TED スーパープレゼンテーションとm-learning

昨日、e-learning の特徴としては、大学を含めた学校教育が力をいれているものだ、と言いました。e-learning は、もともとアメリカ国防省が、世界各地に散らばっている軍人の教育のために推し進めたもので、ADL (Advanced Distributed Learning Initiative) という団体が、それこそ initiative を取っています。学校だけでなく、企業内教育などにも広く採用され、そういう教育に learning material や system を供給して、儲けようという企業も沢山あります。言ってみれば、金のかかる learning ということもできます。
  それに対して、m-learning は、少し言いすぎでしょうが、教える人がいなくて、学びたい人が「好き勝手に」学ぶ learing といえます。Learners ひとりひとりが、自分の学びたいことを、学びたいときに、時間的にも内容的にも、学びたいだけ学ぶ、という learning です。
言ってみれば、学校や幼稚園へ入る前の子供の時の learning です。
 そして、そして、学校を終わり、勤めも終わり、子供時代のように自由な時間がある人で、学びたいと思う人のための learning の方法でもあります。
 m-learning は、「小出し」に、5分でも10分でも時間のあるときに学べますから、勤めている人でも、通勤時間帯とか、休憩時間とか、退屈な会議の間とか、病院や医院で待たされている間とか、人との待ち合わせで待っている間とか、わけの分からないお経を、葬式や法要で聞かせれているときとか、ちょっとした「すき間」でも、learn できるのです。
  一昨日、m-learning の元祖は、二宮金次郎だ、と言いましたが、その頃には、m-learning ということばはありませんでした。特に最近、このことばが使われるようになったのは、mobile media 特に、smartphone が普及してきてからです。
  ここに例に出した、「すき間」の m-learning は、smartphone によってできるようになったのです。お経の時に、iPad などの tablet を出しておれば、目立ちます。smartphone なら、メールをチェックしているかな、と見逃されます。とにかく、ポケットに入れておけるから、ちょっと取り出して、m-learning すればよいのです。
  いくら smartphone が普及しても、contents や application がなければ、m-learning はできません。それが、ここ1年ばかりの間に、さまざまな application や contents が smartphone 向けに提供されるようになってきたのです。しかも、ほとんど全部 free です。
  ちょっと気をつけなければならないことがあります。今まで e-learning で稼いだ来た企業の中に、いち早く、m-learning に眼をつけて、15分のすき間に勉強できます、というような application を売り出しているところがあります。有望市場だと考えて、これからいろいろ売り出そうという動きがあります。そういうものにだまされて高い金を払ってはいけません。どうせ役立たないものですから。
 それより、私がこれから紹介するもので m-learning したほうがはるかに効果がありますよ。
 というと、m-learning 用の contents を紹介するのかと早合点してはいけません。私が紹介するのは、本来 m-learning 用に作られたものでないものが、smartphone で利用できるようになった、というものです。だから、そういうものは、smartphone がなくても learning に役立てられますが、PC を使ったり、テレビを見たりしなければならないので、すき間風 m-learing はできないのです。だから、結局は、そういうもので learning する機会を逸していたのです。それが smartphone によって、利用できるようになったのです。
 このブログを読んでいる人は、既に学業を終えた人たちですから、先ずは、life long learning に役立つものを紹介します。
 NHK ETV で、この四月から、「英語でしゃべらナイト」に変わる英語番組として、MIT MIT メディアラボ 伊藤穣一所長をnavigator とする「スーパープレゼンテーション」という番組が始まりました。毎週月曜日11時から 25分番組です。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/
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 これは、何のことはない、既にネット上で YouTube で視聴できる TED の presentation のなかから、伊藤所長が選んだものを、解説付きで放送するものです。
 ネットで google すると、見逃した人のための再放送とか、見逃して残念とか、仕事の準備で見れないので録画するとかいう書き込みが見られます。
 いつでもYouTube で見られるのに、これも、先日の中日新聞の「社説」配信の話と同じで「不思議な国」の話だな、と思ったものです。
 そういうと、ETV の放送は、字幕がでるけど、YouTube で見るのは「字幕」 subtitle がないから困るのでは、という人がいるでしょう。「不思議な国」の住人が多いようです。
 心配ご無用、ということは明日紹介するとして、先ずは、この番組で提供される presentation の母体となっている TED とは、どういうものか、ということを少しは知っておいたほうがいいでしょう。Wiki から c&p します。
TED(テド、英: Technology Entertainment Design)とは、アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのこと。
TEDが主催している講演会の名称をTED Conference(テド・カンファレンス)と言い、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう。講演会は1984年に極々身内のサロン的集まりとして始まったが、2006年から講演会の内容をインターネット上で無料で動画配信するようになり、それを契機にその名が広く知られるようになった。

http://en.wikipedia.org/wiki/TED_(conference)
 TED は、現在は、California の Long Beach で開かれていますが、そのほかに世界のいくつかの都市で、TEDx という名称で、同じことが行われています。
http://www.ted.com/pages/about_tedx
 日本でも、東京で、2009年から開かれ、今年は6月30日に開かれます。
http://tedxtokyo.com/
http://tedxtokyo.com/tedxtokyo-2012/
 そこでですね。TED や TEDx の presentation を TV で見ると、勉強になります。PC で YouTube で見ることもできます。
 しかし、それは、m-learning ではないです。
 そういう本来 m-learning 用でなかった contents が、smartphone によって、m-learning できるようになった、「すき間」で learning できるのですよ、ということを、繰り返し、うるさく言っているのです。これを利用しない手はないですよ、と言っているのです。
 くどくど言うとうるさいでしょうから、今日はこのあたりでやめて、続きは明日にします。
 が、暇があったら、なかったら作って、パソコンでいいですから、次のいくつかの presentation をとりあえず、視聴してみたらどうでしょうか。
 全部日本語の字幕つきです。長さは、18分以内です。「すき間」で見れます。URL をクリックするだけで YouTube が開きます。
http://www.ted.com/talks/lang/ja/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html
http://www.ted.com/talks/lang/ja/myshkin_ingawale_a_blood_test_without_bleeding.html
http://www.ted.com/talks/lang/ja/deb_roy_the_birth_of_a_word.html (これは先週放送されました。)

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