「家」 の中の 「場所」 を表すには。 in か at か。 front/back は、どの部分か。

今までのエントリーで取り上げてきた、英語場所の前置詞は、その後に、場所そのものを表す名詞がくるものでした。 ちょっとわかりにくい言い方ですが、この後の具体例ではっきりします。
 それらの場所の中で、場所の中の 「場所」 というか 「位置」 が問題になる場合があります。
Room の場合なら、「部屋の真ん中」 「部屋の片隅」、street のように、内部のないものでも、「通りの真ん中」 「通りの角」 と、通りの位置があります。 海のような大きなものでも 「海底」 「海面」 という 「場所」 があります。
 行列という 「場所」 でも、「行列の最後尾」 「最前列」 という 「位置」 があります。
山の場合は、「山の麓」 「山の斜面」 「山頂」 という 「場所」 があります。
 そういうものを、英語でどういうか、いきなり、前置詞を使うわけには行かないのです。 それぞれの位置を表す場所の名詞が要ります。
 つべこべ言わずに具体的な例で話を進めます。 先の room の例から始めましょう。
「部屋の真ん中」 なら、the center of the room
「部屋の隅」 なら、the corner of the room
そこに何な方ある場合、今 「そこに」 と 「に」 という助詞を使ったように、日本語の場合は、
「真ん中に」 「隅に」 と 「に」 をつければすみます。
英語の場合はどうするかです。
つべこべ言わずに結論を言えば、
in か at か、どちらかをつけるのです。 そんなこと今までやっていた、という人が多いでしょう。
問題は、in か at か、どちらを選ぶかです。
日本語的感覚では、 center は、「真ん中」 ですから、「中」 なら、
in the center of the room
がいいだろう。 「隅」 が in というのは、おかしいから、
at the corner of the room
になるだろう、と考えるでしょう。 Do you think so?
別に悩むことなく、迷わず google してみると、
in the center of the room 72,600,000
at the center of the room 64,100,000
in the corner of the room 2,020,000
at the corner of the room 24,800,000
やっぱり、勘は当たりましたね。 corner は、圧倒的 at です。

このように、迷った時は、すぐに迷わず google するクセをつけると、いちいち native speaker がどうのこうのと言うことないですね。

Room は、「家の中」 にあります。 単に 「家の中」 というなら、
The room is in the house.
ですが、こんなこと当たり前過ぎて言うまでもありません。
Room と 「家の中」 が、問題 (話題)になるのは、その room が家の中のどの位置にあるかです。
家の中の前の方というのは、通常は street に面した方で、後ろの方と言うのは、裏側の方にある場合です。
家の中の前の方でなく、家自体の前にある場合は in front of を使いました。
Room が、家の外になる、家の前にあることはありません。 Room が家の前の方にあるというのを、
The room is in front of the house.
と言ったら、日本で時にあるように、家の前に庭先に組み立て小屋のようなものを作った場合でしょう。
画像

room が家の前の方にある場合は、
in the front of the house 50,000,000
at the front of the house 48,300,000
になります。 ここでも、in か at が競り合っていますが、この差ならどちらでもいい感じですね。
それでは、room が、家の後ろの方にある場合はどうなるか、
in the back of the house 48,700,000
at the back of the house 46,700,000
こちらも、in がやや優勢です。

Room は、house の 「中」 にあるわけで、in/at the front of the house、in/at the back of the house
どちらも 「家の中」 のことと思っていると、
画像画像
家の外にあたる 「家の前」 の状況が、特に in the front に多いですね。
 これは、どういうことか、というと、英語で house という場合、日本語で 「家」 という場合にも当てはまりますが、house とか 「家」 は、特に my house 「我が家」 の場合は、単に建物だけでなく、その敷地全体が my house であり 「我が家」 と捉えているので、in/at the front of the house は、戸外の部分も house の front になるのです。
 ある webdictionary にこんな定義があります。
The front of a building is the part that faces the street or that has the building's main entrance.
 フェンスや塀に囲まれた house を目に浮かべればいいでしょう。通りから、門を通って入ったところの敷地が、もうfront of the house になります。 だから、
There is a large garden at the front of the house.
 と言えるのです。
 同じことが、in/at the back of the house にも当てはまります。
画像画像

左の at the back of the house を一見すると、レストランの厨房の場面がいくつかあります。 レストランでは、厨房は、at the back of the house にあって、食事をサーヴィスする room は、street に面した at the front of the house
にあるので、こういう画像が google されるのですね。
 欧米の house では、裏庭があるのが普通で、塀なので仕切られ、隣家とはきちんと区画されているので、the back of the house という感じがはっきりします。
 このように、場所は、場所でも、「場所の中の場所」 を表す場合は、in と at が、「場所争い」 をしていますが、どちらでもいい感じですね。 in the center と at the corner のように、感覚的に分かるのもありますし、目くじら立てることもないようです。
 明日は、乗り物の front と back の話です。

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