「コピペ」 をするのは、ググればわかることを教える授業のせいでは?

 コピペは、「ググる」 ことを覚えた大学生が、レポートを書く際に、ネット上の記事や論文を copy し、それをそのまま paste することを 「コピペ」 と呼んで流行らした、そして、「コピペ」 すれば済むような、レポートの課題を出す大学教員も質が落ちたものだ、
 というようことを、昨日話しました。 What did you think? Was I right?

で、私がなんでそんなことを思ったか? まるっきり根拠のないことでもないのです。 今日は、その話です。

この前も、真の?copy & paste は、自分の考えが、全く 「独創」 でなく、同じようなことを考えている人がいますよ、という時に、その記事を (一部) を、c&p して、証拠?にするときに、するものだ、と書いています。

 今日も今日とて?その実践です。
こんな記事がありました。 東洋経済 ONLINE版です。
「英語の壁」を超える人、超えない人

斉藤淳氏 (J Prep斉藤塾代表、元イェール大学助教授) と、
斉藤氏と年代的にも近く、同じような時期にアメリカの大学から日本に戻ってきた経営学者の入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール准教授、元ニューヨーク州立大学バッファロー校助教授)との対談です。
 その内容は、もっぱら英語学習のことですが、その中に、引っかかる話がありました。

なぜ日本の院生は 「ググればわかること」 を聞くのか?
と題する節にあります。 お二人が、大学院留学時代に TA (Teaching Assistant) をやってた時の経験です。

入山:ティーチングの話にちょっと戻りますが、私のやっている経営学も、斉藤さんのやっていた政治学も、授業などではディスカッションをけっこうガチでやらないといけないですよね。 そのあたりは、板書をしていればとりあえずなんとかなる学問分野などとは、ちょっと違います。 アメリカの大学に行ったとき、そのあたりについてはどうお感じでしたか?
斉藤:そこは大学の教育のあり方全部にかかわってくると思うんですけど、日本の大学院生、大学生、中高生、小学生、みんな 「問いかけ」 を発するのが下手ですよね。
実は、僕が日本の大学に戻らなかった理由のひとつもそこにあります。 日本の学会の年次大会とかで研究報告をしても、ググれば一発で解決するような質問をする院生ばかりだという印象がありました。


この話、なんか気になりませんか。 特に、日本の大学で学んだり、教えている人には。

そして、こんなことも言っています。
斉藤:僕自身、自分の中高生時代を振り返ってみても、あまりいい教育を受けたような気がしないんですよ。 大学生の頃にカリフォルニア大学サンディエゴ校に留学して、初めて、「ああ、これが学びの場か」 と思うような経験をしました。

カリフォルニア大学サンディエゴ校 (UCSD) とは、懐かしいですね。 (個人的な話です)

 ここで、 「自分の中高生時代を振り返ってみても、あまりいい教育を受けたような気がしない」
と言っているのは、ご本人は、はっきり言ってませんが、私の推測では、そして、私自身の経験で言っても、
「ググれば」 は、わかるようなことばかりを教えてもらっていた
ということです。
更に言えば、学校の定期試験でも、入試でも、「ググれば」 は、わかるようなことが、問題になっていて、そういうことをおぼえているかどうか、が試されました。
そして、先の発言にあった
「授業などではディスカッションをけっこうガチでやらないといけない」
という授業は、アメリカでは (何もアメリカがいいというわけではないですが)、高校、それ以前の小中学校でも行われています。
そして、斎藤氏は、高校生の時に、UCSDに留学して、
初めて、<ああ、これが学びの場か> と思うような経験をしました」
のです。
だから、そこでは、「ググれば」 わかるような課題の 「レポート」 や試験を課されることはなかったのでしょう。
また、TA をしていて、「ググれば」 わかるような質問を受けることもなかったのでしょう。

そこで、言いたいことは、
何も日本の大学や学校教育が悪い、
というのでなく、
その実情としては、「ググれば」 わかるような授業をしているから、「ググれば」 わかるような、レポートの課題を出すので、
いざ、レポートを書く段になったら、そういう知恵?は、教員より発達している学生は、盛んに 「ググって」、それをそのままコピペするようになった、
というのが、私の説ですが、What do you think?
だから、
そんなレポートの課題を出すほうが悪い、

そうではなくて、「ググっても」 答えが出てこないような、課題を出したら、どうでしょうか。
一応 「ググれば」、関係ありそうな記事やブログが出てきます。 しかし、そっくりそのまま課題に答えるようなものはないでしょう。 いずれも、「帯に短し、たすきに長し」?です。
そうなると、こっちからすこし、あっちからすこし、と取ってきて、自分の文章として、まとめなければなりません。
その際に、前もって、人の文章を、たとえ一部でも引用するときは、ちゃんと出典を明記すべしと、厳しく言いつけておくのです。

SF 流のように、「引用」 (c&p) した部分は、青色とか、地の文と色を変えるように指定するといいですよ。
c&p ばかりしていたら、真っ青な文章になってしまいます。 いくら不真面目な学生でも、真っ青な文章を見れば、真っ青になりますよ。
 
というのが、今日のオチでした。
 どうですか。 今日のエントリー。 程々の青さですね。 「コピペ」 でなく、 c&p しているからです。
明日は、改めて、「コピペ」 でない、真っ青にならない c&p の文章を書くには、どうしたらよいか、お話しします。
その話、先のエントリーにあった curation と関係あります。 興味ある人は、
キュレーターがネット世界で必要になった
「キュレーターには、誰でもなれる?
ブログは、「書く」のでなく、キュレーションで。
を読んでみてください。

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