「顔つき」 は、文字で読んでいても、どういう 「顔」 かわからない。 一見に如かず。

 昨日の話では、日本語では、「顔」 が盛んに 「顔を出す」 のに、英語の face は、なかなか出番がない、ということでした。
 「顔を潰す」 と、その反対の 「顔を立てる」 では、英語で face が 「顔」 をだします。
「潰す」 ほうは、lose face で、google すると、
lose my face 6,090,000
lost my face 14,000,000


一方 「顔を立てる」 のは、"save face" ですが、これは、
Save face was coined from lose face applying the semantic opposition between lose and save.
lose face に対して、その反対の意味になる save をあてて作った言い方でそうです。 google すると、
"save face" 2,220,000
"save my face" にすると、枕の商標がカウントされてくるので、別に紹介するまでもありません。
「面子を保つ」 という漢語の言い方もあります。

face が 「顔」 を出すのも、ここまでで、
「顔が広い」 は、
have a large circle of acquaintance, be popular, be widely known
「顔が利く」 は、
have an influence
「顔を貸す」 は、
時と場合でいろいろな言い方になりますが、face は、don't show your face です。
試しに、"lend me your face" で google したら、そういう歌の文句のサイトばかりが hit します。

日本語では 「顔」 でなく、「額面」 と、「(ひたい)」 と 「 (つら)」 が出ている言い方に、
「額面通りにとる」 という言い方がありますが、ここには、face が出てきます。
Taking someone at face value
face value 19,100,000


やはり、日本語では、「顔」 でなくて、「面」 が出てきて、英語では face を使う例として、
make a face (at somebody/something) also make faces (at somebody/something)
があります。
to change the expression on your face to show dislike or get attention.
日本語では、「顰め面をする」 と言います。 もっとも、「顔をしかめる」 とも言いますが、「面」 の方がぴったりきます。
She made a face like she'd eaten a lemon.
The child was making faces, and I wanted to laugh.

というように、辞書では例が出ていますが、実際にどういう face なのか、「一見」 すると、
画像
これをみると、「顰め面」 だけでなく、上の定義にもあるように、get attention するために、make faces する場合も 「一見」 されます。 そういう場合は日本語では、「面」 は、使わず 「顔つき」 と言いますね。

 顰め面に限定した、英語に grimace があります。 英語の小説を読んでいると、よく出てきますが、実際どういう 「顔つき」 なのか、「一見」 したほうが早いです。 絵文字もあります。
画像画像

 イギリスの有名な喜劇俳優 Mr. Bean と US President Mr. Obama の grimace です。
画像画像
子どもや猿でも grimace しますよ。
画像画像

どうですか、「一見に如かず」 でしょう。
Face は、人間の身体でもっとも 「目立つ」 ところです。 「目」 を注視をもっとも集めて見られるところです。
その face の 「意味」 を知るのに、単に 「顔」 と置き換えているだけでは、何も見えませんよ。 あるいは、日本語の 「顔」 を見ているだけです。 google すれば、「一見」 できます。 Smartphone/tablet があればです。
 それなのに、「紙の教科書」 と 「紙の辞書」 だけしか、使わない、使わせない英語学習は、私に言わせれば、「なにやっとるの」

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