英語学習工学者のお仕事その5 教則本を作る

「英語を話す」などということは 国境を接しているヨーロッパ諸国では 当たり前のことでしたから、
英語で Do you speak English という言い方は、ヨーロッパ言語の場合も Can you という言い方はしません。 
各国語の場合を紹介します。どれがどの国の言葉か見当がつくでしょう。
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というわけで 、ヨーロッパに限らず、たぶん他の国でも外国語としての英語を話すことは nurture でなく nature の ことでした だから、nurture するための 教則本というようなものは存在しませんでした。
日本の英語教育関係者は、英米崇拝者 が多いし、何事も
英米に従うで英米に英語の教則本がなければ、そういうものを ものを日本で作ろうと考えることもありませんでした。
さらにはこういうちょっと思いつかない事情もありました。
どういうことかというと 楽器の教則本の場合 そこに印刷されているのは 楽譜であって 文章などは印刷されていません。
英語の教則本を作るとすれば 英語の演奏が、つまり英語が話せるようにするための楽譜のようなものを 印刷しなければならないわけです。
英語の文章が印刷してあれば、それはもう演奏済みの英語がのっているようなもので、これから英語の演奏を習おうとする人の教則本にはなれません。
この辺の話ちょっと分かりにくいですが、まあお分かりください。
そこでですね。英語の演奏のための教則本には、英語を演奏するための、英語を話したり書いたりするための 事物や状況を提示しなければなりません。
紙の本にそういうものを印刷することは可能です。
以前にもこのブログで紹介したことがありますが 、
私があるときに、当時の文部省の主任英語教科書 調査官だった小笠原林樹先生に、英語を教える教科書に英語の文章 が書いてあるのおかしい 、英語の教科書は英語の文章でなくて英語を話したり書いたりしなければならないような状況を提示するものでなければならないのではないでしょうか、と言ったことがあります。
そうしたら 小笠原先生は、絵だけの、あるいは漫画だけの教科書でも 文部省は許可しますと言いました。
けどそんなものは結局誰も作らなかったですね。
ことは英語の本を、しかも英文学の想像の世界のことばかり読んでいる人に、実際に英語を使うような状況を考えたりそ、それを具体的に映像化するようなことはできこないのです。
ということでそういう教則本は作られなかったのです。
それだけではないですね。
楽器の演奏は楽器をならせば音が出ますが、英語の演奏をしようとすると、英語の音を聞いたことがない人に 英語の音を聞かせなければなりません。
英語の教則本は英語という音が出るものでないとダメです。紙の本で英語の音を出すことは不可能です。
そういうこともあってずっと「英語の教則本」は作られrることはなかったのです。 
なかっただけでなく誰も作ろうともしなかったのです。

考えてみれば、
日本の英語教育界で 私だけが、そもそも英語教育ということをやめて、英語学習するための英語教則本的なものを作ろうと、ずっと今までいろいろあれこれやってきた ようです。
その話は長くなりますし、今までのブログで色々紹介したことでもありますので 、その話はまたの機会にして今日はこの辺りでやめておきます。

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