オペラよもやま話 その22 映画監督がオペラ映画を撮ると、

先回は、映画監督の撮ったオペラ映画で、出演者に映画俳優を使ったものを紹介しました。 今回は、映画俳優を使わず、全部オペラ歌手を使って、オペラ映画を撮った映画監督の作品です。 これらの中で、ポピュラーなオペラをブロック体で示してあります。 Boris Gudonov (Mussorgsky) 1956; directed by…
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オペラよもやま話 その21 オペラ映画を撮るのは、誰か?

 先回、あるサイトで紹介されていた 25 (+1)のオペラ作品のリストを紹介しました。それらの映画を撮ったのは、どういう人か、全部の作品について調べました。更に、それ以外のオペラ映画もいくつか見つかったので、それらも含めて、いろいろ調べた結果、今まで気づいていなかったことも含めて、いろいろ興味あることが分かりました。 まずは、一人の例…
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オペラよもやま話 その20 オペラ映画の収録方法。

 現在、オペラを映像(画像)で見ようとすれば、DVD・BD、更には YouTube で見ることができます。それには、大別2種類のものがあります。 ひとつは、先回紹介したオペラ映画のもの、もう一つは、MET の Live Viewing のように実際の上演舞台をヴィデオ収録したものです。 気づいている人は気づいているでしょうが、この2…
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オペラよもやま話 その19  オペラは、テレビより映画 (film) で見る時代があった。

 どうですか。Callas と Tebaldi の Tosca、どちらが気に入りましたか。 と、言うことは、現代の私達が、こうやって YouTube で見比べて、あれこれ言うだけで、当時の Callas fan, Tebaldi fan で実際に両者の Tosca を舞台で見た人は、極めて限られていたでしょう。どちらかだけを見て、やれ…
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オペラよもやま話 その18 Maria Callas 曰く「演技力のないオペラ歌手なんて問題外よ」

 どうですか。Tebaldi と Callas の「歌に生き、恋に生き」を見比べてみましたか。 私の感想を言うなら、Tebaldi は「歌い」、Callas は「演じ、かつ歌う」というところでしょうか。  アリアは、そもそも歌うためのもので、演ずるためのものでないので、Callas の演技もあの程度ですが、このアリアの後の、Tosc…
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オペラよもやま話  その17 歌手が役者になる時。

NHKBSプレミアムに「ザ・プロファイラー」という番組があります。2019年12月12日放送の『マリア・カラス』の冒頭で司会の岡田准一が、こう述べています。 歌手マリア・カラス。オペラを聞いたことのない人でも、その名を耳にしたことのある人は、多いのではないでしょうか」 あなたはどうですか。 これが、もっともマリア・カラスの…
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オペラよもやま話 その16 Chorus Master (オペラの合唱指揮者)の、すごい仕事。MET の場合。

 オペラの演出家は、舞台上の合唱団の歌うのの指揮はしない、ということは前回指摘しました。 では、誰が指揮をするか、です。オペラには、ちゃんと指揮者がいて、オーケストラの指揮をしています。では、その指揮者は合唱団員が舞台で歌うのの指揮をしないか、というと、それはします。 指揮者は、オーケストラの指揮をするに際して、いきなり本番ぶっつけ…
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オペラよもやま話 その15  1960年代までは、演出家の仕事はもっぱら舞台の交通整理だった。

下の画像を見てください。これらは、NHKイタリアオペラ団で、このところ紹介している演出家のブルーノ・ノフリさんが「演出」した演目の舞台です。最初の画像が、『アイーダ』の第二幕凱旋の場面、2つ目は『カルメン』の第1幕です。 どちらの舞台にも主役級だけでなく、大勢の人が出ています。 これら大勢の人には、合唱団のメンバーとエキストラが含ま…
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21世紀 「情報の海」を生き抜くには、やっぱり ITC Literacy が要ります。 

 日経の毎土曜日の読書欄、しばらくいい本がなかったのですが、今日は、久しぶりの Hit です。 オペラよもやま話を休んで、こちらの話です。書評欄の記事は、copyright のこともありますので、公開のブログには載せず、メールの方に、載せておきました。  例によって、私は、Amazon.com から英語の Kindle editio…
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オペラよもやま話 その14 オペラ歌手は役者ではない。だから演技は必要ない?

