キンドル出版、先ずは、クラウドで、クラス・グループで出版。図工科作品、音楽演奏、家庭科手芸など、どうですか。

 「本書け」「本出せ」というと、生徒一人ひとりが、そうしなければならない、と思うかもしれません。
 Chromebook とその無料で提供するアプリは、クラウドコンピューティングですから、作成した ドキュメントなどは、共有でき、共同作業ができます。
 クラウドコンピューティングとか、ファイル共有とか、何のことか分からない人は、次々回あたりで説明します。
 とりあえず、理解しておくことは、クラウドコンピューティングでは、個々の生徒の作ったファイルは、個々の生徒のコンピューターのドライブには保存されず、「クラウド」に保存されるので、share (共有)と edit (編集)を承認された者は、誰でも自由に「クラウド」から取り出して編集したり、付け加えることができる、ということです。
 小中学校の図工科の学習指導要領や指導案を見ると、昔とそう変わってなくて、創作と鑑賞がメインになっています。
 絵を描く、彫刻などと立体作品を作る、瀬戸などの陶磁器制作の盛んなところでは生徒も陶器を作っています。その他いろいろ手芸品の制作もします。家庭科でも手芸品を作ります。
 生徒が作った、そういう作品を、今や誰でも持っているスマートフォンのカメラで撮影し、クラス単位、グループ単位で作成した Google Document に、その写真画像を、貼り付けます。貼り付け順序は、出席番号順など、ルールを前もって決めておきます。
 貼り付けた後の、サイズや位置は、最初はバラバラかもしれませんが、簡単に変更して統一が取れたものにできます。担任か、そういうことを知っている生徒を編集責任者にするといいでしょう。
 作品の種類、テーマごとに、章立てやページ分け(pagination) も、編集責任者の仕事にするといいでしょう。
 
 各作品には、製作者の氏名、作品のタイトル、できれば制作の意図などを、文章で付け加えると「本」らしくなります。
 今、私の頭の中には、こうやって出来上がっていく「キンドル本」のイメージが、だんだん具体化されていってますが、キンドル本を作ったことのない人には無理かな。

 どの時点で、出版に踏み切るか、は担任が判断すればいいでしょう。目安として、各学期ごとに一冊出すくらいでしょうか。一年に一冊では、生徒のモチベーションが上がりません。もちろんたくさん作品が集まれば、一学期に何冊も出してもかまいません。
 紙の本では、そういうわけには行きませんが、キンドル本は、一旦出した本に、原稿を差し替えるだけで、後からどんどん追加することができます。一学年を終わったら、一年分をまとめて、発行するといいでしょう。
 
 音楽の場合は、どうでしょうか。学習指導要領や指導案を見ると、もっとも盛んなのは、合唱ですね。各クラス、各グループで発表した合唱の演奏を、
YouTuber の生徒にスマートフォンで撮影させ、YouTube に upload するのです。YouTube でなくて、動画ファイルを作って、キンドル本に埋め込むこともできますが、その場合、動画ファイルは、個々の生徒のパソコンのドライブに保存されて、共有はできません。それに、キンドル本に動画を埋め込むのは、ちょっと「さるにもできる」ことではないです。
 YouTube に upload してあれば、その URL を、Google Document に貼り付け、それをキンドル出版すれば、キンドル本で、その YouTube が再生できます。この方がずっと簡単です。
 合唱でなく、ブラスバンドの演奏ができるクラスがあれば、それも組み込むといいでしょう。
 個々の生徒の、個々に得意な楽器の演奏や、歌唱を、クラス単位のキンドル本に載せるかどうかは、議論の余地があるでしょう。
 私の考えでは、個々の生徒の演奏や歌唱は、個々の生徒が、自分のキンドル本で出版したほうがよいと思います。
 
 国語科で、文集を作ることがあります。「文」を「集」めたものですから、これをキンドル本で出版することは、もっとも簡単です。
 
 理科、社会、英語は、どのようなキンドル本が出版できるでしょうか。
 体育、家庭、技術の実技教科は、どうでしょうか。
 私には、豊富な?アイデアがありますが、小出しにします。皆さんも考えてみてください。
 
 今日のところは、とりあえずこの辺にしておきます。なんか、「本出す」って簡単そうでしょう。簡単ですよ。特に生徒ひとりひとりが Chromebook を持って、学校に Hi-Fi network が整備されていればね。それが、今現実になりつつあります。その環境で、こういうことをしない手はないでしょう。
 ある人が、岐阜県のある県立高校へ行ったら、その高校では、Windows の タブレットを全生徒に配布(ただで配るのか、買わせるのか)することになった、ということです。バカは死ななきゃ治らない!

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