「精神生理」の抽象名詞の英語脳への養殖法。

昨日の最後に Psychophysiological verbs が、名詞化された場合の二種類の使い方を示しました。
  昨日の例では、
 Tspan style=font-size:larger>The many signs are a confusion to the boy.
 The cigarette smoke is a displeasure to the lady.
と、
We can see his confusion.
We can see her displeasure.

でした。
 こういう文は、英語の先生は「訳す」のに困るでしょうね。
 下のカテゴリーの文は、普通の高校生は、
  「彼の」混乱
  「彼女の」不快
  と訳すでしょう。
  それを approve したら、英語教師は失格ですね。そのわけは、すぐ分かります。

 Psychophysiological verbs の名詞形は、二通りの意味を持っています。
 上の例でいうと、 
1. a thing or a person that confuses/displeases
2. a state of being confused/displeased

です。
 これは、丁度、前者は、現在分詞、後者は、過去分詞の使われ方と一致しています。思い出してください。
最初の場合は、
   The many signs are confusing to the boy.
The cigarette smoke is displeasing to the lady.

この場合は、現在分詞とところが、名詞に入れ替わっただけです。
 後の場合は、
 The boy is cofused with the many signs.
The lady is displeased with the cigarette smoke.

だから、彼らの confusion/displeasure が眼に見える(see) ので、
We can see his confusion.
We can see her displeasure.

となっているのです。
  「抽象名詞」をいきなり「チュウショウ」名詞として、出してくるから、「象」が見えないのであって、「象」の見える動詞を、まず植え付け、そこから、ふたつの枝を出し、それぞれの枝から、「する」と「される」の使い方へ、育てていけば、そういう optimal sequence をとれば、ちゃんと根付くのです
  それをしないで、いきなり、confusion が出てきたら、confused になるだけです。
  displeased になるかも。
「チュウショウ」名詞は、不加算名詞 (uncountable noun) とされています。しかし、psychophysiological nouns は、上のれいでは、a thing or a person that confuses/displeases ですので、上の例のように、ちゃんと a がついています。confuse/displease する、眼に見えるものや人なのですから、countable です。
  His/her confusion/displeasure は、そういう状態のことですから、この場合の his/her は、所有格ではなくて、その意味は、主語をあらわしています。だから、「彼の/彼女の」と訳す英語の先生は、失格だ、と言ったのです。

  
  ところで、昨日の絵は、どのような psychophysiological 状態を表していると判断しましたか。上から順に、amaze, enchant, fascinate, disappoint, sadden のつもりです。
The magis show has amazed the children.
The sunset has enchanted the girl.
The fireworks have fascinated the girl and the boy.
The rainy weekend has disappointed the children.
The parting has saddened the lady.


です。まあ、絵の状況から判断できるでしょう。
  
  このようにして、SF Modular System では、全部で40 の psychophysiological verbs を植え付け、そこから、psychophysiological nouns を育てています。そうすれば、英語能にちゃんと根付きます。
  
  最後に、余談では、もったいない余談を。
  his confusion/her displeasure の his/her の使い方です。
  下記の四つの his の意味の違い分かりますか。
  his book, his honesty, his action, his arrest.
これを、「彼の本」「彼の正直」「彼の行為」「彼の逮捕」と訳して済ましている英語の先生がいたら、失格です。
  Chomsky 流にいうならば、これらの deep structure は、
He has a book.
He is honest.
He acted.
He was arrested.

 
  高校の英語の授業で、こういうことを区別して教えたもらった人は、幸せです。教えてもらわなかった人は、英語脳が発達しなかったので、英語がいつまでもできないのです。
  そういう人でも今からでも遅くないですから、SF Modular System で、60 の手習いをするといいですよ。
  このブログ entry、大学まで英語を習って、現在英語ができない人むけに書いているのですが、分かりましたか。分からないことがあったら、遠慮なくコメントか質問をしてください。

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