パケット通信とは。 インターネットの仕組み。 「テクジョ」 「テク男」 になるために。
昨日、「テクノロジー音痴」 にならないように、そのためには、私のブログを読むといいですよ、とお勧めしました。
この 「テクノロジー音痴」 は、私の造語でなく、google すると、ちゃんと出てきます。
英語では、'technology ignorant' とで、ちゃんとそういう人種?が認知されています。
日本式に4文字にするなら、「テク音痴」 でしょうか。
そのテク音痴の人でも、自分たちの生活が、特に、現代のインターネット時代の生活が、知らないところで進化し続けている technology に守られていることくらい、知っておく必要があります。
そして、何も知らなくても、その technology を使って、「便利」 しているのです。
ガラケーの人でも、携帯メールをします。 まだ、パソコン族でも、アマゾンや楽天で online shopping をする人もいます。
東北大震災の時、電話がつながらなくて、連絡を絶たれ、情報も入って来なかった時に、ガラケーでも imode なら、インターネットにつながってメールが出来たり、ネット上から、情報を得ることができました。
震災地でなく、あの時の東京難民で、徒歩で家に帰らなければならなくなった人でも、iMmode ガラケーで日頃インターネットとつながっていた人は、ネットで発信される避難所とかトイレの位置、炊き出しの場所などしることが出来ました。
なぜ、電話網は寸断されて繋がらなくなっても、インターネットはつながったか。
これは、ネットの基礎の基礎、そもそも今のインターネットの始まりですから、それくらいは知っておいても損はない、というか、現代の常識です。
別に詳しいことや、詳しい仕組みを知る必要はありません。 どうせ素人には分からないことですから。
こういうことさえ知っておればいいのです。 インターネットは、「パケット通信」 という技術に基づいている。
もっともこれだけではないですが、とりあえず、これだけ知っているだけで、「テク音痴」 状態から抜けれます。
それがどういうものか、私のブログを読まなくても、Wiki にちゃんとありますから、それを読んでください。
読んでもわからないこともあるでしょうが、下の図を前もって見ておくと、理解しやすいでしょう。 一番左や真ん中は、今でも電話網が採用している network です。 図から直感的にわかるように、network の中心か、途中のどこかが、寸断されれば、network は、麻痺します。
JR の新幹線網は、一番左のモデルです。 どこか途中で、事故があると、全線止まってしまいます。
インターネットは、一番右のモデルの network です。
ここのところの説明が、「テク音痴」 さんにするのに、ちょっと難しいですね。 まあ、読んで見てください。
宅急便で、配達される荷物は、英語では package と言います。 普通は、ひとまとめにして配達されます。 Amazon でいくつもの品を注文すると、間に合えば、全部まとめて一括配達してくれます。 同じものを10個以上注文すると、在庫が不足するときは、4つと5つのように分けて配達されることもあります。
インターネット上で、運ばれるのは、メールにしても、写真にしても、0と1の数値に変換された 「情報の小荷物」、つまり、package です。
インターネットでは、そもそもそれが出来たときから、情報の Package をひとまとめにするのでなく、いくつかの packet に小分けして、別々のルートで運ぶようになっているのです。 そして、最後の到着地で、また、ひとまとめの package にして、あなたの手元に着くのです。
そして、小分けされた packet は、一番右の図にあるような編みの目のようなルートを別々にたどって、どこか一箇所が絶たれたとしても、別のルートを探して目的地に向かう、のです。
新幹線がどこかで止まっても、新幹線の主要駅で乗り換えられる在来線や私鉄に乗り換えれば、乗り換え乗り換えして、目的地に着くことができることがあります。 新幹線は、東京を起点とする、一番左の図のようですが、昔からの鉄道網は、一番右のような network です。
なぜ、インターネットは、このような network になっているか、というと、そもそもこの方式を考えた Paul Baran ですが、
1961年に空軍はバランに対して、核攻撃下でも生き残りが可能なネットワークの構築方法を研究してくれるように依頼した。
からです。
この Baran とほぼ同時に同じことを考えたイギリスの Donald Davies がいました。
こちらは、軍事目的と関係なく、以下にして効率的な network を作るか、という観点から、同じ方式にたどりついたのでした。
Baran が、この方式にどういう名前をつけようか、と迷っている間に、Davies が、Packet Switching という名前で、発表してしまったので、この名前で、広まったのです。
下の画像の本は、私が今 Kindle で、毎晩寝る前に読んでいる本ですが、そこに、この Internet network のことが触れられており (上の図は、この本からの c&p)、そこにこのような episode が紹介されています。
Years after both Baran and Davies had published their seminal papers, Davies jokingly said to Baran, "Well, you may have got there first, but I got the name."
