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zoom RSS 『英語ものしり帖』「脚の巻」<股は、どこにある?>

<<   作成日時 : 2017/05/11 19:12   >>

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「腕の巻」が、終わったので、今日からは「脚の巻」です。
脚の巻、と言っても、股から始まって、足、足の指先まで進んでいきます。毎日読むと「英語ものしり」にありますよ。

脚の巻

股の巻

「頭のてっぺんからつま先まで」 というと、尻が終わったところから、「あし」が始まる、と思いがちです。
が、尻のすぐ下のところにある「股」のことを忘れていませんか。
「股」とはどの部分か、と問われると、答えに困る人も多いでしょう。
漢字で、「股間」「股関節」と言います。あの部分です、と言われても、ピンと来ないでしょう。

「広辞苑』では、次のように定義しています。
[股・叉] 脚の叉(また)になっている

もっともイメージしやすいのは、「木の股」でしょう。
画像

見た目は、人間の「股」をさかさまにした感じです。

ところがですね、漢語辞典である『字源』をみると、こんな定義になっています。(旧字体を新字体に変えてあります)
股(コ
もも、あし、また大腿)膝以上を「股」、以下を脛(スネ)といふ。又、上下を通じて「股」という
こんなことも付け加えてあります。
体をたすける大切な部分なるにより、転じて重要な臣に喩う。「股肱」
となると、漢語では、「股」は、「もも」特に「大腿」のことになります。
そして、"大腿" をgoogle すると、
だいたい
【大腿】
ふともも。腰とひざとの間の部分。


要するに、「股」とは、もともとは、「ふともも」のことだったのです。

一方、それでは、「腿」とはどの部分か、というと、『字源』の定義は、
腿(タイ)
はぎ(脛)と股(モモ)との総称。股は大腿、脛は小腿


そして、「はぎ(脛)」とは、
すね
【臑・脛】
膝(ひざ)から踝(くるぶし)までの部分。はぎ。 「親の―をかじる」(すねかじり)


漢語の「腿」は、「すね」と「もも」の両方、つまり、「脚」全体のことだったのです。そして、「股」の部分が、「大腿」(ふともも)というわけです。

『広辞苑』で、「もも」をひくと「股」が出ています。そして、「ふともも」をひくと「太股」が出ています。どちらも「もも」に当たる漢字は「股」です。「腿」ではないです。
そして、「たい」には、「腿」という漢字はなく、
「だいたい」をひくと「大腿」が出ていて、そこには、「大腿骨」「大腿筋」が出ています。

"また" で google すると、「股」という漢字に変わります。そして、
画像


みっつの「意味」が出ています。
そして、"もも" で google すると、
上の画像の三つ目だけが出てきます。

私たちの、現在の日常の使い方は、「また」には、「股」という漢字を当て、そしてその指し示す場所は、上の画像の「木の股」を逆さにした脚の付け根の分かれ目のところであり、
「もも」には、「腿」という漢字を当て、その指し示す場所は、通常「太もも」と言っているところです。

このことは、漢字の訓読・音読の問題であって、日本語の「また」と「もも」が、指し示すところは、現在私たちが日常思っているに変わりはないですね。
ただ、ここで注意したいことは、「もも」は、身体の部分ですが、「また」という身体部分はなく、身体の特定の場所、ということです。
別の言い方をすれば、「もも」という部分は切断できますが、「また」という部分はないので、切り離すことはできない、ということです。
合点しましたか。

「英語ものしり」というより「日本語ものしり」というか「漢字ものしり」になりました。これが「英語ものしり」とどういう関係があるか、この後、おいおいわかってきます。

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