Welcome to 『わたしの Venus 展』
私のもう一つのテーマに基づくキンドル本展覧会は、この本です。
これは、『私の美の遍歴 Part 3 』ですが、副題にあるように、事実上は Venus 特集です。『私のビーナス』としてもよかったかな、と思っています。
Venus といえば、直ぐ思い浮かぶ美術作品はこの二つでしょう。
実を言うと、このもっとも有名な Venus と言えば、これ、という二つは、実は Venus ではない、というのが、この Kindle 本展覧会の趣旨なのです。なぜ、そうか、実際に展覧会場へ行ってくだされば分かります。が、それでは、そっけない、ので、少しだけ、触りを紹介します。
Venus は、ローマ神話の女神です。その前身は、ギリシャ神話の Aphrodite です。Aphrodite は、清純な美の女神です。https://bit.ly/378gZdR
ワグナーの歌劇『タンホイザー』を見たことありますか。https://bit.ly/3nRV1l0
この歌劇では、Venus は、日本語訳では、ヴェーヌスと呼ばれ、愛欲の女神になっています。https://bit.ly/3lHIUoO
ふとしたことから官能の愛を望むようになり、愛欲の女神ヴェーヌスが棲んでいるという異界ヴェーヌスベルクに赴き、そこで肉欲の世界に溺れていた。
Aphrodite とは、違って清純な女神ではないのです。
いろいろな画家や彫刻家の描く Venus は、Aphrodite 的なものと、タンホイザーのヴェーヌス的なものがあり、
前者をVenus Modest、あるいは、Venus Pudica (慎み深い)、後者を Venus Inpudica (はしたない)と呼んで区別していたのです。
そして、Botticelli の The Birth of Venus 以外の Venus は、衣服をまとっているのに、Venus Inpudica は、はしたない nude です。
はしたない Venus のさきがけは、この2作品です。
それが、時代とともに、ますます「はしたない」Venus になります。
有史以前に Venus がいたはずはないのに、その次代に発掘された土偶に、後世の美術史家は、Venus を見て、それを Venus Figurine と呼びました。
その特徴は、ご覧のように、大きなお尻、大きなおっぱい、太いふともも、です。
改めて、はしたない Venus の各画像を眺めてください、この特徴を備えているでしょう。
ということで、『私の Venus』の キンドル本展覧会は、はしたない Venus 展でした。紹介したのは、ほんの一部です。そうぞ、one coin で本展を見に行ってください。もっと
これは、『私の美の遍歴 Part 3 』ですが、副題にあるように、事実上は Venus 特集です。『私のビーナス』としてもよかったかな、と思っています。
Venus といえば、直ぐ思い浮かぶ美術作品はこの二つでしょう。
実を言うと、このもっとも有名な Venus と言えば、これ、という二つは、実は Venus ではない、というのが、この Kindle 本展覧会の趣旨なのです。なぜ、そうか、実際に展覧会場へ行ってくだされば分かります。が、それでは、そっけない、ので、少しだけ、触りを紹介します。
Venus は、ローマ神話の女神です。その前身は、ギリシャ神話の Aphrodite です。Aphrodite は、清純な美の女神です。https://bit.ly/378gZdR
ワグナーの歌劇『タンホイザー』を見たことありますか。https://bit.ly/3nRV1l0
この歌劇では、Venus は、日本語訳では、ヴェーヌスと呼ばれ、愛欲の女神になっています。https://bit.ly/3lHIUoO
ふとしたことから官能の愛を望むようになり、愛欲の女神ヴェーヌスが棲んでいるという異界ヴェーヌスベルクに赴き、そこで肉欲の世界に溺れていた。
Aphrodite とは、違って清純な女神ではないのです。
いろいろな画家や彫刻家の描く Venus は、Aphrodite 的なものと、タンホイザーのヴェーヌス的なものがあり、
前者をVenus Modest、あるいは、Venus Pudica (慎み深い)、後者を Venus Inpudica (はしたない)と呼んで区別していたのです。
そして、Botticelli の The Birth of Venus 以外の Venus は、衣服をまとっているのに、Venus Inpudica は、はしたない nude です。
はしたない Venus のさきがけは、この2作品です。
それが、時代とともに、ますます「はしたない」Venus になります。
有史以前に Venus がいたはずはないのに、その次代に発掘された土偶に、後世の美術史家は、Venus を見て、それを Venus Figurine と呼びました。
その特徴は、ご覧のように、大きなお尻、大きなおっぱい、太いふともも、です。
改めて、はしたない Venus の各画像を眺めてください、この特徴を備えているでしょう。
ということで、『私の Venus』の キンドル本展覧会は、はしたない Venus 展でした。紹介したのは、ほんの一部です。そうぞ、one coin で本展を見に行ってください。もっと
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