キンドル版デジタル教科書、アマゾンとグーグルの解決すべき問題点。デジタル庁の出番かも。

 デジタル教科書をキンドル本で、と、そのメリットを、このブログで盛んに宣伝?していますが、そして、一方で、安価で取り扱い簡単なChromebook の普及で、すべての生徒が一人一台で、デジタル教科書を使えるようになると、推察しています。
 ところがですね、キンドル本のアマゾンと、Chromebook のグーグルが、仲が悪いのです。言ってみればたかがアメリカの一私企業どうしの争いが、日本の公教育に悪影響をもたらしているのです。 
 どういうことか、というと、
 先ずは、
①キンドル本は、Chromebook で読めないものがある。
 日本でも、学校教育の場で急速にシェアを広げつつある Chromebook ですが、Kindle reader アプリは、Chromebook にインストールできないのです。
 最近の Chromebook は、Android アプリが Play ストアからインストールできるようになっていますが、Play ストアのリストの中に、Kindle reader アプリはありません。
 では、Chromebook では、キンドル本は読めないか、というと、そういうことはないのです。Kindle cloud reader というのがあります。これは、アプリではなく、そういうサイトです。”Kindle cloud reader " または、"キンドルクラウドリーダー" で google すると、この画面が出ます。
Screenshot 2020-10-29 at 7.57.17 AM.png
 最初に出ている Kindle Cloud Reader を click すると、いきなり、キンドル本が読めるサイトに行きます。後はやってみれば分かります。
これで読めればいいではないか、と思うでしょうが、なぜか分かりませんが、出版社のキンドル本は読めますが、Kindle Create で作って、キンドル・ダイレクト・パブリッシング (以下 KDP) で出版したキンドル本を開こうとすると、こんなメッセージがでてきます。
Screenshot 2020-10-29 at 8.11.54 AM.png

 それではと、Kindle app をインストールすると、これができない、という事態なのです。
 
 私には分かりませんが、出版社から出版されているキンドル本は、KDPでなく、別の方法で出版されているのでしょうか。もしそうだとすれば、出版社のキンドル版デジタル教科書は、Chromebook でも読めるわけで、問題はない、ということになります。
 問題なければそれでよいではないか、ということになるわけですが、それでは困る、というのが、私の立場です。
 どういう立場か、というと、話がやや先走ります。詳しくは、また、その時に論じますが、とりあえず簡単に述べます。
 私の立場では、DX時代の学校教育では、生徒・学生は、知識・技術を吸収する Consumer にとどまるのでなく。自ら知識・技術を創出し、創出するだけでなく、それを publish (出版)する producer でもあるべきです。
 そうなるのに、KDPは、学習者にとって必須の道具となるのです。

 という話になると、ここで、キンドル本と Chromebook の問題点が浮かんできます。何か?というと、
KDP の「さるでもできる」出版手段の Kindle Create が、Chromebook ではインストールできず、Windows/Mac コンピューターでしかできないのです。
 せっかく Chromebook が、教育現場のシェア 50% に近づき、すべての生徒・学生が、his or her own device として、anytime, anywhere で使えるようになる時代に、consumer から producer になれる道が、狭まれてしまっているわけです。
 この問題、Amazon と Google と、どちらが意地をはっているのでしょうかね。
 先ずは、Chromebook で、Kindle reader apps が インストールできなくて、KDP のキンドル本が読めない、というのは、Chromebook 側のいたずら?
 次に、Chromebook に Kindle Create がインストールできないのは、Amazon のいたずら?

 Amazon と Google は、何かと仲が悪いです。ここは、ひとつ新設のデジタル庁が、仲介役を買って出て、
日本の、更に世界の学校教育で、生徒・学生を prosumer にするために、一役買いませんか、というのが、今日のブログで、訴えたいところなんですがね。
 しかしね。こういうことで悩んでいるのが、私一人では、デジタル庁も出てくるわけには行きませんね。学校教育の場で、大勢の人が、この問題に目覚め、困ったことだ、と声をあげ、社会問題にしなければならないのです。が、果たしてそうなるかどうか。
 という、分からない人には、何のことか分からない話だったでしょうか。

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この記事へのコメント

y。k
2020年11月01日 06:26
驚きました。
生徒達がcreativeであるためにはこの壁が邪魔ですね。
AmazonとGoogleの喧嘩状態は世界に大影響を与えているわけですね。