Peer learning 再訪。それは、peers から始まった。

 今日は、予告通り peer learning の話です。
 実は、peer learnig については、昨2012年7月4日から、数回にわたって、かなり詳しくかいています。 
 最初は、
Peer Learning の時代です
http://76871734.at.webry.info/201207/article_4.html
 三回目の
「氏より育ち」、だから、peers?
http://76871734.at.webry.info/201207/article_6.html
 では、peer learning という concept の成り立ちについて書いています。
 Wiki にも peer learning があります。
 http://en.wikipedia.org/wiki/Peer_learning
 これについては、後程紹介しますが、私の blog entries のほうがわかりやすいです。日本語で書いてありますから。もっとも英語がいっぱい混じってますが。
 同じことを書くのは、嫌いですから、今日は、別の approach をします。
 まずは、どもそも peers とは、何ぞや、からです。
 Peer は、簡単な、ありふれた感じのたんごです。が、私の記憶では、中学校で英語を習い始めてから、大学の英文科でも、この単語にであった覚えがありません。みなさんどうですか。
 私が、この単語によく出会うようになったのは、社会学の英語の文献を読み始めてからです。
 Online Etymology Dictionary で調べてみました。
.1300, "an equal in rank or status" (early 13c. in Anglo-Latin), from Anglo-French peir, Old French per (10c.), from Latin par "equal" (see par (n.)). Sense of "a noble" (late 14c.) is from Charlemagne's Twelve Peers in the old romances, who, like the Arthurian knights of the Round Table, originally were so called because all were equal.
Sociological sense of "one of the same age group or social set" is from 1944.
Peer review attested by 1970. Peer pressure is first recorded 1971
.

肝心なのは、最後の2行です。
社会学で使われ始めたのは、1944 年で、peer review/peer pressure のような現代的用法は、1970年以降です。ということは、私がこの単語によく出会うようになったのもそれ以降のことです。
 よく出会った覚えは、peer 単独でなく、peer group のフレーズででした。
 Wiki の英語版には、詳しい記事があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Peer_group
 ところが、日本語版は、というと、
画像

 日本の社会学や心理学 (特に発達心理学) では、この用語は根付いていないようです。(だから、peer group に基づく peer learning も根付かない。日本語版の Wiki もない。)
 日本の社会学や心理学では、peer group に代わる 「ギャング集団」 を使っています。このことばは聞いたことのある人も多いでしょう。特に大学時代教職科目を取った人は。
 忘れた人や、聞いたことのないひとは、下記サイトの説明がわかりやすいです。
http://www.sehimiry.com/hayashisensei2/zuihitsu81.html
画像

 少し c&p します。
 それまではどちらかというと、友だちを特定せず、だれとでも遊べた子どもでも、少年少女期へ入ると、気のあった、仲間を選ぶようになる。そしてその仲間と、好んで遊ぶようになる。
 特定の集団をつくって遊ぶことから、この時代を、心理学の世界では「ギャング集団」、あるいは「ギャングエイジ」と呼ぶ。

 どうやら 「ギャング集団」「ギャングエイジ」は、日本の学界独自のもののようです。
 英語で、gang group、gang age を google しても、前者は、「シカゴのギャング」のような、いわゆるギャングしか出てきませんし、後者は、ひとつだけ、次にものが hit しただけでした。
 The Gang Age, A Study of The Preadolescent Boy and His Recreational Needs. By Paul Hanly Furfey, Ph. D., Instructor in Sociology in the Catholic University of America. (New York, etc.: The Macmillan Company, 1926.)
 1926年ですから、昔むかし、私の生まれる前の話です。
 ということで、英語世界では、少年少女期の仲間を peer group と呼ぶようになったのです。

 このもっぱら、学校外の、放課後の仲間 peers を、教室内にも作り、その peers の学習活動を
peer learning と呼んだのです。
  それがmどういうものか、どういう意味を持つものか、要点を Wiki から c&p します。

"Peer learning is an educational practice
in which
students interact with other students to attain educational goals."
In this context,
it can be compared to the practices that go by the name cooperative learning.
However, other contemporary views on peer learning relax the constraints,
and
position peer or peer-to-peer learning as
a mode of "learning for everyone, by everyone, about almost anything."
Whether it takes place in a formal or informal learning context,
peer learning manifests aspects of self-organization
that are mostly absent from pedagogical models of teaching and learning.

http://en.wikipedia.org/wiki/Peer_learning

赤文字にしたところが、ミソです。
これだけでは、まだ説明が足りませんが、今日のところは、先に紹介した、私の blog entries で補っていただいて、この続きは、明日にします。
ここで、中断してはm「片手落ち」 と言われれかもしれませんが、まだ 「左片手」 typing ですから、仕方ないですね。

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