インターネットとは、internetworking のこと。

 昨日の、TCP/IP の話は、よくわかりましたか。 よくはわからなかった人も多いと思いますよ。
それでも別に構いません。
 インターネットの話となると、必ず出てくる TCP/IP というものが、
データをパケットとよぶ 「小包」 に小分けして、それを 「運ぶ」 のをコントロールする手続き (プロトコル) のこと
と、わかればいいのです。
 昨日も指摘したように、本来国際外交の儀礼・儀典は、厳密な手続きであるプロトコルに基づいて行われるが、それに通じているのは、あるいは、通じる必要のあるのは、専門の外交官であって、それに出席する人や、天皇・皇后陛下主催の国賓に対する晩餐会をテレビで見ている人は、そんなプロトコルを知る必要がないように、インターネットを使うだけの人は、
インターネットのプロトコルである TCP/IP について、そういうものがある、
と知っているだけでいいのです。

 そして、それを、バカみたいに?「ティーシーピー・アイピー」 というのでなく、ちゃんと英語で、
Transmission control protocol/internet protocol であることを知っていれば、そして、その英語の意味を知っていれば、
 そして、transmission、control、protocol の意味を知っていて、更に、internet では、data は、packet で transmit されるという、基本的な知識があれば、TCP/IP がどういうものであるか、大方の見当は付くものです。
 さらに、TCP と IP が、ひとまとめにして、suite と呼ばれているのも、ホテルの suite が、自分で泊まったことはなくても、二部屋以上が、ひとまとまりになっていることを、映画などで見ていれば、納得が出来ます。

 TCP/IP という、言ってみれば最初に立ちはだかっていたカベを超えたところで、
インターネットとは、何か、そもそもなぜインタネットと呼ばれるか、どのようにして始まったか、という、もっとも基本的な話をします。 こういう話、google してみても、まとまったものは見つかりません。 誰か、見つけたら教えてください。 そして、私の説明とどちらがよいか、比べてみてください。

 まずは、私の得意な、ことばの語源というか、分析から始めます。
インターネットは、英語で internet です。
これは、もともとこういう単語があったわけでなく、
internetworking を abbreviate、つまり、略したものです。
 そして、この単語は、inter+net+ work+ing と4つの parts に分かれます。
最も中心的な意味をなすのは、net です。

 何度も指摘していますが、インターネットに限らず、コンピューター関係の用語には、日常語が比喩的、あるいはそのまま、頻繁に使われています。
 この net もその例です。
英語の net は、日本語の 「網」 に当たるものです。 「網」 がどういうものか、説明するまでないでしょう。
人類が最初に発明した net (網) は、多分魚を捕るためのものでしょう。
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『釣りバカ日誌』 に出てくるような釣り人が、釣り上げた魚をすくい上げる 「たも」 も 「網」 です。 あれは、確か英語では、そのまま net です。 試しに "net image" で google したら、最初に 「たも」 の画像が3つ出てきました。
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 ハマちゃんやスーさんは、あれを取ってくれ、という時、どう言ってましたかね。 今度気をつけていましょう。 22日といえば、明日から、WOWOW で 『釣りバカ日誌』 が、全作品一挙放送されますね。
魚を捕る網といえば、「投網」 があります。
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私の父は、投網が得意で、小学生の頃は、一緒に近くの川で投網で魚を取ったものです。 あれは、英語では、casting net とか、fishing net と言います。
 
 魚を捕る網の次に人類が発明した網 (net) は、その魚や、動物の肉を焼く 「金網」 でしょうか。
日本の約肉屋などの 「金網」 は、下の画像のようですが、
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他の国のものは、こんなのが多いようです。
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網状になってませんね。 それでも cooking net と呼ぶようです。
その他、フェンスの 「金網」 とか、いろいろな種類の 「網」 (net) があります。

 この net、自然に生えてたり、出来るものでなく、人間が作らなければなりません。
人間が作ったモノを、英語では、work (作品) と呼びます。 Work of art, work of literture, craft work (細工物)、iron work (鉄製品)、stitch work (刺繍) など、いろいろあります。
同じように、網に編んで作ったものは、network です。
Webster は、次のように定義しています。
1. any arrangement or fabric of parallel wires, threads, etc. crossed at regular interval by others fastened to them so as to leave open spaces
上に挙げた 『網」 (net) の例は、これに当たります。
人間は、このような具体的なものだけでなく、目に見えない形や機能が net に似ている network を作りました。
Webster は、次のような例を定義として挙げています。
2. a thing resembling this in some way; specifi.,
a) a system of roads, canals, veins, etc. that connect with or cross one another
b) Radio & TV a chain of transmitting stations controlled and operated as a unit
c) a group, system, etc. of interconnected or cooperating individuals
これらの例のいくつかは、日本語でも 「道路網」 「運河網」 「放送網」 と 「網」 を使って訳されています。 その他、ここには挙げられていませんが、「鉄道網」 もあります。
これらの networks を画像で示すと、こうなります。 Net の感じが出ています。
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 Internet は、internetworking のことでした。 そのように理解すれば、上の説明や例から、Internet network は、使っている人にはわかっているように、具体的なモノではなく、例えば 「放送網」 のように目に見えない network だな、ということが、納得できませんか。
 Internet とは、network のことなのです。 Abbreviate、つまり、省略して、work を取ってしまっているので、正しい理解ができなくなっているのです。

上記、Webster の network の定義の 3) は、こうなっています。
3. the making of nets or netted fabric
ここで fabric は、もともとの繊維製品だけでなく、各種の構造物の骨組みという意味を含んでいます。 プレハブ住宅は、pre-fabricated house (home) のことで、ご存知のように、前もって骨組みを工場で作っておいたものを建築現場組み立てるものです。
network は、net で作られたモノ、すなわち work という意味だけでなく、そういうものを作る行為、making of nets という意味が有るのです。
Webster では、network は、名詞の項目だけで、動詞の項目はありません。 network という名詞自体に、動詞の意味があるのです。
そうなると、
inter+net+ work+ing の4つの部分のうち、networking までの、意味がはっきりしてきたと思いませんか。
それは、net 状のもの、つまり、網の目状のものを作るということです。
 問題は、何を材料にして net を作るか、です。 そして、internet とは、どういうことか、です。
ここからが、肝心ですが、お互い疲れたでしょうから、明日にしましょう。

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