放送大学。もったいない話。講師の話し方や態度で台無し
放送大学の番組収録は、どこで行われているか。NHK で行われている、と思っている人もいるのではないでしょうか。そこで、千葉県の本部へ電話して訊いてみました。
電話に出た女性の方の答は、全部本部で収録している、ということでした。収録に関わる ディレクターやスタッフも、放送大学の専任ということでした。
放送大学のサイトにもこのように載っています。
しかし、NHKと全く関係ないか、と言うと。
それで、NHKエデュケーショナルのサイトへ行ってみると。
これを見ると、かなり「放送大学」番組制作に関わっている感じがします。どれくらいの関わりか、知っている人教えてください。
「NHKエデュケーショナル」というと、教育番組ばかり作っていると思ったら、ETVの全ての番組(多分)の他に、主な制作番組にこんなものが記載されています。
言ってみれば NHK の番組制作の終身的存在という感じです。そういう存在が放送大学の番組制作に深くかかわっている(と思いますが)とことが、今回の私の問題提起のきっかけとなっています。その話はおいおいと。
私が視聴しているプログラムの中に、『ヨーロッパの歴史I』と『ヨーロッパの歴史II』があります。どちらも主任講師は、草光俊雄教授です。『ヨーロッパの歴史I』の方は、もう一人の講師と分担になっています。『ヨーロッパの歴史II』の方は、もう一人の講師と2人で対談の形で進められています。
放送大学のサイトに、この草光教授の番組収録の話が載っています。その中に、こんなことが書いてあります。
これを読んでなるほどと思ったわけです。こういう努力をしてみえるから、草光先生の話は、退屈しないのだな、と。そして、もう一人の講師の時は、45分間持たないで、途中で居眠りしてしまいます。「印刷教材」をチラチラ見ながら、単調な話口なのです。
放送大学の番組の間に、時々こんな "CM" が流れます。この "CM" につられてか、私と同じように、「学生」としてでなく、「教養」として、放送大学の視聴している人もいます。こんなブログが公開されています。
この中でこんなことを書いています。
当然だけど、内容が面白いのもあれば、つまらない(あるいは、私の興味をひかないの方が正確か?)ものもある。内容は面白そうなのに講師の話し方や態度で台無しだな、と思えるものもある。残念。
そこで、思うのです。放送大学では、Faculty Development は、どうなっているか、と。視聴者にアンケートをとって、どの講師の presentation が、わかりやすく興味深く、居眠りすることはなかったか、調査をして、「うまい」番組のやり方を Faculty Development で共有すべきだと、I think.
先に紹介したように、東京大学でFaculty Development の講座も開かれています。
草光先生の記事によると、ひとつの番組の制作に準備機関を入れて3年もかけるそうです。各番組の終わりの方に、こんな credit が出ます。(なぜか、出ない番組もあります。)
印刷教材の執筆には、2年近くもかけてもっとも力を注ぐそうです。買って読まないと、悪いかな?
番組担当講師、スタッフの人たちが、そんなに「心血」を注いで制作した番組が、
講師の話し方や態度で台無し
と思われて、途中でチャンネルを切り替えられたら、もったいないです。
だから、ここは、Faculty Development で、「話し方や態度」を研鑽して、「大人の教養」を求める視聴者を喜ばせるようにしてほしい、と願うのです。
それによって、「大人の教養」を身につける人が多く出てくれば、それは、「一億総活躍社会」の実現にも繋がる話です。放送大学には、国から80億9800万円も出ているそうです。放送大学の学生だけでなく、「大人の教養」を付けたい人のためににもなって欲しいのです。
私が director だったら、こんな風にするのにな、と思うことがあります。明日はその話を。
電話に出た女性の方の答は、全部本部で収録している、ということでした。収録に関わる ディレクターやスタッフも、放送大学の専任ということでした。
放送大学のサイトにもこのように載っています。
しかし、NHKと全く関係ないか、と言うと。
それで、NHKエデュケーショナルのサイトへ行ってみると。
これを見ると、かなり「放送大学」番組制作に関わっている感じがします。どれくらいの関わりか、知っている人教えてください。
「NHKエデュケーショナル」というと、教育番組ばかり作っていると思ったら、ETVの全ての番組(多分)の他に、主な制作番組にこんなものが記載されています。
言ってみれば NHK の番組制作の終身的存在という感じです。そういう存在が放送大学の番組制作に深くかかわっている(と思いますが)とことが、今回の私の問題提起のきっかけとなっています。その話はおいおいと。
私が視聴しているプログラムの中に、『ヨーロッパの歴史I』と『ヨーロッパの歴史II』があります。どちらも主任講師は、草光俊雄教授です。『ヨーロッパの歴史I』の方は、もう一人の講師と分担になっています。『ヨーロッパの歴史II』の方は、もう一人の講師と2人で対談の形で進められています。
放送大学のサイトに、この草光教授の番組収録の話が載っています。その中に、こんなことが書いてあります。
これを読んでなるほどと思ったわけです。こういう努力をしてみえるから、草光先生の話は、退屈しないのだな、と。そして、もう一人の講師の時は、45分間持たないで、途中で居眠りしてしまいます。「印刷教材」をチラチラ見ながら、単調な話口なのです。
放送大学の番組の間に、時々こんな "CM" が流れます。この "CM" につられてか、私と同じように、「学生」としてでなく、「教養」として、放送大学の視聴している人もいます。こんなブログが公開されています。
この中でこんなことを書いています。
当然だけど、内容が面白いのもあれば、つまらない(あるいは、私の興味をひかないの方が正確か?)ものもある。内容は面白そうなのに講師の話し方や態度で台無しだな、と思えるものもある。残念。
そこで、思うのです。放送大学では、Faculty Development は、どうなっているか、と。視聴者にアンケートをとって、どの講師の presentation が、わかりやすく興味深く、居眠りすることはなかったか、調査をして、「うまい」番組のやり方を Faculty Development で共有すべきだと、I think.
