赤ちゃんが犬を抱いた。 「こころ温まるニュース」 ?

 昨日は、
「市民ジャーナリズム」 で 「ニュースを創る」 ことも、それはそれで大事なことですが、もうちょっと気楽に
「こころ温まるニュース」 を、普通の人が発信し、それを share することができないか、
というところで切り上げました。 今日は、その続きです。
 
 なぜ、そういうことを考えるか、
というと、Huffingpost の "Good News" を見ていると、そんな気がするからです。

なぜ、そんな気がするか、 まずは、この URL を click/tap して、下の画像の動画を見てください。
画像

Title は、
Baby Girl Hugs St. Bernard (Video) 
Upload されたのは、2010年11月5日。
投稿したのは、父親か母親で、
Our daughter Lila giving a hug to my parents’ St. Bernard, Lucy!
今日現在の閲覧数は30万を超えています。 寄せられたコメントは115。

この YouTube のページには、
RELATED POSTS として
Little Girl Loves Samoyed Dog (Video)
Little Girl’s First Walk on Ice (Video)
Little Girl’s Adorable Birthday Message for Dad (Video)
Baby Wakes Up to Gangnam Style (Video)
Baby’s First Ice Cream (Video)
Adorable Little Girl Stands up to Dad Chasing Her (Video)
Cutest Eyebrow Wiggle Ever (Video)
Little Girl Eating Raw Onion (Video)
Hungry Camel vs Baby Girl (Video)
Toddler Miraculously Survives Horrible Crash in Russia (Video)

私が見た中には、閲覧数が60万を超えたのもありました。 ひょっとして100万というのもあるかも。


Video が news!
子供が犬を抱いているのが news!


と思う人は、そもそも news とは何か、
ということがわかってないのでは、ないですか。

 考えても見てください。 News は、新聞が出来る前からありました。 多分、ネアンデルタール人の社会にも、 news はあったはずです。
彼らの間で、
あそこでマンモスが出たぞ、
と、それを見た人が、他の人に伝えたら、それは big news です。
A 男と B 子が、草むらにいたぞ
と言えば、それも big news でしょう。 何をしてたかにもよりますが。

 昔は、というより、つい最近までは、これは news だぞ、という 「事件」 を目撃しても、それをその時その場で、映像で記録する手段がなかったので、ことばにして、伝えるしか仕方なかった。
新聞ができるまでは、news は、そうやって口伝えに伝えられていた。
よくある話ですが、後に行くほど、話が大きくなるか、違ったものになった。

 そこで、新聞ができて、文字で伝えることによって、後々歪められることなく伝えられるようになった (最初から歪められることもありますが)。
その新聞が、商業として発達したので、なるべく多くの読者を獲得するには、「ありふれた事件」 では、売れないので、殺人とか災害とか、お祭りとか、人が犬に噛み付いた話、とか、そういう 「事件」 になるものしかとりあげないようになった。 そして、記者といえば 「事件記者」 が花形になりました。
 「事件」 というのは、Wiki によれば、もともとは、
人々の関心をひく出来事。世間が話題にし、問題となる出来事。
のことで、ネアンデルタール人の間で、仲間内の A 男とB 子があいびきしていた (いいじゃないの)、という他愛のない話でも 「事件」 でした。
 それが、新聞ができると、新聞に載ったものが 「事件」 になる、という本末転倒の事態になったのです。
 
 新聞は紙でできていて、もっぱら文字でできています。 だから、「事件」 も文章でつたえられますから、目に見えません。 文字を読んで想像するだけです。
 写真ができてからは、 「事件」 のほんの一場面を垣間見る事ができるようになりましたが、かえって全体を見ることができないので、誤った情報が伝わることもあります。
 
 それに、ここが大事なところです。 「事件」 を伝える 「事件記者」 は、その 「事件」 の現場に居合わせたわけでなく、後から聞いて、「現場」 に駆けつけ、居合わせた人から 「取材」 をして、さも見てきたかのように、書いているだけです。
 現在でも同じで、新聞・放送記者は、警察や役所の記者クラブにたむろしていて、記者発表される 「事件」 を後追い取材して、ニュースを創っているだけです。
 だから、ニュース源になる警察や役所の人間が、特定秘密保護条例によって、口が固くなると困るわけです。 だから、社説などで、新聞界こぞって猛反対。 誰に訊くということなく、自分で取材すればいいのでは。 Am I wrong?
新聞だけが、「事件」 をニュースにしていたところへ、テレビが出てきて、実際の起こった 「事件」 を目に見せてくれるようになりました。
 が、これも大事なことは、テレビカメラは、「事件」 が起こった時に現場にあったのではなく、やっぱり、「事件」 が起こってから、現場に駆けつけ、「事件」 の現場の様子や、目撃者にインタビューして話を聞き出すくらいのこしかしていません。
 詳しくは立ち入りませんが、それでも、TV 放送の現場からの報道は、カメラの小型化、ネット送信によって、「事件」 と放送の間の 「時差」 は減っています。
 それでも、かってNHKの報道記者だった8bitnews の堀潤さんが言うように、放送枠内の 1 分や 2 分で伝えられる ニュースは、 「事件」 のツマを垣間見させるだけです。
 よくある話があります。 ある人が、たまたま、ある 「事件」 で取材され、テレビに出る(映る) というので、親戚友人に、宣伝したことはいいが、映ったのは、ほんの一瞬、という話。

 そこへ行くと、最初に紹介した "Good news" の video は、
Baby Girl Hugs St. Bernard
 という 「人々の関心をひく出来事」 としての 「事件」 を数分にわたって、写しています。
CM が、30秒何十、何百万という TV 界では、こんな映像が 「事件」 として、流れることはありません。
 
 「事件記者」 は、こんな 「事件」 が人々の興味を惹くとは夢にも思わないようですが (だから報道しない)、現に30万人もの人が見て、"heart warming good news" だと、コメントを寄せています。
 何百万という部数を誇る新聞や、何百万といういう視聴者を相手にしている放送局にとっって、30万人なんか、取るに足らない数字となめているでしょうが、さあ、この先どうどなるか。
 続きは、明日に。

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