デジタルトランスフォーメーション時代には、紙の出版物はご法度!

 ハンコ廃止のために、官公庁の公文書や会社の各種書類は、デジタル文書になり、紙の書類は絶滅種になります。
私がデジタル庁長官になったら、そういう書類の類だけでなく、すべての紙の出版物をご法度にします。
出版は、英語では publishing です。Publish とは、public にする、つまり、公開するということです。公文書や会社の書類は、組織の中に留まっていますが、出版、すなわち publish されたものは、誰でも読むことができます。
出版物の3つの主たるものは、新聞と雑誌と書物です。デジタルトランスフォーメーション社会 (以後DX社会)では、これらの出版物は紙であってはならないのです。
そんなことできるか、と時代遅れの人は言うでしょうが、既に、NY Times を始め、世界の大新聞の多くは、紙よりデジタル板の方で収益をあげています。雑誌も、学会誌などはデジタル版が主流になっています。商業雑誌もデジタル版が普及しています。
そして、書物は、キンドル本を始め、各種の電子本が出回っています。しかし、電子本を読む人は、まだ少ないのが実情です。
今回、私の『入院体験記ースマホ時代の知的入院生活』をキンドル本で出して、70名ほどの人に案内しましたが、それを100円で買って読んだ人は、10人足らずです。この本に限らず、私が既に出版した30冊以上のキンドル本を読んでくれた人は、僅かです。

コロナ以前には、電子本にするのを拒否していた作家の多くが、人々が書店に行かなくなって、自分の本の売れ行きが悪くなったので、作家のほうから、それまでの紙の本を電子本でも出版してくれるように出版社に頼むようになった、という話があります。

紙の本が出版されなくなると、本を読めなくなる人がいるから、そんなことは困る、という言う人が大勢いるかもしれません。
ご法度にするのは、今後出版される紙の本で、これまでに出された紙の本を燃やしてしまえというわけではありません。図書館を廃止せよというわけでもありません。紙の本しか読めない人は、図書館で本を借り出して読めばいいのです。
本屋しても、今まで出た本は、そのまま売ることができます。アマゾンが続けて紙の本も販売するかどうかは、アマゾン次第ですが。
どのみち、DX社会では、本屋は絶滅種で、すでにどんどん減っていて、いずれ過去の遺物になり存在です。

となると、今まで出版社から紙の本を出していた人は、今後どうやって本を出版したらよいか、という話になります。
別に簡単なことです。私のように、KDP (Kindle Direct Publishing)で、自分で出版すればいいのです。KDP は、ただで出来ます。費用は一切かからないので、”自費出版” ではなく、”自己出版”です。
そんなこと、できないというなら、そういう人は、DX社会で著者になる資格はない、ということです。
私の手元に、こんな本があります。紙の本です。2010年12月の刊行です。
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電子書籍を作ろうと思って買ったのです。読み始めて直ぐ諦めました。全然「誰でもわかる」ようなものではなかったのです。
それから5年後の2016年、私が岐阜県図書館で、「英語で本を出版」の講座を始めた時には、誰でもが、猿でも、電子書籍を出版できるようになりました。
この話の続きは明日に。

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