「演出」とは、何をすることか。一応 Wiki 日本語版を見てみましょう。 最初の定義に、こう書いてあります。 演出(えんしゅつ)とは、物事を表現するときに、それを効果的に見せること。またはその役割を担当する者のこと。また、機械などの動作の装飾的な動きも演出と呼ばれる。 そして、特に演劇をとりあげ、 演劇で演出を担当す…
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オペラよもやま話  その13 演出家の仕事ー今昔物語

私、というより、私達日本人が、オペラ、特にイタリアオペラに親しみ始めたのは、1956年(昭和31年)に始まった、NHK イタリアオペラ公演でした。 その第一回の演目の一つの『アイーダ』に、当時東京芸大油絵科の学生だった、愛知県から東京の大学に遊学している学生のための寮、愛知寮で同室だった T 兄が、エチオピアの奴隷としてエキストラ出演…
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オペラよもやま話 その12 演出家と演出 

昨日、GM の G は、General (元帥)の G で、とても偉い人、と紹介しました。 General は、一方、in general とか、副詞になって generally となると、「一般に広く」という意味に使われます。 Ludolf Bing の本を読むまでもなく、GM の仕事は、何でもあり、ですが、何が何でもあり、か…
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オペラよもやま話 その11  オペラ劇場の最高責任者はだれか。その名称は?

先回は、ちょっと横道へそれました。本線へ戻ります。 世界中のオペラ劇場で、シーズン中は毎日のように、さまざまな演目が、さまざまな舞台セットで、さまざまな衣装で、そして、さまざまな歌手が歌って、演じているわけです。 では、一体、誰が、どういう演目を演ずるか、その舞台セット、衣装はどういうのにするか、など上演に関することを決めている…
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オペラよもやま話 その10 アメリカは、オペラ大国。

先回のエントリーで、気持ち玉で、『驚いた」トイウノガ3つもありました。何に驚いたのでしょうか。世界でのオペラ公演の数の多さに、でしょうか?それとも、世界中のオペラ劇場の数の多さ、にでしょうか。 今回は、予定を変更して、私自身が、これはちょっと驚いたな、ということを紹介します。 先回、アメリカ西海岸だけでも6つもオペラ劇場があ…
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オペラよもやま話 その9 世界には、どれくらいオペラ劇場があるか。そして日本は?

私は、Operawire という Twitter Account を follow しています。毎日世界中のオペラに関する Tweets が入ってきます。この時期は、北半球のオペラ劇場が、2020−21年のシーズンの公演予定を発表する時期です。その発表を毎日のように見ていると、こんなオペラ劇場があったか、こんなところろにもオペラ劇場…
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オペラよもやま話 その8 見るのと、聴くのと、飽きるのは、どちら?

前回は、オペラはフルコース、歌舞伎はアラカルト、という話でした。毎日、毎年、同じフルコースを食べていると飽きてきます。そうすると、どうなるか、という話でした。 レストランでしたら、同じフルコースを出し続けると、常連客なら飽きてきますから、新しいフルコースメニューを出すでしょう。 オペラ劇場も同じです。 レストランの場合は、…
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オペラよもやま話 その7 オペラと歌舞伎の上演形式の違い アラカルトとフルコース

このポスターを見てください。今年の1月の歌舞伎座の公演です。 1月2日から26日まで、同じ演目(外題)で、午前の部と午後の部が公演されます。以前は中日で、午前と午後の演目が、入れ替わりましたが、最近の傾向は入れ替えなしです。 午前は、4っつ、午後は3つの演目が演じられていますが、それらの間に、なんの関係もありません。 そして、…
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オペラよもやま話 その6 オペラにはシーズンがあり、歌舞伎にはない。

日本の歌舞伎は、東京の歌舞伎座などで、一年中公演が行われていますが、オペラには、オペラシーズンというのがあります。ヨーロッパの国々では、通常9月から、翌年5月が普通です。ヨーロッパを見習って発展してきたアメリカでも、例えばメトロポリタン歌劇のシーズンは、9月から5月になっています。 というのは、北半球の話で、南半球にあるアルゼンチ…
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オペラよもやま話 その5 オペラと歌舞伎

オペラと歌舞伎は似ている、と言われます。 そうだから、でしょうか、今回あの事件があって、残念ながら実現しませんでしたが、オリンピック文化ブログラムの一つとして、ドミンゴと市川海老蔵との、オペラ歌舞伎「共演」がありました。 それで中止になったか、と思ったら、そうではなくて、こういう記事がありました。 海老蔵さん、オペラ歌手と…
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