Peer Learning。その「さわり」。SF流解説付き。

今日は、peer learning について、もっと突っ込みます。
 と、言っても、私が、突っ込むのでなく、突っ込んだ話を紹介します。それも、「さわり」 だけです。
 突っ込みたい人は、自分で突っ込んでください。
 ここが、ネット上の blog と、紙の論文や本と違うところです。
 紙の場合は、参考文献を紹介しても、読んでいる人は、それをその場で読めません。仕方ないから、書き手は、長々と引用して詳しく紹介しなければばりません。以前に書いたことも改めて書かなければなりません。
 結果として、他人の説の紹介や以前と同じことを繰り返し書いている、紙の本や論文・記事があふれていました。
 言うまでないことですが、ネット上の blog は、link を張っておけば、one click/tap away で、ネット上の、他の blog だけでなく、ebook もその場で読むことができます。
 ということなので、「さわり」 だけを紹介し、「さわる」 だけでは、物足らない人のためには、link を張っておきます。いつもしていることですが。
 Peer learning について、いままでのところもっとも核心をつき、且つ、うまく要点をまとめた blog は、例の Donald Clark さんです。2011年10月16日の post です。
7 compelling arguments for peer learning
http://donaldclarkplanb.blogspot.jp/2011/10/7-compelling-arguments-for-peer.html
その 7 compelling arguments のさわりを紹介します。
まずは、 Donald Clark さんは、
I’ve been smitten by peer learning.
Smite というのは、「やられた」 という感じです。
そして。
The idea is to encourage learners to learn from each other.
としたうえで、
Compelling arguments?
と、7っつのものを並べ始めます。
1. Powerful theoretical underpinning
Judith Harris’s wonderful The Nurture Assumption
理論的根拠として、私の entry でも画像入りで紹介した、この本を挙げています。
Wiki の項目にもなってます。
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Nurture_Assumption
Kindle edition があります。無料の sample を受け取れます。Amazon.co.jp にもあります。

2. Massively scalable
Peer learning may actually be better with large classes
教育界では、smaller class size を求める声が絶えませんが、better with larger class と言ってます。現実に、何万人という class の MOOC で、もっとも成功してます。
3. Learning by teaching is probably the most powerful way to learn
Unsurprisingly, to teach is to learn, as peer learning involves high-order, deep-processing activity.
Learners 同士教えあうことが、the most powerful way to learn です。Do you agree?
4. Encourages critical thinking
peer learning produces diversity of judgement.
少なくとも英米では、critical thinking が、学習だけでなく、すべての社会活動で、重視されています。WBC の内川の走塁は、critical thinking が、ちょっと欠けていた、という人もいるでしょうか。それとも、2塁ベース上に突っ立っていただけの井端の critical thinking を問題にする人もいるでしょか。今回の井端の活躍ぶりから、かれの critical thinking を問うことは、しにくいですねぇ。
 Critical thinking について、突っ込みたい人は、Wiki を。
http://en.wikipedia.org/wiki/Critical_thinking
 ただし、この日本語版 「批判的思考」 という訳語につられると、正しく理解することはできませんよ。
 参考までに、critical は、Webster によれば、
 an attempt at objective judging so as to determine both merits and faults
 ケチをつけるだけが、critical ではない、のです。
画像

5. Group bonding a side effect
In addition to enhanced social and communication skills, peer groups bond.
これは、説明を加えるまでもないでしょう。仲間の結束がつよくなる、のです。
6. Dramatic drops in drop-out rates
In all the case studies I saw, higher attendance and lower drop-out rates were claimed.
お互いに助け合いますから、そうなります。all the case studies でそうなっているそうです。
7. Higher attainment
reciprocal peer critiques also led to higher attainment.
 仲間同士で切磋琢磨しますから、より高いレヴェルのことが達成できます。

 こう並べてくると、いいことづくめのようです。
 が、世の中には、何事にもケチをつける人はいます。
 だから、
Problems?
 と、Clark さんは、問いかけます。
 Answers は、
 自分で読んでください。上記サイトで。
 
Conclusion
I’m really convinced that this moves us on.

 だそうです。
 
 ということで。今日は、私の Pocket の中から、peer learning について、the most precise & concise & compelling blog post の 「さわり」 を、SF 流解説を加えて、紹介しました。
 お後は、ご自分で、どうぞ。

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