日本語の「目」はすごい「ものしり」。それに比べ英語の eye は?

 今日のタイトル、「日本人の <目>」でなくて、「日本語の<目>」です。
どういうことか、というと、「目」(め)を使った日本語の言い方を思いつくままにあげると、
どんどん出てきます。
目をかける、目につく、目をつける、目に触れる、目を盗む、
目が肥える、目が回る、目を皿にする、目を輝かす、目を覚ます、
目をくらます、目に物見せる、ひどい目に会う、弱り目に祟り目、
〜を尻目に、
目指す、目障り、目尻がさがる、目覚ましい、

目下、目上、目付け、目利き、
という言い方もあります。

漢語表現となると、
目前、刮目、耳目、衆目、着目、注目、
瞠目、眉目、名目、瞑目、面目、目分量

四字熟語では、
一目瞭然、岡目八目、夜目遠目、お目見得、お披露目、御目文字

日本語で 「目」を使った言い方で、英語の eye が出てくるのは、

目を配るkeep a watchful eye, keep one's eyes open
目を通す run one's eyes over
見る目がある have an eye for ~
くらいしか思いつかないのですが、英語の堪能な方、他にありますか。

試しに、google してみたら、

目に物見せる teach somebody a good lesson
目尻がさがる look happy
目障りan obstruction
目ざりな unsightly

これでは、「目」を使った言い方に比べて、「目もあてられない」感じです。
ちなみに、これも google してみたら、
be too terrible to look at
まさに、terrible です。

日本語の中では、「目」がこんなに活躍しているのに、
英語の中では、eye が 「目覚ましく」ないのは、なぜでしょう。
これも、google したら、
brilliant; splendid; striking; remarkable

生理学的には、ものを見るための同じ機能の器官でも、方や 「木の芽」(bud) の 「め」と共通する「意味」を持ち、「め」は、「飛び出した」ものというイメージを持つ日本人と、
eye は「穴」である、というイメージの英語圏の人とでは、「目」と eye の 「目立ち」方がちがうのでしょうか。
 もっとも、eye of a potato とは、「穴」ではないではなくて、bud の感じです。でも、やっぱりへこんだところですね。あれをなぜ、eye と思うか、不思議です。
画像

 認知言語学は、こういうことは研究してないですか。
 今日は、「ものしり帖」ならぬ 「ものしらず帖」になりました。

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