『英語ものしり帖』「肩の巻」<肩こり、肩をたたく>

肩の巻

首から下の胴体は「肩」から始まります。
と思っている人が多いでしょうが、果たしてそうでしょうか。
「肩」は、英語では shoulders。右と左にありますから複数形です。
今何気なく、右と左にある、と言いましたが、右と左にある、ということは、
2つある、ということです。
えっ、「肩」が2つある!
そんな風に思ったことありますか。

しかし、shoulder は、ちゃんと2つある、のです。

Wiki の shoulder の画像です。
画像

左の画像は、left shoulder の皮膚面で、右の画像は、right shoulder の骨格です。

日本語の「肩」は、英語の shoulder と同じか、違うのでしょうか。

Wiki の「肩」の記述です。

肩は、運動器としてとらえると、ヒトのさまざまな関節のなかでもっとも複雑な動きをする関節だと知られている。
「肩」は(医学的見ると)、広義の肩である肩複合体(胸骨、鎖骨、肩甲骨、肋骨、上腕骨から構成される複合体)を指す場合と、
(狭義に)その肩複合体の一部である肩甲骨と上腕骨の関節(肩甲上腕関節)に限定して指す場合がある。

実際的には(たとえば人々が「肩」の不調などを訴える時、医療やスポーツ医学などで「肩」の治療を行う場合など、「肩」がテーマになっている時)その「肩」はほとんどの場合、(たとえ一般人は理解・自覚できていなくても、実際には)広義の肩複合体が関係している。


これで、はっきりしましたね。
日本語で「肩」という時は、日常的には、ここに言う広義の「肩」のことで、
英語の shoulder は,ここに言う狭義の「肩」のことなのです。

Simple Wiki の definition を見れば、そのことがはっきりします。

The human shoulder is made up of three bones: the clavicle (collarbone), the scapula (shoulder blade), and the humerus (upper arm bone) as well as muscles, ligaments and tendons.

要するに、shoulder は、3つの骨 bones のことで、外見で言えば、背中の上部の右と左の端の丸まった部分のことです。

肩が凝る?どこが凝る

日常の日本語の会話で、よく出てくるのが
「肩が凝る」
これを英語でどういうか、
"肩が凝る 英語"
で google すると、いろいろな人がいろいろなことを言っています。
もっとも多いのは、英語国では肩は凝らない、凝るのは首のあたりだから、
stiff neck という。
そこで、"stiff neck" で google したら、
414,000 hits しました。
それじゃ、"stick shoulders" はどうか、google したら、
132,000 hits
どこが stiff になるか、画像を google したら、
画像

何のことはない、neck をおさえている画像ばかりです。

日本人の「肩が凝る」のは、狭義の「肩」である shoulders ではなく、広義の「肩」である
肩複合体(胸骨、鎖骨、肩甲骨、肋骨、上腕骨から構成される複合体
が凝るのです。

広義の肩が凝った場合、日本人は、医者に行くことは滅多にありません。
母さんお肩をたたきましょう」
のように、肩をたたいたり、揉んだりします。
その場合は、たたくのは、狭義の「肩」 shoulder ではなく、広義の「肩」で、背中の上部全体の真ん中あたりですね。
また、揉むのは、狭義の両肩と首の間ですね。
そうして、たたいてもらったり、揉んでもらうと、
ああ、気持ちよかった、
と言って、それで治るのか、治った気分になります。

では、西洋人は、肩こりにならないか、というと、
下記サイトに、分かりやすい説明があります。

英語で“肩こり”は何という?肩がこるのは日本人だけ?

こんなことが書いてあります。
「日本人であれ、欧米人であれ、骨格構造や付いている筋肉は同じです。肩こりとは筋肉の使い過ぎによる筋肉の過緊張状態であり、欧米人であっても筋肉を使いすぎると同様の状態に陥ります。」

ところがですね。"stiff neck" "stiff shoulder" で google すると出てくる英語のサイトでは、
これらの症状は、痛みを伴うことが多く、日本人の「肩凝り」より重症の感じを与えます。そして、医者に診てもらうように勧めるとか、ヨガのような exercise をするように勧めているのです。私たちの「肩凝り」より重症の感じです。

とまあ、そんなことですが、「英語ものしり」としては、
肩が凝った
と他の国の人に英語で言いたい時に、どう言うか、が一番の関心事でしょう。

その場合は、やっぱり
I have a stiff neck.
と言っておくのが、もっとも理解されやすいでしょう。
I have still shoulders.
と言うと、そりゃ大変医者に行かなくちゃ、ということにもなりかねませんから。

では、stiff neck だから、揉んでもらいたい、とか、肩をたたいてもらいたい、という時には、どういうかですが、
国によっては、身体的接触はしない方がいい国が多いので、そういうことは頼まない方がいいでしょう。
そういうことをしてもよい間柄になったら、
Please give me a massage around the neck.
とか、
Please pound my upper back lightly with your fists. 
とでも言ったらいいでしょうか。
肩を叩くときは、 fists を交互に使いますね。Please alternate your fists と言ったら通じるかな。
通じなければ、やって見せればいいだけのことですね。
とでも言うのでしょうか。
Please alternate your left fist and right fist.

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