アクティブ・ラーニングとは、言ってみれば flipped classroom のこと。各種あり。

Active learning の前提には、flipped classroom がある、
と昨日強調しました。
 それに関する私の過去の blog entries をいくつか(沢山)紹介しておきましたが、全部読む人はないでしょうから、改めて、この事について、もっと簡単明瞭に補足しておきます。
 
 まずは、日本語で「反転授業」と訳の分からない「訳語」になっている flipped classroom を、
もとの英語に即して解釈する必要があります。以前にも指摘していますが、アメリカから入って来た concept や idea などについては、ちゃんともとの英語に即して考えないと誤解することになります。
 そこで、flip の「意味」ですが、これを google で online dictionary で調べると、普通には英和辞典がでてきます。
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 正直これでは、flipped classroom の「意味」はわかりません。
 兎にも角にも、英語の苦手の人が多いので、パソコンにせよ、smartphone/tablet にせよ、各種の「言語設定」は、初期設定の日本語のままで使っている人が圧倒的に多いです。いわんや中学生や高校生の「スマホ」は、日本語オンリーです。
 google しかり。初期設定は日本語です。それを英語に変えてみましょう。
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左の端にある、三本線の menu icon を tap すると、
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「設定」をtap、
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検索言語は初期設定の日本語になっています。その下に、他の言語のリストがあります。それを scroll down すると、いろいろの国に英語が出てきます。
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ここは、English (US)を選びます。
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検索言語が英語になりました。そこで flip をgoogle すると、ちゃんと「英英辞典」が出てきます。
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この中の The Free Dictionary を選ぶと、
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 蛇足ですが、google に限らず smartphone/tablet の apps には、いろいろ「設定」setting が変更できるようになっています。そういうことを自在にできなければ、smartphone/tablet を使いこなしているとは、言えないのです。そういう意味では、日本の中学生や高校生・大学生は smartphone を使いこなしているとは言えないです。そういう使いこなしには、この例でもわかるように英語ができないと無理です。What do you think?

 もとに戻って、
英語を知っていれば、これらの definition で flip の「意味」がよくわかります。
この場合、知っていなければならないのは、単語の「意味」だけでなく、「構文」というか、要するに文法的知識が必要です。
 Flipped classroom というのは、
classroom which is flipped  
 ということです。
 classroom が flip されたのです。
 flip されると、turn over されて、今までとは違った「面」が出てきます。
 flipped classroom とは、それまでの classroom では、見られなかった「面」が出ている classroom のことです。
 日本語の「反転授業」を解説した記事では、「家庭学習」を強調するものが多くあります。そういう解説を読むと、
「反転授業」は、家庭で視聴するビデオやパソコンによる「授業」である、
と思ってしまう人がいるかもしれません。
 先生の授業をビデオやパソコンで収録して、それを家庭で視聴させれば、その授業を受けていることになります。だから、「反転授業」は、学校でなく家庭で受ける「授業」だ、という解釈が成り立つのです。
 だが、待ってください。英語では flipped classroom です。
 flip されるのは、あくまで classroom です。Classroom の様子が、いままでない「面」を見せるのです。
 具体的に言えば、それまで先生が一斉授業をして、生徒が聴くだけだった、という「面」だけをみせていた classroom から、その「面」が消えたのです。
 では、どういう面が現れたか。
 割り切って言えば、そこに現れた「面」が、active learning なのです。
 だから、それはもはや、日本語で「授業」と呼ぶべきものではないのです。「反転授業」とは、私に言わせれば、とんでもない「誤訳」です。What do you think?
そして、flip された classroom にあらわれた active learning は、一通りのものではないのです。
私の過去のエントリーで紹介しているものだけでも、blended learing, project-based learning, collaborative learning などいろいろなものがあります。
 一口に active learning として片付けていては、その何たるかがわかりませんよ。
 Active learning を知るには、まずは flipped classroom をしっかり理解する必要があります。
下の画像は、私の Pocket に入っている flipped classroom 関係のサイトです。それぞれのタイトルで google すれば、元記事が見つかります。まずは、自分で勉強してみてください。
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