一人称の自己紹介文は黙読。三人称の紹介文は音読。その意味は?

 昨日のエントリーで、Yumi's Profile の Evernote版は、読み上げる音声を聞きながら、黙読 read。
Blank filling の三人称の文章は、音読 read aloud と、さり気なく書いてあります。
 なぜ、そうするのか、と思った人はいませんか。このことは、随分前にも書いてあるはずです。

 以前のブログで、私の研究室で行なっていた小学生12人の実験クラスについて書いたことがあります。2012年の10月です。その時のもっとも印象的な話を紹介しています。

I とは、誰のこと?「ひとごと」か「私ごと」か?
 詳しくは、このエントリーを読んでいただくとして、そこにこんなエピソードが紹介されています。
その実験クラスで、自己紹介の文章を書き、話す段階になった時のことです。
 最初の自己紹介文は、I am Masao. で始まっていました。
 で、いよいよ、その文章を読ませようとしたら、そのうちの一人、そういっては何ですが、一番いたずらっ子で、出来があまりよくない男の子が、読もうとしないのです。そこで、担当の卒業研究の学生が、
「なんで、読まんの?」と言ったら、その子が、
「だって、おれ、Masao でないもん」と言ったのです。

 この事の意味は、このエントリーを読んで理解してください。
 
 英語の教科書やテキストには、I を主語にした文章が頻出しています。生徒は、それを何の疑問も持たずに音読させられています。
 これが、日本語の文章で、「私」が出てきた場合、声を出して、
「私は、誠(まこと)です」と言ったら、誠でもない人は、変な感じしませんか。
誠という人物が、自己紹介している文章や、スピーチしているのを、黙って読んだり、聞いたりするのは、普通のことです。しかし、自分の口から、「私は誠です」と声に出して言うのは、脳が受け付けないでしょう。それを texting するのも、脳には不快です。
 学校の英語では、そういうことを、何の疑いもなくやっています。だから、英語脳が出来ないのです。
 
 そういうわけですので、Yumi's Profile や Koji's Profile が一人称で書かれているものは、声に出してはよまないのです。
 しかし、それが、Yumi とKoji についての三人称の文章なら、声に出して読んでも、あるいは texting しても、英語脳は不快に感じません。

 この件に関しては、直近の
こんな reading strategy 聞いたことありますか。効果抜群。脳が喜ぶ。スマホならこそ。
 も参考にしてください。
 
 My Profile の後には、My House, My case of Flu, My Visit to Dentist, My Pet, My Favorite Food, My Healthy Food などなど、日本における日本人英語学習者の生活に基づいた話が、続々登場しますが、全て、同じ手続きで学習します。
 このエントリーに書いてあることですが復習すれば、
 まずは、Kindle で、知らない単語を調べて、ゆっくり読み、次いで Evernote 版の一人称の文章を、主人公が話すのを聞きながら文章を黙読し、次いで、その三人称版を Blank filling texting する、という手順です。
 こうして texting する英文の数は、最終的には、どれくらいになるか勘定してませんが、5000はくだらないでしょう。
 そして、各トピックについて、100前後の質問文の回答(解答ではないですよ)も texting しますから、すごい数になります。
 ことは、そうやって、ちゃんと英語ができるようになるかどうかですが、やってみなければわかりません。この後の Documentary を楽しみにしていてください。
 千葉県のある青年が、このように学習した結果、半年も経たないうちに Cambridge 英検に合格していますから、46人の中には、それくらい行く学生がでてこないか、とひそかに楽しみにしています。ちょっと無理かな。
 

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