まとめ: 正式教科 「英語」 を反転させるには-My Strategy

 英語を正式教科にするという方針を、自民党教育再生実行会議が打ち出し、文部科学省もその方向に動いています。世間では、賛否が渦巻いています。例によって、反対の学者が発言し、賛成の学者は黙し、母親は賛成。その様子、'英語正式教科' で、google すると、よくわかります。
 そうなるかならないか、いつなるか、わかりませんが、その時に備えておいても無駄ではないでしょう。
いつ来るかわからない次の大地震や津波よりは、確実のその時はくるでしょう。
 そんなことより、現実には、多くの市町村で、すでに英語は小学校の教室で、「教え」 られています。
 正式教科になっても、週一時間では、反対派にそれみたことか、と言われるような結果になることは、目にみえています。
 このブログでは、ここ何日かにわたって、週一時間でも、こんなことができる、という strategy を紹介してきたつもりですが、話があちこちしたし、全部通して読んでない人もいるでしょう。
 そこで、今日は、今までの話を、要領よく?細部はばっさり削って、要点をまとめてみようと思います。思い通りに行くか行かないか、指の運びに任せます。
 
 正式教科になると、教室で授業という形になりがちです。
 これを、「反転」 させます。Flipped classroom にするのです。
 Flipped classroom は、今まで教室でおこなっていたようなことは、homework にし、
教室では、授業はしない、
ということです。
 Flipped classroom を 「反転授業」 と訳すのは、だから、間違いです。
 英語の場合は、こうなります。
 今までの中高の英語の授業でやっていたようなことは、homework になる。
 これは、言ってみれば、英語という道具を手に入れるための学習
 Consumptive learning である。
 それを、全部 homework にし、
 Classroom では、そうやって、home で手に入れてきた、英語という道具を使う学習をする。 
 Productive learning である。
 Homework は、一人で行う individualized learning の形をとる。
Consumption の仕方はひとりひとり違う。早めし食いもいれば、遅めしの子もいる。大食いの子もいれば、少食の子もいる。要は、それぞれのペースで、consume する。
 Flipped classroom では、pair learning や peer learning による collaborative な productive learning が主体となる。
 「教える人」 としての teacher は、いなくてもよく、代わって、guide on the side の役割をする 「先生」 が要る。
 英語という道具を獲得するための individualized homework としては、今のところ、SF Modular System しかない。他にあったら、紹介してください。
 「反転」 した英語クラスでは、HP 作り、twitter など、英語を使う productive な学習活動を、pair/peer で行う。そして、GlobalSchoolNet が主催する CyberFair の各カテゴリーに手分けして参加する。
 参加するからには、Platinum Award を目指す。
 忘れてならないのは、Chromebook を使うということ。Tablet では、ダメ。
 こうして、世界の子供との network を築き、彼女・彼らと unite して、Global citizens になることを目指す。
 小学校の先生に、こんなことの guide 役が務まるか、とい疑うでしょう。中にはいるかもしれませんが、そうはいないでしょう。だから、ここでも、シルバー夢クラブのメンバーに活躍してもらいます。
 海外駐在経験のある人もいるでしょうし、ITC に詳しい人もいます。英語に堪能な人もいます。地域の子供たちのために、骨折ってもらいましょう。
 とまあ、まとめて見ればこういう strategy です。えらく簡単ですね。やればやれそうです。
 問題があるとすれば、「反転」 など、いままでしたことのないことをするので、とまどったり、逆らったりする、小学校教師が多い、ということでしょう。でも、「先生」 だったら、「先」 に 「生」 きる人だから、先駆けてやってみる人が出てくることを期待したいですね。私の研究室の出身者たち、どうですか。

 首長がやる気になれば、できることです。広い日本、どこかに一人はいるでしょう。
 実際にかって SF Modular System を採用してくださった、旧金山町の二人の K 町長と、K 教育長と S 教育長、旧巣南町の H 町長、旧萩原町の O 町長と教育長、町の子の教育に熱心で、英語とコンピューターが大事だといって、たっぷり予算をつけた首長さんがみえました。残念ながら、平成の大合併で、水は低きに流れてしまいました。あのまま続いていたら、この戦略を生かせたのに、と、ちょっと、というより、だいぶ残念ですね。
 どこかに、そういう首長がいることを夢見ていましょう。いつでも夢を、です。
 
 下に紹介するのは、その後、私の Pocket に入った記事です。参考にしてください。
How (And Why) To Flip Your Classroom
題名通りの内容です。
3 Reasons To Try Google Chromebooks In The Classroom
これもそうです。
What To Know About Google Play For Education
アメリカの classroom の iPad 支配を覆そうという Googleの strategy の話です。とにかく、もっと安く、小学生でも使えるようにする、という話です。
Chromebook Sales Expanding Despite Tablet-Leaning Market – ReadWrite
Tablet に代わって、Chromebook を普及させようという話です。

世界の教育の潮流は、このブログで紹介したように動いています。知らぬが仏では、困ります。
気のせいでなければいいですが、日本の英語教育学者と名乗る人、こういうこと知らない人が多いようです。Am I wrong?
ガラパゴスかな。

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