Web は、なくなってもいいのか? スマホ時代に。

 インターネットとウェブの違いについて、昨日の記事から、更に、今日は、もっぱら ウェブを理解するのに役立つ話を紹介します。
 このように紹介しています。 Web は、いつから始まったか。
How long it’s been around:
Since 1989, when Tim Berners-Lee and his colleagues at CERN launched the first webpages that connected to one another via hyperlinks.

当たり前ですが、インターネットが始まってから、数年以上たってからです。

 その時に、Web を browse するための browser を、WorldWideWeb と呼んだので、Web 自体が、browser であるとの、混乱が起こった、というようなことが書いてあります。 具体的にどういうはなしだったか、よくわかりませんが。
Confusingly, the first browser that Berners-Lee invented to use the World Wide Web was called WorldWideWeb.
とにかく、Berners-Lee さんたちは、その browser を、インターネット上に、hooked up し、世界中の人々が、web pages を作って 「数珠つなぎ」 にした、というのです。
Berners-Lee and his team hooked it up to the Internet so people across the world could make pages and link them up.
ここでまた、hook up という訳の分からない単語が使ってあります。 困りますね。
hook は、もともと 「釣り針」 のような形をした、モノを引っ掛けて吊るすものです。
画像

「釣り針」 のことは、特に fish hook と言います。
だから、この文の意味するところは、ウェブというものを、とりあえず、インターネットに 「引っ掛けた」 ということでしょう。
そしたら、他の人たちも引っかかってきた、という感じを出すのに、hook up を使ったのだ、と思います。
 この hook up、slang として、sexual な意味もありますよ。 興味ある人は、google してみたら。

 その当時、インターネットを使うのには、色々な方法がありました。 代表的なのは、FTP と Usenet でした。
At the time, there were lots of other ways to use the Internet, such as FTP and Usenet.
この二つについては、別に知らなくてもいいので、立ち入りません。
肝心なことは、
But the Web proved to be the easiest and most versatile, and it rapidly expanded into the behemoth we know today, encompassing billions upon billions of sites.
ということです。 behemoth というのは、
聖書「ヨブ記」に登場するカバに似た巨獣、
とことです。 Web が、馬鹿でかいものになったということです。
で、ここが大事なところです。
Without the Web, there would still be an Internet.
ですが、
However, as Andrew put it,
without the Web, the Internet “would probably look a lot like an iPhone home screen, with stand-alone applications for each thing we want to do.”


 iPhone home screen も Android smartphone screen も似たようなものです。
あそこにあるのは、web と関係ない stand-alone の applications だ、というのです。
 私達がしたいこと、一つ一つに対応したもので、互いに繋がっていない、というのです。
別にそれでも、構わないような気がするのですが。 どうやら、それが問題のようです。 どのように問題か、明日までに考えます。
で Web 上には何があるか、というと、
What's on it:
Every webpage that you can view through a web browser,
as well as the links between those pages.

何がないか、というと、
What’s not on it:
Lots of stuff. E-mail, smartphone apps, peer-to-peer file-sharing networks, instant messaging programs, FTP, and Usenet, for example.

なんかびっくりしませんか。 e-mail や いろいろな smartphone apps は、Web 上にない、
というのです。
つい最近、こんな news があります。
米Googleは20日、メールサービス 「Gmail」 の接続方法を常時 HTTPS にすると発表した。
Gmailはサービス開始当初から HTTPS をサポート、2010年からは HTTPS をデフォルトとしていた。
ということは、gmail は、web 上のサービスということになりますね。
他のメールサービスは、違うのでしょうか。 詳しい人教えてください。

こういう話を読むと、なるほど、
web=internet ではないな、
ということが、だんだんわかってきたでしょう。

そして、smartphone/tablet の apps は、web 上で動いてないものが多い、という意外な?事実を知ったわけです。
こういうことを知ると、先のエントリーで紹介した、「ウェブは死んだ」 という話が、現実味を帯びてきます。
果たして、そういう傾向に対して、「Web 生誕25周年」 に対して、web を創った Berners-Lee が、web を育てようと声明を発表したのです。
Smartphone/tablet 時代に web はなくてもいいのかどうか。 これは、考えてみなければならないことですね。
こういうことは、web とインターネットは同じものだ、と思っていると、考えも及びません。
これを機会に、お互い考えてみましょう。

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