先に紹介したように、東京大学でFaculty Development の講座も開かれています。
草光先生の記事によると、ひとつの番組の制作に準備機関を入れて3年もかけるそうです。各番組の終わりの方に、こんな credit が出ます。(なぜか、出ない番組もあります。)
印刷教材の執筆には、2年近くもかけてもっとも力を注ぐそうです。買って読まないと、悪いかな?
番組担当講師、スタッフの人たちが、そんなに「心血」を注いで制作した番組が、
講師の話し方や態度で台無し
と思われて、途中でチャンネルを切り替えられたら、もったいないです。
だから、ここは、Faculty Development で、「話し方や態度」を研鑽して、「大人の教養」を求める視聴者を喜ばせるようにしてほしい、と願うのです。
それによって、「大人の教養」を身につける人が多く出てくれば、それは、「一億総活躍社会」の実現にも繋がる話です。放送大学には、国から80億9800万円も出ているそうです。放送大学の学生だけでなく、「大人の教養」を付けたい人のためににもなって欲しいのです。
私が director だったら、こんな風にするのにな、と思うことがあります。明日はその話を。







この記事へのコメント
放送大学においては「印刷教材を先に完成させ、それを基に放送番組の台本を制作して収録する」事が理想とされていました。
印刷教材の内容を番組制作スタッフが読み込んだ上で、講師側にわかりやすい番組内容・見やすい講義方法について提案をする、講師はそれにもとづいて講義をする…という流れです。
しかし実際は、教員は印刷教材の執筆には注力するが、放送講義の方は印刷教材を棒読みする、という事態になっていました。
なぜかというと
・「放送大学の印刷教材は他の大学で教科書として使われる事がある=同業者の目に触れる」ということで、かなり神経を使って、それこそ講義開講の直前まで入念に書いていた。
・どうにか印刷教材は期限ギリギリに完成したが、番組制作スタッフはまだそれを十分読み込めていない(よって制作側として提案ができない)。
・といっても講義を開講する年は決まっている=番組収録の期限が決まっている。仕方無く印刷教材とほぼ同じ内容の台本を棒読みする…。
というのが常態化していたようです。
これにより、2014年開設科目から「印刷教材が前年9月までに完成していない講義については番組制作を認めない」という規定を厳格に適用し、番組制作に十分時間を取れるようにしました。
また「優秀授業賞」が2013年から創設され、学生アンケートで好評だったものについては表彰されるようになり、講師としても頑張って作れば報われるようになりました。
番組終わりにクレジットが出るようになったのも講義改善の一環で、制作スタッフに番組を責任感を持って作ってもらうためだそうです。
なお、2016年度制作科目(2019年開設科目?)からは棒読み禁止となるようですが、どれくらい守られるのかな…
放送大学においては「印刷教材を先に完成させ、それを基に放送番組の台本を制作して収録する」事が理想とされていました。
印刷教材の内容を番組制作スタッフが読み込んだ上で、講師側にわかりやすい番組内容・見やすい講義方法について提案をする、講師はそれにもとづいて講義をする…という流れです。
しかし実際は、教員は印刷教材の執筆には注力するが、放送講義の方は印刷教材を棒読みする、という事態になっていました。
なぜかというと
・「放送大学の印刷教材は他の大学で教科書として使われる事がある=同業者の目に触れる」ということで、かなり神経を使って、それこそ講義開講の直前まで入念に書いていた。
・どうにか印刷教材は期限ギリギリに完成したが、番組制作スタッフはまだそれを十分読み込めていない(よって制作側として提案ができない)。
・といっても講義を開講する年は決まっている=番組収録の期限が決まっている。仕方無く印刷教材とほぼ同じ内容の台本を棒読みする…。
というのが常態化していたようです。
これにより、2014年開設科目から「印刷教材が前年9月までに完成していない講義については番組制作を認めない」という規定を厳格に適用し、番組制作に十分時間を取れるようにしました。
また「優秀授業賞」が2013年から創設され、学生アンケートで好評だったものについては表彰されるようになり、講師としても頑張って作れば報われるようになりました。
番組終わりにクレジットが出るようになったのも講義改善の一環で、制作スタッフに番組を責任感を持って作ってもらうためだそうです。
なお、2016年度制作科目(2019年開設科目?)からは棒読み禁止となるようですが、どれくらい守られるのかな…
まさに(このことばを多用する放送大学講師がいますが)、明日のエントリーを書くに際して、私が知りたかったことでした。これによって、明日書くことが変わってきました。またコメントください。