「グローバル・パーソン」「グローバル人材」、比べてみれば。

  昨日、「グローバル人材」と「グローバル・パーソン」とどっちがいいの?というような質問をしました。
  答えは出ましたか。
  今までに、「グローバル人材」は、よく聞いたことがあるし、なんとなく魅力的な響きもあります。。
  「グローバル・パーソン」は、多分、このブログを読んで初めて聞いた人も多いでしょう。
  その違いについては、なんとなくほのめかしてきましたが、改めて、もっとはっきりさせましょう。
  まずは、こういう違いがあります。
  「グローバル・パーソン」になるには英語を、第一言語の日本語並みとは行かなくても、外国語という意識なしに、第二の言語として使う習慣がないと、ちょっと無理でしょう。
  「グローバル人材」になるには、英語力があった方がいいでしょうが、なくてもなれます。
  現に、グローバルに事業を展開している企業では、「グローバル人材」の条件として英語力より、「チャレンジ精神」とか「異文化理解力」を挙げているという調査があります。
グローバル人材に必要なのは「英語」か「チャレンジ精神」か
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/02/06121257.html?p=all
 
  「グローバル人材」は、基本的には、グローバルに事業を展開している/したい組織や企業に雇われて、その事業のための「材料」として役立つ人です。
  それが、他に取って代われない貴重な「材」であると、その組織・企業の「財産」となって、「人財」となります。
  「材」になるかどうかは、自分でそう望まなくても、所属している組織・企業から要請、または、期待されて、そうなる場合が多いでしょう。
  「グローバル・パーソン」は、人に雇われなくても、自分の、言ってみれば、「生き様」のために、選んでなるものです。人のためでなく、言ってみれば、「自己満足」かもしれません。
  
  日本人で「グローバル人材」と言われる人は、日本の組織・企業の「材」になるのであって、global interest のための存在ではありません。したがって、その persona (mask) は、Japanese person のそれであって、global person の persona (mask) ではありません。
  国境を越えて、global に活躍しているから、といって、それが、自分の利益のためであれば、その人は、日本にとっては、「グローバル人材」ではありません。 
  イチロー選手など MLB の Japanese baseball player は、自分の profit のために働いています。所属する team の「人材」ではあっても、「グローバル人材」ではありません。自分の profit のために働いていることが、よくわかるのは、もっとよい契約条件があれば、今までの team を捨てて、移ってしまします。別に批難することはありません。それが pro というものですから。
  「グローバル人材」は、グローバルに事業を展開する組織・企業に属しているので、その仕事をするのに、日本を出て、世界各地に出向かなければなりません。アルジェリアの事件のように、テロにあって、命を落とす危険もあります。
  「グローバル・パーソン」は、家で寝転んでいてもなれます
  親としては、子供にどちらにならせるか、迷うところです。  
  「グローバル人材」になるには、なによりもまず、組織・企業が行う事業に役立つ「人材」であることが前提です。現代の各種組織・企業の事業活動には、高度の知識・技術が要求されます。そういう知識・技術の基本を身に着けるには、高等教育、できれば大学院まで出ていることが望ましいでしょう。
 「グローバル・パーソン」になるには、高等教育はあればあったで邪魔にはなりませんが、なくても困りません。昨日紹介したように、小学生でもなれるのですから。そもそも、日本で大学教育を受けたら、英語が第二言語として、使いこなせるようにはなりませんから。
  「グローバル人材」として認められ、活躍して「人財」ともなれば、高収入や高い地位も得られます。
  「グローバル・パーソン」は、そういうものと、無縁です。
  先にも指摘したように、ある年齢以上、特に定年退職した年金生活者は、いまさら「グローバル人材」には、なれません。
  しかし、「グローバル・パーソン」になることは、今からでも遅くないです。
  英語が問題ですって。SF Modular System の Adult curriculum で learn すれば、その気になれば、1年、長くても2年で、何とかなりますよ。
  また、子供さんやお孫さんには、小中学生用の curriculum があります。
学校教育の英語は、「外国語教育」ですが、SF Modular System は、そもそも旧文部省の特定研究で「第二言語学習カリキュラム」として開発したものですから、「グローバル・パーソン」向きなのです。別に宣伝するつもりではないですが、一応紹介しておきます。
  
  そこで、改めて質問です。
  ご自分は、どちらになりたいですか。どちらにもなりたくない、という選択肢もありますよ。
  子や孫は、どちらになってほしいですか。
  生徒や学生は、どちらになってほしいですか。
  次の世代は、どちらでもない、と、人間でない、ということになりかねません。ここは、思案のしどころです。
  こうしてみると、「グローバル人材」のほうが、望ましいように思えるでしょう。
  が、誰しも「グローバル人材」、いわんや「人財」にはなれるものではありません。
  しかし、「グローバル・パーソン」なら、なれます。
  もし、Japanese person の多くが、global person の persona (mask) を wear するようになったら、どうなるか、というのが、このところ、私が、毎晩じっくり眠りながら、思案しているところです。皆さんも思案?してみてください。
  思案するには、脳がよく働かなければなりません。脳がよく働くには、十分な睡眠がもっとも栄養になる、という研究が多く出ています。もっとも、眠る前にちゃんと思案していなければ、だめでしょうが。
思いつくままに書いてみて、読み返してみたら、「グローバル・パーソン」のイメージが、今いち、浮かびませんね。
  一方、「グローバル人材」は、どういうものか、いろいろイメージされているようです。"グローバル人材 画像」で google すると、いろいろ出てきますよ。自分で試してみてください。
  あと一日昼寝でもしながら、思案?してみます。
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 これは、文部科学省から「グローバル人材育成推進事業(特色型)」に採択された埼玉大学の「グローバル人材像」です。
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