英語演奏の読書は、Kindle で。

  それでもやっぱりパソコンがあった方がいい、という話を昨日からしています。いろいろ理屈を並べていますが、あまり説得力がないな、と自分でも感じています。そういう「深層心理」(というほど大げさなものではないですが)あったので、sudden death 的な終わり方をしました。
 で、その「深層心理」に何があるか、なんとなく浮かび上がってきたので、今日はその話です。
 ことは、やはり、「英語演奏」です。中でも、英語で書かれたものを読む、ことです。
 「電子書籍」というものが出てきて、Kindle などの ebook reader が出てくるまでは、少なくとも現代に生きているわれわれは、本を読むといえば、紙に印刷され、閉じられたものをページをめくりながら読む、ということでした。
 その場合、あまりにも当たり前なので、「深層心理」になってしまっているのは、本と目線の位置関係です。
 これは、以前にも指摘していますが、学校の教室で指名されて立って教科書を読むときや、特に既婚男性が朝ごはんの時に朝刊を読む場合以外は、読むべきものは、水平に近い状態において、それを上のほうからの目線で読みます。
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 「電子書籍」がポピュラーになる前から、PC 上で、digital text を読む機会も増えました。その場合は、その text は、display に表示されます。その display は、desktop 上に垂直に近い形でおかれています。少し、斜めに傾いているのが普通です。
 PC の display で短い文章を読む場合は、そのまま読む人が多いでしょうが、長くなると紙に印刷して読む人が多いようです。特に、printer が安くなって簡単に印刷できるようになってからは。年賀状を、特に宛名を、 PC で印刷できるようになってからは、PC を持っている人なら誰でも printer を持つ状態になっています。
  数年使っていた Epson 101 X という printer が不調になったので、先週水曜日に、後継機の404A に買い換えたら、5870円でした。本体は安くなっても ink が高いのが問題ですが。
  それはさておき。
  楽天が、電子書籍リーダー Kobo を売り出しました。その時、青空文庫のいくつかの作品を最初から入れて発売しました。縦書きです。
  別にありがたがる話ではないです。
  青空文庫は、今まででも PC 上で free で読めました。Display 上では、横書きです。それをそのまま読めばいいのですが、夏目漱石や島崎藤村などの長編を PC 上で読む人は少なかったようです。横書きだから、というかもしれませんが、text 文書で download して、Word などに呼び込み、縦書きに変換することができます。
  それでも、やはり、PC で読む人は、少なかったようです。要するに、長い文章をタテにおいた display で、目線を向い合わせて読むのに、われわれはなれてないのです。
  実は、私は晩年の母親のために、青空文庫の名作をいくつか、縦書きに直し、また、文字を大きくして、A4用紙を横にして、縦書きに印刷してました。母親が無くなった後は、叔母が喜んで読んでました。
  どうも私の話は回りくどいですね。反省します。
  要は、人は、本に限らず、文字を読むときは、手のひらにおいて、水平の状態で読むように条件付けられている、と言いたいのです。
  で、またちょっと回りくどくなりますが(反省してないですね)、smartphone やケータイでメールや blog など text を読むときは、自然に、本のように水平状態で読んでいます。ところが動画を見るときになると、タテにしてみている人が多いように思いますが、どうですか。気がついたら私はそうしてました。要するに TV を水平状態において上からの目線で見る人はいませんからね。
 だから、くどくなりますが、本を読むときは、手のひらに持って上からの目線で見るのが、われわれの癖なのです。 
 そして、もうひとつ問題なのは、PC でも、smartphone/tablet でも、display は、backlit と呼ばれる方式で、背面から光をだして、文字や画像を浮き上がらせるものです。TV 同じと思えばいいでしょう。詳しくは Wiki で。日本語版もあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Backlight
 一方、紙に印刷された文字を読む場合は、光の反射光で読んでいます。人間は、ずーとこうして読んできて、backlit で文字を読むことには、慣れていません。だから、眼に悪いのです。そういうこともあってか、TV では、文字は最小限になっていますし、TV は、画像を見るためのもので、文字を読むためのものではないですね。
 そこへ、画像を見るためより、むしろ、文字で情報を与える PC が出てきて、その後に、 smartphone/tablet が出てきましたが、display は、いずれも backlit です。ということは、暗いところでも見えるということです。
 しかし、これで文字を読むのは眼によくない。眼が疲れやすいわけです。短い文なら我慢できますが、長い文章、いわんや本一冊など、backlit の display で読むのは、人は本能的に「身(眼)の危険」を感じて避けます。
 そこで、出てきたのが Kindle なのです。これは、暗いところでは読めません。なぜなら、backlit でないからです。Kindle の display には、epaper と eink とが使われています。epaper に eink で print されている、と思えばいいでしょう。これは、紙の本を読むのと同じ感覚です。眼にやさしいのです。
  これには、下記サイトが、とても参考になります。
http://techwave.jp/archives/51499535.html
http://www.eink.com/display_products_pearl.html
http://en.wikipedia.org/wiki/E_Ink
http://en.wikipedia.org/wiki/Electronic_paper
 そこで肝心な話です。高齢者が、孫たちに、カッコよく英語を読んでいるのを見せびらかすのに、backlit の 7 inch tablet を使っていては、たださえかすんでくる眼によくないのです。ここは、tablet に加えて、もうひとつ Kindle を持つべきだ、というのが私の考えです。高いものならともかく、現時点で Amazon.com から買えば、航空便の送料込みで、1万円でお釣りが来ます。消費税かかりませんし。日本で発売されると、いくらになりでしょうか。
  で、回りくどくなりましたが、Kindle で英文を読むのに、大いに役立つのが、Chrome 専用 application の Send to Kindle なのです。このことについては、もうひとつの blog 「徒然草私家版」に My Kindle Life series で書いてます。
http://tsurezure-sf.blogspot.com
 そちらを読んでいただくといいのですが、明日改めて、このブログでも、かいつまんで紹介したいと思っています。
 というわけで、Kindle で、「英語演奏」するためには、Send to Kindle が、言ってみれば、violin の弓 bow、dram の sticks のようなものだ、といわけです。その「弓」を動かすには、Chrome が要って、Chrome を使うには PC が要る、という回りまわった話でした。
 具体的な話は明日に。

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