「回答」するのは「英語脳」。快感?

今日は、「回答」する時の脳の働きの話です。
  一口に「回答」と言っても、いろいろな場合があります。
  アンケートに回答する。面接で質問されて回答する。裁判の尋問に回答する。など。
  これらに共通しているのは、「自分のこと」について、質問されていることです。
  裁判の場合は、隠し立てなく「自分のこと」を回答しなければならなりません。アメリカなどでは、うそ偽りを言わないように、と、バイブルに手を置いて宣誓しなければなりません。
  これまでに何度も指摘しましたが、学校英語教育では、特に試験に際しては、「自分のこと」について回答を求められることは、まずありません。
  学校の英語の勉強は、試験のため、長期的には大学受験のためですから、長年「自分のこと」について回答することなく、英語の勉強を続けていると......
実際に英語を使う場面では、回答を求められる場合が、ほとんどです。「英会話」とは、そういうものです。TV英会話では、登場人物が、お互いに「自分のこと」について回答する場面がおおくありますが、あれは、他人事で、それを見ていても脳にとっては「自分のこと」ではないので、何にも反応しません。
 こういう状態が、学校英語教育の過去・現在、そして多分未来永劫と続く「回答不在状態」と指摘しておいて、本題に入ります。
 先に紹介したように、SF Modular System Curriculum では、各種のトピックに基づいて、主語を you、your N, 目的語に you を使う「自分のこと」についての question を、矢のように連発します。多くは、200 の質問の矢が放たれます。
  それを迎え撃つ脳は、それを受け止め、答えを打ち返します。
  その答えとなるものは、自分が五感でもって経験したものです。それは、事象として記憶に蓄積 (accumlate) されています。Question を聞くと、その中の単語が刺激となって、それが引き起こす記憶が想起され、改めて五感で認知されます。認知された事象を、言い表す単語は、既に習得しています。単語を正しく並べる syntax も既に習得しています。(というか、習得している単語と syntax で答えられる question しかしないように配慮してあります。)
 この脳の働きは、現実世界で、英語脳を使っての英語活動と同じことです。もし、question されたことが、記憶の中になかったり、記憶の層のずっと底のほうに埋もれていて、なかなか出てこない時は、
 Sorry, I can't recall it.
と答えれば、「回答」になります。
 答えは分かっていても、単語が出てこなかったり、syntax が複雑すぎて、うまく「回答」できないと、脳が判断したら、
  This question is too difficult for me to answer.
  とでも、「回答」すればよいのです。
  Privacy にかかわることで、「回答」したくなければ、
  I don't want to answer such a question.
 と、「回答」してもよいのです。
  相手は、知らないので question しています。こちらは、教えてやる立場です。「回答」するかしないかは、こちらの権利です。
  と、脳は思っています。
  脳にとっては、快感です。いろいろな研究によると、脳には、快感神経があり、それが刺激されて快感を感ずると、喜ぶということです。
  脳が喜べば、ことばの習得も促進されます。
  ちょっと話が飛躍しました。
  以上のことは、繰り返し断っていますが、あくまで推測です。
  この推測が正しければ、(結構正しいと思っていますが)、you, your, you による「自分のこと」についての questions に「回答」する時には、養殖中の「英語脳」が、全面的に活動し、更に、成長するのです。
  それは、「他人事」を、ことば、それも日本語で記憶していて、その記憶を辿って「解答」するのとは、まったく違った脳の英語活動です。
  ここで、ひとこと。
  小学校の「英語」は、「英語学習」でなくて「英語活動」とされています。
  あの場合の「英語」「活動」は、生徒が、「英語」で「活動」するということで、生徒の脳が、「英語」を「活動」させる、のではないのです。
  あんなことしていても、「英語脳」は、全然養殖されないし、脳の英語に関与する部分は、知らん顔をしています。この推測どう思いますか。
  
  推測、推測、と繰り返すと、いい加減なことを言っている、とかんぐる人もいるでしょう。
  しかし、推測するには、unproven evidence とはいえ、ちゃんとした根拠がいるのです。そして、その unproven evidence とは、これまでの科学技術では、prove できてないだけのことで、それが、right or wrong は、今後 prove されることです。
  Nobel Prize の多くも、特に物理学では、unproven evidence に基づく推測が、その後 prove されて、正しいとされ受賞につながっています。
  では、私は、何に基づいて推測しているか、多分明後日お話します。

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