やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 誉めてやらねば、人は動かじ。

 NIE が奨励する3つの活動の中に、
読んだ結果について、ディベートを行う
 というのがあります。
 別に不思議の思う人もいないでしょうが、私に言わせれば、
なぜ、ディベート?
 Debate の語源は、de+batter で、batter は、beat という意味で、元々の意味は fight です。
要するに、ことばによる喧嘩です。
Weblio辞書では、
(相手を打ち負かそうと公式の場で)討論する
と定義しています。そもそも 「討論」 の 「討」 は、「敵討ち」 とか 「討伐」 とか 「討ち死に」 とか、物騒な意味ばかりです。
 新聞を読んで、なぜ、なぜ、相手を 「討」 たねば、ならないか、解せないのは、私だけかな。
で、私に言わせれば、
何も 「討論」 などしなくても
ブログを書いたらいいのに
と言いたいのです。
 Smartphone/tablet を持っていれば、昨日紹介したように、英語の新聞・雑誌が online で、選り取り見取り、タダで読めます。
 そういうのを、「話の種」 にして、blog を書いたらどう?
と言いたいのです。 Upper 2 の高校生なら書けます。
 ここで、ちょっと問題があります。
高校生に、blog を書かせるとして、それも、出来れば英語で書かせるとして、先生は、特に英語の先生は、
どのように指導したらよいか
ということです。
その前に、Upper 2 の生徒だけでいいのか、Lower 2 は、Middle 6 は、どうするのか、という声がそぞろ、ぞろぞろ聞こえそうですが、このことには、後ほど立ち入ります。

 それについて、参考になる Edudemic の blog があります。
How Blogging Can Help Reluctant Writers
 
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 この中で、生徒に blog を書かせるのに役立つ strategies が、5つ紹介されています。
残りの4っつについては、後ほど (多分明日) 集中的にとりあげるとして、今回は、そのうちの5番目のものを、
今日のテーマに即してとりあげます。
その5番目は、
What Can Teachers Do?
というものです。
その essence を、解説を加えながら、 c&p します。英語の先生なら読んでくださいよ。
One of the most important steps is to share your own enjoyment of writing and blogging.
まず、自分で blogging を楽しめ、ということです。(これが、最も難しいかも。)
なぜか、というと。
Kids love to emulate.
Kids は、真似をすることが好きです。英語では、高校生も、時に大学生も kids です。
If they see your enjoyment,
even the most reluctant writers are more apt to make an honest attempt.

先生が、喜んでやっていることなら、Kids は、自分もやってみようかな、と思うものです。
Seeing you write
and
knowing it’s something important to you
will have a greater impact than if you simply talk about it with them.

先生が、blog を書いて、それが、何か大事そうなことだと、わかれば、
ただ単に、blog を書いてみたら、と話すより、もっとインパクトがある、
というものです。

 学校の校長室を訪ねると、しばしば、次のような言葉が、額にいれて飾ってあるのを、見かけます。
あなたの学校の校長室や職員室にも飾ってありませんか。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
誉めてやらねば、人は動かじ。

山本五十六元帥の有名な言葉です。
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 高校生に英語の blog を書かせるには、先生の方も、英語で blog を書いて見せなければならないですが、小学生に、日本語で blog を書かせるなら、先生の方も、日本語で書けばいいです。もっとも英語で書けば、生徒も真似したがるかもしれませんが。

Blog など書いて何になる、という人には、残りの4っつの strategies が参考になります。それらは、明日紹介します。

 というわけで、すべての小中学生に、そして、高校生には英語で、blog を書かせるには、まずは、先生が、せっかく校長室に掲げてある山本五十六元帥にしたがって、自ら、blog を書くことを、勧めるのです。
とは、言っても、どうすれば blog が書けるか、なかなかとっつきにくい人も、先生に限らず、いるでしょうから、
明後日以降は、その話をする予定です。
 
 なぜ、まず、学校の先生を、と回りくどいことを言っているか、というと、
なかなか、blog を書こうとする人が、特に学校の先生に多いのは、小学校からの学校教育の 「作文教育」 や 「読書感想文」 が、災のもとになっている、と考えるからです。なぜ、そうか、詳しくは、その折に。

 実際に自分で blog を書いて、「やってみせ」、生徒が blog を書いてからの話ですが、
「誉めてやらねば、人はうごかじ」
 ちゃんと 「誉め方」 まで書いてあります。
Providing feedback is another crucial step you can take to make blogging both fun and inspirational.
Remember that feedback needs to be genuine,
because most children will be able to spot it if it’s not.

The best way to provide genuine feedback is to make it specific.
Telling a student that you like his or her work and that they are a good writer
will not be as effective as
informing a student that their sentence structure or research skills have improved.

Encouraging your class to write each day
is another effective way to motivate a love of writing.
Writing on a regular basis
will help your students develop ideas
and
also to understand the evolution of idea development.
Do not forget to leave enough time in the classroom to answer any questions that might arise.


 なかなか具体的に書いてあります。
実際に日本の教室でできるかどうかは、わかりませんが、
それでも、
Students can find blogging to be exciting,
and
they will use the valuable skills they learn throughout their lives.

となれば、そして、他の国の子供が、そうなれば、日本の子供も、こういうふうになるようにしなければ、
なんのための教育か、ということになりませんか。

NIE で、新聞を読ませて、「ディベートさせる」 せて、勝った負けた、とやるより、blog を書かせて、誉めたほうが、子供の成長にとって、教育効果、学習効果があることが、わかりましたか。 I hope.

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