アナログ人間は、アナクロ人間? 今の時代では。

 年の初めだから、ちょうどいい、と思って、年賀状とテクノロジーの話を、2回しました。
なぜ、この話をしたか、というと、すでに50年以上の歴史を持つ年賀はがきは、テクノロジーの進化と、それに付いて行く人、付いていけない人の、特の世代間の差を、あからさまに?反映しているからです。
 
 この話を更に突っ込むのに、ここでいう 「テクノロジー」 とは、どういうものかを、この時点で明らかにしておかねばなりません。
 単に 「テクノロジー」 と言えば、自動車のテクノロジー、原発のテクノロジー、金融テクノロジーなど、いろいろな分野のテクノロジーがあります。
 「年賀状のテクノロジー」 は、もっぱら、コンピューター、それも PC と、その周辺機器の、hard & software 両面のテクノロジーのことです。 それらは、主に、information processing や、communication tools に関わるテクノロジーです。 だから、上記他の分野のテクノロジーと区別して、それを、当初は Information Technology を呼び、それでは、長たらっしいので、IT と呼ぶようになりました。
 そのうち、IT は、communication にもかかわってくるので、Information Communication Technology と更に長くなり、これを縮めて ITC と呼ぶようになっています。
 日本語の中では、Information Technology とか、Information Communication Technology と英語を使う人は皆無で、情報技術とか、情報通信技術という訳語もありますが、政府の文書などでも、もっぱら、IT や、ITC が使われているのが現状です。
 であるならば、「年賀状とテクノロジー」 でなく、「年賀状と IT」 または、「年賀状と ITC」 というべきでしょう。
 だのになぜ、単に 「テクノロジー」 と言ったか、そして、これからも、そう言うか、です。
 
 確かに、IT も ICTも英語ですから、そうならば、アメリカの文書でも、IT や ICT が、長々しい Information Technology や Information Communication Technology の代わりに使われてもよさそうなものです。
 が、私が、IT や ICT に関わる方面、特に、 education, それも、educational technology 分野のものを読んでいると、IT とか ICT が使われることはなく、もっぱら technology だけを使っています。
 ついでですが、 最近は、 education technology もよく使われています。 google すると、前者が2080000、後者が1250000。

 試しに、IT と ICT を、言語=日本語/地域=日本で google してみると、文章の中でも、よくつかわれていることがわかります。
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 これを、言語=英語/地域=アメリカ、という設定で google してみると、Wiki の項目はありますが、文中や普通に使われている様子はありません。
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 なぜそうか、というと、これは、私なりの考えですが、教育など、information や communication の分野で、technology といえば、先に挙げたような工学、医学、原子力の分野の technology のことでないことはわかりきっているので、単に technology というのです。
 それに、これこそ私なりに考えというのがありまあす。
 Technology (技術)には、
Developmental technology と user technology があります。
 工学、医学、原子力などの分野で technology と言えば、もっぱら developmental technology です。 開発者が、システムとか機器・道具を開発するための technology です。
 一方、教育とか、今の身近な例でいえば、年賀状作成の technology は、user のための technology です。
 Developmental technology は、その道の専門家が駆使するもので、素人にはわけの分からないものです。
 User technology は、バカチョンカメラとか、近く実用化されるという自動運転の車のように、その technology について何も知らない素人でも使えるものです。 というより、素人に使えるものでないと、user technology とはいえません。
 そして、user technology の進歩・進化というのは、より simpler なものになることです。
 ことは、逆説的に聞こえますが、user technology を simpler にするためには、その technology を生み出す、developmental technology は、higer & more complicated に進化・進歩しなければなりません。 ここで、進歩・進化と使い分けていますが、前者は今での延長上で、後者は、突然変異のようなものです。 iPod は、Walkman の進歩したものでしたが、iPhone は、computer の進化したもの、といえば、一応わかるでしょう。
 
 話が、少しこんぐらがって来ましたな。 割りきって、説明しなおします。
Information/communication 分野の technology は、user technology です。
Media (機器と言い換えても差し支えないでしょう)や、software/apps を、素人が使っても間違いなく、所期の目的を達せられるような、simple user technology のものでなければなりません。
 
 教育・学習の分野なら、小学生でも、場合によっては幼児でも使いこなせる technology でなければなりません。
 もっとも、幼児や小学生が、使いこなせても、先生や、より年配の校長先生が使えない、という現象が起こっています。 年賀状の宛名書きソフトが使いこなせないのは、校長世代の人、ということが、来る年賀状を見ているとわかります。
 
 なぜか、といえば、information/communication 分野の technology は、過去の technology が進歩したものより、過去のものとは、突然変異的に進化したものが多いので、過去のアナログ技術にどっぷり浸かっていた世代には、使いこなせないのです。 今日のタイトルにあるように、アナクロ人間には、進化した technology は、使いこなせない。 寅さんが、それを言っちゃおしまいだよ、とあの世で言っているので、明日は、おしまいにしない話にします。
 
 というところで、まだ、ごちゃごちゃしていますが、やっと、なぜ私が、年賀状とテクノロジーなどということについて、年の初めに書きだしたか、だんだんわかってきたでしょう。
 今日は、どんより曇って、うっとおしい日のせいか、論旨が乱れた文章になったようです。
書きなおすのも面倒なので、このまま upload します。
 読みなおして、明日もっと straight にします。
とりあえず、長さの節度を超えたので、これで打ち止め。
 ブログって、便利ですね。 Sudden stop も許されますから。 それも、明日があるから。 もっとも明日は読んでやらないぞ、という人もいるでしょうが。

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この記事へのコメント

通りすがり
2014年08月03日 10:14
Information Communication Technology の略なら、ITC じゃなく ICT では?

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