あれこれおしゃべりしていたら、意外と長くなりました。 今日の予定では、internet のもうひとつの core technology である 「分散コンピューティング」 の話もする予定でしたが、明日に回さざるをえないですね。 私のブログも、パケット通信にならって、小分けしてお届けします。
今日のところは、なるほど、インターネットの情報は、こんな風にして、安全、確実、迅速に私達のところにとどくようになっているのだなあ、テクノロジーは、すごいものだな、とテクノロジーが、People's life に役立っている、ひとつの、それも肝心要の例として、納得したら、少しは 「テクジョ」 「テク男」 に近づきますよ。
この 「テクノロジー音痴」 は、私の造語でなく、google すると、ちゃんと出てきます。
英語では、'technology ignorant' とで、ちゃんとそういう人種?が認知されています。
日本式に4文字にするなら、「テク音痴」 でしょうか。
そのテク音痴の人でも、自分たちの生活が、特に、現代のインターネット時代の生活が、知らないところで進化し続けている technology に守られていることくらい、知っておく必要があります。
そして、何も知らなくても、その technology を使って、「便利」 しているのです。
ガラケーの人でも、携帯メールをします。 まだ、パソコン族でも、アマゾンや楽天で online shopping をする人もいます。
東北大震災の時、電話がつながらなくて、連絡を絶たれ、情報も入って来なかった時に、ガラケーでも imode なら、インターネットにつながってメールが出来たり、ネット上から、情報を得ることができました。
震災地でなく、あの時の東京難民で、徒歩で家に帰らなければならなくなった人でも、iMmode ガラケーで日頃インターネットとつながっていた人は、ネットで発信される避難所とかトイレの位置、炊き出しの場所などしることが出来ました。
なぜ、電話網は寸断されて繋がらなくなっても、インターネットはつながったか。
これは、ネットの基礎の基礎、そもそも今のインターネットの始まりですから、それくらいは知っておいても損はない、というか、現代の常識です。
別に詳しいことや、詳しい仕組みを知る必要はありません。 どうせ素人には分からないことですから。
こういうことさえ知っておればいいのです。 インターネットは、「パケット通信」 という技術に基づいている。
もっともこれだけではないですが、とりあえず、これだけ知っているだけで、「テク音痴」 状態から抜けれます。
それがどういうものか、私のブログを読まなくても、Wiki にちゃんとありますから、それを読んでください。
読んでもわからないこともあるでしょうが、下の図を前もって見ておくと、理解しやすいでしょう。 一番左や真ん中は、今でも電話網が採用している network です。 図から直感的にわかるように、network の中心か、途中のどこかが、寸断されれば、network は、麻痺します。
JR の新幹線網は、一番左のモデルです。 どこか途中で、事故があると、全線止まってしまいます。
インターネットは、一番右のモデルの network です。
ここのところの説明が、「テク音痴」 さんにするのに、ちょっと難しいですね。 まあ、読んで見てください。
宅急便で、配達される荷物は、英語では package と言います。 普通は、ひとまとめにして配達されます。 Amazon でいくつもの品を注文すると、間に合えば、全部まとめて一括配達してくれます。 同じものを10個以上注文すると、在庫が不足するときは、4つと5つのように分けて配達されることもあります。
インターネット上で、運ばれるのは、メールにしても、写真にしても、0と1の数値に変換された 「情報の小荷物」、つまり、package です。
インターネットでは、そもそもそれが出来たときから、情報の Package をひとまとめにするのでなく、いくつかの packet に小分けして、別々のルートで運ぶようになっているのです。 そして、最後の到着地で、また、ひとまとめの package にして、あなたの手元に着くのです。
そして、小分けされた packet は、一番右の図にあるような編みの目のようなルートを別々にたどって、どこか一箇所が絶たれたとしても、別のルートを探して目的地に向かう、のです。
新幹線がどこかで止まっても、新幹線の主要駅で乗り換えられる在来線や私鉄に乗り換えれば、乗り換え乗り換えして、目的地に着くことができることがあります。 新幹線は、東京を起点とする、一番左の図のようですが、昔からの鉄道網は、一番右のような network です。
なぜ、インターネットは、このような network になっているか、というと、そもそもこの方式を考えた Paul Baran ですが、
1961年に空軍はバランに対して、核攻撃下でも生き残りが可能なネットワークの構築方法を研究してくれるように依頼した。
からです。
この Baran とほぼ同時に同じことを考えたイギリスの Donald Davies がいました。
こちらは、軍事目的と関係なく、以下にして効率的な network を作るか、という観点から、同じ方式にたどりついたのでした。
Baran が、この方式にどういう名前をつけようか、と迷っている間に、Davies が、Packet Switching という名前で、発表してしまったので、この名前で、広まったのです。
下の画像の本は、私が今 Kindle で、毎晩寝る前に読んでいる本ですが、そこに、この Internet network のことが触れられており (上の図は、この本からの c&p)、そこにこのような episode が紹介されています。
Years after both Baran and Davies had published their seminal papers, Davies jokingly said to Baran, "Well, you may have got there first, but I got the name."
あれこれおしゃべりしていたら、意外と長くなりました。 今日の予定では、internet のもうひとつの core technology である 「分散コンピューティング」 の話もする予定でしたが、明日に回さざるをえないですね。 私のブログも、パケット通信にならって、小分けしてお届けします。
今日のところは、なるほど、インターネットの情報は、こんな風にして、安全、確実、迅速に私達のところにとどくようになっているのだなあ、テクノロジーは、すごいものだな、とテクノロジーが、People's life に役立っている、ひとつの、それも肝心要の例として、納得したら、少しは 「テクジョ」 「テク男」 に近づきますよ。
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