『英語ものしり帖』「指の巻」<指が団結すると?>

指が団結すると?

今までは、「指」や fingers そして thumb が、ばらばらに活躍する場面でした。
これが、団結して一つになると「拳」になります。英語では fist です。
この「拳」と fist が、昔むかしから、有史前から、人間の身にそなわった「武器」として使われてきました。
先に、arm に「武器」という意味があると紹介しましたが、その arm は、人間の「腕」の arm とは、別の語源でした。
人間の身体部分で、まずは、「武器」として使われたのは、fist だったのです。
Fist で闘うことを「拳闘」と言います。
「拳闘」というと「ボクシング」(boxing) のことと思うでしょうが、ここでいう「拳闘」は、英語では fist fight で boxing とは違います。
Boxing は、fist fight がギリシャ時代に Olympic games のひとつになった時に、sports として始まったものです。
Gloves を付けて、時間を決めて、knock down したら、打ち合いをやめます。Fist fight には、そういう決まりはないですね。
下の画像を見てください。
画像


一番左の画像に見られるように、昔からやっていたことです。今でも fist fight する人はいます。女性でもやります。なにしろ「武器を手に取る」ことなしに、
Thumbs and fingers を fists にすれば、すぐ「闘える」わけですから。

下記URL で、様々な人たちの、さまざまな場面での fist fighting を見ることができます。
http://bit.ly/2otUr1P
下の画像は、ギリシア時代の boxing の様子です。Gloves をつけてますね。ただし、現代のように ring ではなく、outdoors です。
画像


紛らわしいですが、ローマ時代に「剣闘士」という職業というか、奴隷身分の格闘家がいました。
英語では、gladiator です。
Kirk Douglas 主演の Spartacus という映画がありました。

gladiator については、Wiki を参照してください。
英語 Wiki
https://en.wikipedia.org/wiki/Gladiator
日本語 Wiki
http://bit.ly/2q33l3F

日本語で音読すると同じになりますが、ここで取り上げるのは「拳闘士」です。
刀剣でなく、fists で「闘う」格闘家です。もっぱら劇画の主人公が多いようです。
画像


恰好いいですね。
下の URL に拳闘士の 画像がいっぱいありますが、全部劇画です。どうやら「拳闘士」は、実在しないようです。
http://bit.ly/2pgvt32
試しに "拳闘士 wiki" で google すると、「剣闘士」しか出てきません。

日本には、「素手」を使う「武道」がいろいろあります。その代表的なものは、
空手、合気道、そして中国由来の少林寺拳法です。
下の画像を見てください。
画像


左の2つが空手、真ん中の2つが少林寺拳法、右の2つが合気道です。
下の URL で、それぞれの画像が、もっとたくさん見れます。
空手画像
http://bit.ly/2ovTlQ7
少林寺拳法画像
http://bit.ly/2oAk1k5
合気道画像
http://bit.ly/2p4kYCK
これらの武道で、「拳」 fist は、活躍するでしょうか。
私は、昔少林寺拳法を少しかじったことがあり、岐阜大学では、少林寺拳法部の顧問をしていたこともあります。
「拳法」と名前にもあるように、「突き」に際しては、fist を使いますが、拳だけでなく、平手も多く使います。
空手も、画像からみると、両方使っていますね。
合気道では、「拳」や fists は、活躍しないようです。

というわけで、fingers と thumbs が、fists になって、身を守るために働いていたのですね。
それが、現代になってからは、そういう必要がなくなって、fist pump や fist bump のような平和的な用途で活躍するようになったのです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 4

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック