏が、発明したかのように書きましたが、実は、そうではないですね。彼より前に、これらの技術を使っていたメーカーはいろいろあります。それなのに、なぜ、Apple だけが、それらの技術を自社製品に採用して、普及させるのに成功したのでしょうか。
 今日の日経電子版に「なぜアップルだけが勝者になれたのか」という記事が、私にとっては、good timing で出ました。それによると、Jobs 氏がとことん細部にこだわって、製品の完成度を高めたからだそうです。"God resides in details." (神は細部に宿り給う。)なのです。
 Jobs さんが、digital divide を埋めてくれた努力や、なぜ、彼は埋めることができたか、について、まだまだ、書く事がありますが、どうやら、皆さんの滞留限度が近いようです。続きは明日に。

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