国民全員が、「テクジョ」 「テク男」 にならなければならない時代。  

 昨日、日本の小学生が、英語を使って code writing ができるようになるのか、と悲観的な話をしました。
その一方、こんな話があります。
日本の若き学生エンジニアがMITを席捲! リクルートプログラミングコンテスト本戦レポ
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 この記事によると、
「リクルートプログラミングコンテスト」。 このコンテストは、リクルートホールディングスが 「日本の優秀な学生エンジニアが、世界レベルのエンジニアと触れ合う中でその実力を示し、世界レベルでのキャリアを歩んでいこうというインスピレーションを受けられるようなチャンスを提供していきたい。」 という思いで、リクルートの関連会社のアメリカIndeed社と共同開催したもの。 前回は日本で行われた予選の様子をお届けしましたが、その上位入賞者が挑戦したMIT(マサチューセッツ工科大学)でのアメリカ本戦ツアーに同行することができたので、レポートしますよ。
その結果。
上位20人のうち、(中略)なんと、20人中15人が日本勢!!! ちなみに、全参加者が137人、日本からの参加者は22人だったので、どれだけ日本勢のレベルが高かったのか、想像してもらえると思います。

 こういう記事を読むと、
日本の若者の将来を悲観することはないではないか、
と思うでしょう。
 私が悲観しているのは、そういうことではないのです。
読み書きという literacy は、だれでもできるでしょう。 それがないと、社会生活が送るのに、支障をきたすし、いろいろ不利になります。 ですから、すべての国民に、その力をつけるために、どの国の政府も、学校教育を義務教育にして、学校でその力をつけるようにしています。
そのおかげで、普通の国では、すべての国民が、日常生活に差し支えない範囲の読み書きはできるようになっています。
 その中で、特に読み書きの優れた人がいて、そういう人が、作家などの文筆業になり、あるいは学者になったりします。
 この MIT で、上位に入賞した若者たちは、言ってみれば、コンピューターの読み書きの 「作家」 にあたる専門家です。
 国民の識字率 (literacy) が低い国からもノーベル文学賞受賞者が出ています。

 昨日も指摘したように、21世紀の literacy は、日常語の読み書きに加えて、code writing ができることです。
日本の一部の若者が、プログラミングコンテストで、世界制覇をしたとしても、それは、日本の若者の code writing literacy が高いことにはならないのです。
 以前から、computer literacy ということが言われています。 そして、特に中学校レヴェルでのコンピューター学習の時間が増やされました。
 私に言わせれば、従来の computer literacy は、言ってみれば、「読み」 の方が重視され、code writing という 「書く」 方は、手薄、というか、手抜きしていたのです。
そもそも、昨日指摘したように、code writing には、英語の読み書き literacy が要ります。 日本のコンピューター技術者に、英語 literacy のある人が少ないように、技術職業科の教員で、英語 literacy のある人は、めったにいませんよ。 そういう教員に、英語を使わねばならない code writing が教えられるはずはないですよ。 言い過ぎだと思う人がいるでしょうが、現実をちゃんと見てみればわかることです。
 今の、というより、これからの、日本に必要なのは、日本語の literacy に加えて、英語の literacy も身につけ、それによって、code writing という literacy を付けなければ、ということです。
 国民全員が、「テクジョ」 「テク男」 にならなければいけないのです。
 
 なぜ、そんなことが必要か。 今日は、そこまで、一気に行く予定でしたが、今用意した資料を眺めてみると、結構盛りたくさんですので、明日にとっておきます。
 ということで、今日は、天気も悪いし、早めに切り上げます。
要点は、一部の若者が、コンピューター・プログラミングコンテストで、世界を制覇したから、といって、喜んでばかりおれない、ということです。
 これが、オリンピックなら、一部の若者がメダルを取れば、他の若者のそのスポーツのレヴェルが低くても、喜んでいればいいですよ。 なぜかといえば、そのスポーツができなくても、それで稼げないだけのことで、生活にも生きていく上でも差し支えないから。
 しかし、今までも、日本語 literacy がないと、生きていくのが不自由だったように、21世紀には、code writing literacy がないと、生きていく上に、いろいろ不利益がある、ということです。
 ですから、アメリカ、イギリス政府は、躍起になって、学校教育での code writing education に力を入れているのです。
 教育に力を入れている安倍さんに、その辺りの認識があるかどうか、たずねてみたいものです。
 首相官邸にメールしてみるかな。

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