IT と ICT とどう違う?スマホは、"phone" か?英語コミュニケーションとの関係は?

 日本で IT (Information Technology) ということばが、「アイティー」と呼ばれて普及しはじめたのは、沖縄サミットの時に、急逝した小渕元首相の後をう受けて、サミットを主催した当時の森喜朗首相が、間違えて 「イット」と言った、とマスコミが揶揄したことのがきっかけであった、と思います。What do you think? もっともこれはマスコミのでっち上げであった、という説もあります。
 IT ということばが国際的に使われるようになったのは、Wiki によれば

the term information technology in its modern sense
first appeared in a 1958 article published in the Harvard Business Review;
authors Harold J. Leavitt and Thomas L. Whisler commented that
"the new technology does not yet have a single established name.
We shall call it information technology (IT)."


沖縄サミットが開かれたのは、2000年ですから、そのずーと前から使われていたのですね。
そして、IT の意味するところは、

Information technology (IT) is
the application of computers and telecommunications equipment
to store, retrieve, transmit and manipulate data,
often in the context of a business or other enterprise.
The term is commonly used as a synonym for computers and computer networks,
but it also encompasses other information distribution technologies
such as television and telephones.
Several industries are associated with information technology,
including computer hardware, software, electronics, semiconductors, internet, telecom equipment, e-commerce and computer services.

コンピューターが IT の主要要素ですが、テレビや電話も ITに含まられる、と書いてあります。

この IT が、いつ頃からか、ITC (Inforamtion Communications Technology) にとって代われれるようになりました。と言うのは、国際的な場での話で、日本では、まだ、どちらも使われています。
 そこで、ネット上では、IT と ITC とはどう違うか、という質疑が行なわれています。大方の見解は、どちらも同じことだ、ということです。
 うがった見方があります。
情報産業を主管とする旧通産省の流れを汲む経済産業省は、Information を重視して、IT を、
通信産業を主管とする総務省は、communications を重視して、ICTを使っている、
という話です。
 
 国際的には、ICT が主流です。

 Wiki には、上記の Information Technology という項目はありますが、ICT は、この項目に含まれていて、Informataion(and) Communications Technology という独立した項目はありません。

 で、いつ頃から IT に代わって、ICTが国際的に使われるようになったか、いろいろな説がありますが、それらをひととおり、ネット上で調べてみましたが、あまり要領を得ませんでした。
 そこで、私の考えを披露してみます。

 私自身は、コンピューターを MS-DOS の時代から使っていました。ITということばをよく見聞きするようになったのは、やはり、Windows時代になり、Internet を使うようになってからのような気がします。
 そして、今から振り返ってみますと、ICT ということばを、特にネット上で IT より多く見聞きするようになったのは、smartphone を使うようになってからのような気がします。How about you?
 そして、internet 上の活動が、cloud computing が web browser にとって代わり、いわゆる anytime, anywhere で internet に access できるようになるにつれ、私の英語中心の internet 活動では、ICT が当たり前になりました。
 日本語のサイトやマスコミ報道では、まだ、IT が支配的でした。だから、ブログエントリーを書くときは、読む人のことを考えて、IT を使うこともよくありました。

 コンピューターを使ってインターネット上の活動としては、Wikipedia などで調べごとをしたり、Google で検索したり、IT の主要要素である Information Retrieval が主な仕事でした。Email を送受信したり、Twitter や blog で情報発信していましたが、特定の相手とやりとりしている感じではないので、双方向的なやりとりを意味する communication をしているという感じではありませんでした。

 このように IT がもっぱらコンピューターのためのものであった時に、smartphone という mobile media が現れ普及し始めました。
 Smartphone の前身は cell phone (携帯電話)で、これも mobile media でしたが、要するに電話であり、それまでの固定電話が、車載電話から発達したものでした。携帯電話で行なわれるのは、それまでと同じように、目には見えないが、他のところにいる相手と声で話をする行為でした。
 それまでの電話でも、communication technology の産物でしたが、人々は technology という意識なしに使っていました。だから、それが「携帯」になっても、communication technology という認識ななかったようです。
 ところが、smartphone が出現した時、それまでコンピューターを使っていた、私のような人々は、それを "phone" とはいいながら、「電話」 というより、 computer の一種として受け取ったのです。つまり、technology を意識させなかった「電話」と違って、technology と見なしていたコンピューターと同じ technology と感じ取ったのでした。Am I right?
 
 そうしたところへ、smartphone の開発者の意図しなかったことが起こりました。

余談ですが、若者というのは、新しいメディアが出現すると、そのメディアの開発者の意図しなかった使い方を見つけ出すものです。
 その好例は、自動車です。自動車はもともともと移動手段です。それが大型になり居住性がよくなり、中古車が、若者でも持てるくらいの価格になると、彼らはそれを移動手段でなく、car sex の場所として、静止状態で使い始めたのです。
 
 smartphone の場合、開発者は、phone として、つまり、「電話」のつもりでした。「電話」は、相手がたまたま出ないと繋がらない不便さがあります。それにアメリカのような西海岸と東海岸で3時間も時差のある国では、時間をきにしなければならない場合もあります。
 しかし、email なら、時間を気にせず、いつでも送ることができます。
 email は、コンピューターでもできたではないか、と言うでしょうが、コンピューターでは、電話をかけるように気が向いた時、気が向いた場所で直ぐと email を書いて送ることはできません。
 smartphone なら、それまでの cell phone で「電話」をかけるように、anytime, anywhere で mail を送受信できます。
 
 コンピューターで email を「書く」ときは、keyboard に向かって typewriting をします。それは、あくまで write 「書く」という行為でした。
 Cell phone や初期の smartphone では、文字入力は hard keypad でした。
 今の smartphone では、keypad も keyboard も hardware 上にはなく、文字入力が必要な場合、画面上に現れる soft keypad, soft keyboard と言われるものになっています。
 
画像画像

 どちらになるかは、「設定」で決められます。日本では、初期設定は keypad が多いようです。

 ここからが、肝心な話です。電話のつもりで開発され、従って "phone" は、"phone" でも、cell phone より「お利口さん」なので、"smartphone" と名づけたdevice を、
若者たちが、この smartphone の文字入力を使って、”phone" でないように使いはじめた
のです。
 そして、それが、communication technology に、どのような変革をもたらした、です。
 それが、IT が、ICT になった所以なのです。
 この肝心な話、結構長くなりますので、明日以降にします。

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