『英語ものしり帖』「股の巻」<跨る>

「跨る」の場合

では、
またが・る【跨がる】 の意味は、というと、
1 またを広げて両足で挟むようにして乗る。「自転車に―・る」
2 時間的、空間的に一方から他方におよぶ。わたる。ひろがる。「五年に―・る大事業」「この山は二県に―・っている」「吾妻橋は隅田川に―・っている」

1 の場合の英語は、sit astride です。
下の画像は、"sit astride" で google すると出ている代表的なものです。
上の段の画像のように、物体に「またがる」場合と、下の段の画像のように、人間や動物に「またがる」場合があります。
画像


先ず上段の状況を英語で言うと、
The girl is sitting astride the chair.
The girl is sitting backward astride the motorbike
The young woman is sitting astride the cannon.
The girl is sitting astride the balloon.

一番目の girl も backward に座ってますが、そもそも「椅子に跨る」のは、後ろ向きの場合だけですから、sit astride the chair というのは、backward を内包しているので、わざわざ付け加える必要はないものと、考えます。
下の段の状況は、
The man is sitting astride the other man.
The boy is sitting astride the other boy.
The baby is sitting astride her mother.
The young woman is sitting astride the dog.

上の二つの状況は、『胴体の巻』の「馬乗り」と共通していますが、馬乗りの場合は、柔道競技など征服的な行動ですが、「跨る」のは、三番目の親子の場合のように、平和的な行動も含んでいます。

これらの例のように、「跨る」場合は、「跨る」の時に使われた動詞は使われず、動詞は sit で、それに
astride という、日本人にはあまり馴染みのない前置詞を『跨る』物や人の前につけるのです。
しかし、よく見ると、astride から、最初の a をとると、stride という動詞の姿が見えてきます。
これは、どういう意味を持つか、明日の話です。

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