すべての本は one coin (百円) 時代が来る。かな?

昨日の続きです。
生業を持ち、売文しなくても食って行ける人が、自分で思考したことや、研究したこと、観察したことなど、世の人のためになることを、本にして広く知ってもらおうとしても、コストをかけて本にしても売れるかどうか分からないものを、出版社は出版してくれません。
売れそうだ、と思って、出版してくれても、昨日指摘したように、著者の分前は、たったの一割です。
それでも、著者の意思は、自分が世に伝えたい内容を、出版、つまり、publish、それは、またつまり、世に広める、ことですから、それで満足でしょう。しかし、そうして出された多くの本は、初版2000部くらい出版すると、再版されることはなく、図書館に埋もれるか、古本屋行きになって、やがて忘れ去られます。
実際、私が初めて、東京の学文社という出版社から「出してもらった」『変革の英語教育 '80』という本は、そういう運命をたどりました。
しかも、印税は結局払われませんでした。
アマゾンで調べたら、この本中古品で一点でていました。
値段は、なんと、28,980 円
この値段で売れたとしても、私の手元には一銭も入ってこないですね。
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私がそれ以前に自費出版した『英語教育の変革』という、上の本の元となったのも、出品されていました。こちらは、1,821 円。
出版時に私がつけた定価は、手元に唯一残った本の奥付けを見たら、定価は記載されていませんでした。確か、1000円で売ったはずです。
https://amzn.to/36BOrJk

ということは、どうでもよい話で、ちょっと道草しました。

やっと肝心な話です。

これまでの、エントリーで紹介したように、キンドル本が、あんなに簡単に、しかも、原稿完成後、一時間足らずで、出版され、出版と同時に、
世界中の Amazon の Kindle Store に並ぶ時代です。
紙の本の出版では、著者が原稿を出版社に渡してから、出版までには、一年以上かかるのが常識です。売れると分かっている売文業の著者の場合はもっと速いでしょうが。その本が、書店に並ぶには、さらに時間がかかります。その書店も日本の書店だけです。

デジタル庁ができて、私が最初に提案したように、紙の本はご法度にすれば、本を出版したい人は、キンドル本を始めとする電子本を出版しなければなりません。
その場合、当然出版社も、著者に代わって、特に売れる見込みの強い売文業の著者の電子本を出すでしょう。
その場合、出版社は、電子本制作の手間暇をかけるわけですから、それが簡単なことであっても、手間暇かかります、とか、かけてます、とか言って、紙の本の場合と変わらない定価をかけて売るかもしれません。というか、売るでしょう。何しろ営利企業ですから。
そして、著者にわたすのは、グーテンベルグ時代の慣行に従って、一割、という事態が続くでしょう。

それもこれも、特に売文業に多いですが、自分で、電子書籍出版ができない無能著者が多いからです。
私が紹介したように、特にキンドル本は、紙の本と同じ体裁のものなら、「さるでもできる」DX 時代です。
本を書こうとするような人が、さるより劣ることはないでしょう。
ならば、すべての本が、キンドル本で出版され、それで「売文」する必要も事情もないなら、最低価格の 100円に設定すればよいのです。
キンドル本は、自分で削除しない限り、廃版、絶版はありません。著者の死後も、クラウド上に永久に残ります。

すべての人がスマートフォンを持つ時代になっています。だれもが、いつでも、どこでも、たった100円で、何冊でも、いろいろな本を読める時代が来る、と思いませんか。
私は、一ヶ月にわたる入院中に、スマートフォンで、30冊以上のキンドル本を読み、そのようなことを考えていました。
そうして、そういう時代を見届けるまでは、まだ、死ぬわけにはいかん、と全治退院を確信していました。
現在32冊のキンドル本を出版していますが、とりあえず、50冊を目指し、もし、100歳まで生きることになったら、死ぬまでに100冊のキンドル本を出すことを目指そうと思っています。
そうなれば体力勝負。毎日、30分以上の散歩をし、昨日は、Batting center での 左右両打ちの batting も再開しました。
100km/h の pitches を100。休み無しに10数分。
最後は余分な話でした。
では、また明日。

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この記事へのコメント

y.fujii
2020年10月06日 20:38
印税一割は、ごく一部のベストセラー作家のみ。一般の研究書の類いは印税ゼロが普通。キンドル版が紙出版の代替なら未来はない。文字より映像の時代になり、西洋文化は凋落してしまったから、今の若者は文字に対して拒否反応がある(たとえキンドル版であっても)。文字を使う出版というものが、もうダメなのです。まあ、文明の終焉を楽しむことですなあ。