ブログは、「書く」のでなく、キュレーションで。

 同じようなことを繰り返し書きます。
ブログは、「作文」 ではない。 だから、「書いたもの」 は 「作品」 ではない。
では、何だ、となります。
 それは、curation だ、というのが、私が何度も答えとして、出していることです。
 デユマやシェークスピアのやったことは、今から考えれば、curation ですが、彼らは当時はそんなことはしりませんでした。 しかも、彼らは、文学作品を 「作った」 のにたいし、現代の curation は、文学作品を対象にはしません。 今後はともかくとして、著作権の確立している現代では、curation による 「創作」 は認められないでしょう。 What do you think?
 この curation、具体的に何をすることか、先の entry
キュレーターがネット世界で必要になった
で、今読み返しても、結構上手に説明しています。 ここでは、繰り返しませんので、再読も含めて、読んでください。

 Curation 効果?について、先の entry 以降に見つけた参考になる記事を紹介します。
ルーブル美術館の分館が、「ベルギーと国境を接するフランス北部、ノール=パ・ド・カレー地方にある街で、パリからTGVで約1時間15分ほどのところに位置している」 ランスに出来たという話です。
新しい視点で作品を楽しむ。ルーヴル美術館の分館がランスに誕生!
 そこでは、パリの本館とは違った展示方法がされています。 要するに、違う curation です。というか、curator の腕の見せ所です。
またこの美術館の特徴は「ひとつのスペースに全作品を展示」すること。
そのため同時代のさまざまな文明・文化から生まれた作品を一度に鑑賞できます。
パリのルーヴル美術館では、部門ごとにコレクションを展示しているため、同時代のさまざまな技術や文明を比較することができません。
「ルーヴル・ランス」では、それが可能となります。例えば、紀元前5世紀の古代ギリシャの作品がペルシャ帝国やファラオ時代のエジプトの作品と隣合って並んでいます。
こうして、芸術と人間の歴史をまったく新しいやり方で理解することができます。また年代順のアプローチに加えて、テーマ別に作品を鑑賞することも可能。肖像、風景、権力、宗教といった重要なテーマの表現が時代とともにどう変遷したかを見ることができます。


このように、curation 次第で、「芸術と人間の歴史をまったく新しいやり方で理解することができ」 るのです。
Curationって、すごいでしょう。

 デジタル時代になって、さまざまな contents が、ネット上に溢れ、だれでもが、簡単にアクセスできるようになりました。 そして、 Wikipedia に先導されて、copyleft で、しかもタダで手に入れることができるようになりました。
 芸術作品を並べ替えると、そこに全く新しい関係が見出され、全く新しい見方ができるように、
ネット上に雑然と無関係に publish され、多くは、埋もれているものも、掘り出して、並べ替えてみると、
全く新たしい物の見方を提供する、ということを、やっぱり誰か賢い人が見つけたのです。
 そうすることを、美術の curation になぞらえて、content curation と呼んだのです。
Wiki の冒頭に、次のように説明されています。
Content curation is the process of collecting, organizing and displaying information relevant to a particular topic or area of interest. Services or people that implement content curation are called curators.

日本語版がない、のですが、日本では、前にも紹介しましたが、佐々木俊尚氏が、『キュレーションの時代』 を出して、知る人ぞ知る、ことになっていますが、まだ、馴染みがない人も多いようです。 How about you?
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Amazon.co.jp の、この本の 『内容紹介』 には、こんなふうに書いてあります。
情報の常識はすべて変わった!
テレビ、新聞、出版、広告――。マスコミが亡び、情報の常識は決定的に変わった。ツイッター、フェイスブック、フォースクエアなど、人と人の「つながり」を介して情報をやりとりする時代が来たのだ。そこには人を軸にした、新しい情報圏が生まれている。いまやだれもが自ら情報を選んで、意味づけし、みんなと共有する「一億総キュレーション」の時代なのである。シェア、ソーシャル、チェックインなどの新現象を読み解きながら、大変化の本質をえぐる、渾身の情報社会論。

そして、
キュレーション【curation】 を定義して、
無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。

佐々木氏は、「朝キュレ」 と称して、毎日、朝、氏が目にしたマスコミ・ミニコミの情報を、別々の tweets で、紹介していますが、それらをまとめて、ひとつの新しい情報に仕立てることはしていません。どこかでやって見えるかもしれませんが、ただ、いくつかの情報をランダムに流すだけでは、curation ではないですね。

それは、ともかく、来るところには、あるいは、来る人には、curation が、やろうと思えばやれる時代になったのです。
アメリカでは、小中学生にも、curation がしやすいように、いろいろな apps が出ています。 その代表的なものは、先にも紹介した Storify です。 私は、実際に使ってないのですが、日本でも使っている人が、使い方を紹介しています。
「新時代オンラインサービス Storify とは」
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ライフハッカー日本語版では、ビデオで使い方を紹介しています。 Video は、English です。
誰でも簡単にキュレーターになれる「Storify」

もうひとつ、
アメリカで賞も獲得したキュレーションサービス「Storify」って?

こういう無料の app を使って、小中学生でも、ブログを curate しているのです。 誰でもとは言いませんが。
大人のあなたも、きらいな 「作文」 をするのでなく、 content curation によって、ブログを書いたらどうですか、と、だんだん簡単な方法を紹介しながら、しつこく言っているのです。 もう聞き飽きたでしょうが。
あまりいうと、嫌われますから、今日は、このへんで切り上げましょう。

再度の紹介ですが、次の、先の entries も参考になります。
全ての人がキュレーターになる時代
「キュレーターには、誰でもなれる?

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