英語の教科書は 「電子教科書」 にして、スマホの Kindle アプリで勉強。 辞書も音声もついて。

 「全ての小中学生がデジタル教科書を持つという環境を実現するため、私たちが呼びかけ人となって、下記のとおりコンソーシアム「デジタル教科書教材協議会」を設立し、課題整理、政策提言、ハード・ソフト開発、実証実験及び普及啓発を進めることと致しました。
政府(文部科学省、総務省等)とも連携して活動を進めて参ります。
 という趣旨のもとに、「デジタル教科書教材協議会」 が、2010年7月に設立されてから、もう4年経ちました。 その間、どのような活動をしてきて、現在どのようになっているか、どのような人や組織・団体・企業が関わっているか、協議会のサイトへ行ってみてください。

 この協議会が発足した頃は、まだ smartphone は、高校生の間では、普及していませんでした。
各種調査で、特に高校生には、100%の普及する勢いになっている現在、特に、高校英語教科書については、こんなことを考えてみたら、というのが、今日の話です。
 ややこしい話は、さておいて、簡単に結論的な話をします。
 
 小中の教科書と違って、高校教科書は、学校ごとの採択です。
 
 高校英語教科書を、現在紙の形で出版している教科書会社は、それの デジタル版を作って Web 上に公開します。
その時、紙の教科書のままでなく、multimedia の内容を付け加えてもいいでしょう。
 私の経験では、multimedia textbook を作るのは、金もかかるし、手間もかかります。 専門家の人手も要ります。 そうすると製造コストがかさみますから、売値も高くなります。
 そこで、とりあえずずは、紙の教科書の中身を digital 化するだけにすればいいのです。 要するに、電子書籍と同じ要領です。 わざわざ 「デジタル教科書」 と読んで、multimedia を連想させるよち、ことは同じことですが 「電子教科書」 と呼べば、すでにそのことばが普及している 「電子書籍」 を連想して、ああいうものか、ととっつきやすくなります。
 
 それを、英語教科書出版各社が web 上に公開するのです。 Web 上にあれば、このところ紹介しているように、
”Send to Kindle” や ”Push to Kindle" アプリで、高校生のスマホに download し、Kindle アプリで読むことができます。 辞書つきということは、昨日も紹介しました。
 
 また、Web 上のテキストは、 Google の TTS (Text to Soound) や、SoundGecko という無料アプリで、テキスト人口合成英語で読み上げることもできます。
画像

画像
私が両方使って見た感じでは、今のところは、自然な感じや使いやすさで、SoundGecko に軍配を挙げます。
 が、何度も聞いていると、やっぱりにせもの?は、飽きてきます。 やっぱり、ナマの人間の声の方がいいです。

 そこで、英語教科書会社は、教科書に CD などで、本文を、人間が録音した音声をサービスでつけているのを、これも Web 上でダウンロードできるようにしておきます。

 そうすると、どういうことができるか、というと。
Android 系スマホの場合は、まずテキスト本文を読み上げる音声ファイルを立ち上げます。 その場合、repeat 再生の設定にしておきます。 なぜかは、分かるでしょう。
 そのままの状態で、Kindle アプリを立ち上げ (icon を tap するだけですが)、「電子英語教科書」 のその部分をひらきます。 時差があるので、音声再生部分は先に行ってしまっていますが、repeat 再生の設定にしてあれば、また、最初か再生してくれるので、じっくり聴くことができます。
 音声ファイルを立ち上げたままで、他のファイルを開いたり、他ごと?をすることは、Android スマホやタブレットでは、何となくできてしまいますが、iPhone ではできない、ということです。 もし、できるなら、どうしたらよいか、知っている人教えて下さい。 あまりややこしい手続きがいるのはだめですよ。
 これが出来ると便利ですよ。 私は英語の歌を聞く時、別のサイトで、歌詞を見ながら聞いています。 高校生もこういうことをすれば、英語の勉強になります。
 
 こういうことをすれば、わざわざ 「デジタル教科書」 などつくらなくても、今作っている紙の教科書をデジタル化するだけのことです。 紙の本を印刷・製本し、見本を持って、営業マンが各学校をまわるより、ウェブ上に公開されていれば、高校の英語教員は比較検討して、自分の学校にもっとも適したものを選べます。
 ウェブ上に公開すると、タダになってしまう、と心配するかもしれませんが、そんなこと、「課金」 システムを設定しておけば、学校ごとに、download の数だけ 「課金」 することは、簡単なはずです。
 簡単なはずと、いうとのは、私はそういうことに疎いので、そう思うだけのことです。 現実に私は、ウェブ上で、「課金」 されたアプリを買っているので、簡単だろうな、と思っています。

 どうですか、この案は。 こういうことなら、何も 「デジタル教科書協議会」 を作って、延々4年間も、がやがややってなくても、すぐできませんかねぇ。 そうは、いかねぇ、という声が聞こえます。 なぜ、協議会には、印刷会社も入っています。
「電子教科書」 になると、印刷会社や製紙会社は、困ります。 学習参考書会社もこまるかな。
 要は、この協議会には、そういう既得権のある企業が、メンバーとして、多数参加しているので、ことがさっぱり進まない、というのが、私の考えです。 Am I wrong?
Retired professor は、気楽なことが言えていいですね。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック