学校の情報教育は、なぜパソコンだけ?スマホ・タブレットの使い方は教えないの?

 こんな記事がありました。
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2014年10月21日の日付です。
 日進月歩の ICT業界。Smartphone の利便性(つまり、convenience) は増す一方です。使っている人には分かりきったことです。
一方、Convenience store の利便性も増す一方です。
 スーパーよりコンビニを利用する人が増えたように、パソコンよりスマホを使う人が、特に若者の間で胸像しています。この記事にあるように、卒論までスマホで書ける時代になりつつあります。

 ところが、学校教育の情報教育では、もっぱらパソコンの keyboard の入力方式や、マイクロソフトの Word、Excel などの software を教えることに終始しています。
 私が英語クラスを、週一回一クラス担当している看護短大では、「情報処理入門」が1年前期の必須科目になっています。そのシラバスを見てみたら、
 
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救急医療の現場でタブレットの導入た進んでいる、という話があります。そこで "救急医療 タブレット" で google したら、
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では、看護の方はどうかな、と思って "看護 タブレット" で google したら、
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こういう状況は、ますます広がるでしょう。
 であるのに、多分全国の看護大学・短大・専門学校では、依然として「情報教育」と称してパソコンの使い方を教えているでしょう。
 
 医療現場に限らず、今後社会の各分野で、smartphone/tablet が使われるようになるし、すでに多くの分野で使われています。
 なのに、学校の情報教育は、パソコン一辺倒です。
 それどころか、特に smartphone は、目の敵にしています。デジタル教科書の導入が決まったようですが、タブレットを使う方針が打ち出されています。市町村でタブレットを導入するところはあっても、smartphone は使いません。

 余談ですが、おかしいと思う話があります。Smartphone を使う学習を提案すると、必ず、「持ってない
子はどうする」の大合唱が起こります。
 昨年度私が看護短大で smartphone を使うことにしたら、情報担当の男性准教授が即座に「持ってない学生はどうします」と訊きました。側にいた学務係の人が、選択で、もう一つのクラスがあるから、大丈夫です、と言ったので、納得しましたが。実は、その前のガイダンスで、私は新1年生に対し、「Smartphone 持ってない人、手を上げてください」と調査済みでした。誰も手を挙げませんでした。

 ところがですね。最近は中学生でも、英語留学が必要だ、と言って、北米は高いから、New Zealand や Philippines に短期英語留学させることが、はやり始めています。いくら安いといっても、10万円以上のかかるでしょう。ところが、留学費用が出せない子はどうする、という合唱は、全然出ないですね。Smartphone なんて、今でも一万円で買えるのもあるのに。・

 本題に戻って。
 学生は、フリック入力で高速 texting ができるし、smartphone で google document, spread sheet、google slide も無料で install することができます。

 今更。パソコンで、MS の office を教える必要もないと思うのは私だけでしょうかね。

 なぜ、学校の情報教育がパソコン中心、それも Windows による Internet Explorer、MS Office に偏っているか。
 それは、情報教育を担当する中高教員や大学教員が、それしかできないからです。
 私の知人にパソコン教室を経営している人がいます。実にパソコンに詳しいです。が、彼は、smartphone を持っていません。
 パソコンに詳しい人は、smartphone/tablet を馬鹿にする傾向があります。学校の情報教育担当者は smartphone を馬鹿にしているようです。Smart でないですね。
 
 総合スーパーの経営責任者が、コンビニを馬鹿にして(たかどうかは知りませんが」いるうちに、消費者は、便利なコンビニに流れてしまいました。
 Smartphone は、言ってみればコンビニです。パソコンは 、総合スーパーのようなものです。
性能的には、どちらも後者の方が優れているでしょう。しかし、利便性では、前者に軍配が上がります。
 ちなみに、上のシラバスの画像は、私の XPERIA のCamscanner という app で scan したものです。パソコンでは、こんなことできないですよ。
 この Camscanner で、学生は、受業の板書や presentation を scan することが出来ます。が、そうしないように、smartphone の教室への持ち込みが禁止されています。本末転倒という気がするのは、私だけですかねぇ。
 私が、理事長だったら全教室で Wi-Hi を使えるようにし、教員には、学生の smartphone 活用を FD(Faculty Development) で推進するように「命令」します。学生の smartphone を使えば、パソコン導入・更新費用も maintenance cost もかからないし、free apps はいっぱいあるし、高校大学経営の立場からすれば、得々ですよ。

 話がそれたようです。
 ことは、customer satisfaction が決め手になります。
 学校教育が、顧客第一主義に目覚めたら、情報教育はパソコン化スマホか、勝負は明らかでしょう。
 
 そうすると、スマホなら、今更教えるまでもない、という意見があるでしょう。
 が、スマホという hardware を扱えるということと、そこで’動く各種の app を使いこなせるということは、別のことです。
 この続きは、明日に。

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