オペラよもやま話 その1

 My 2020 in Prospect その1 で紹介したように、Digital Theater Place では、昨年に続いて、Opera Series をまず続けます。オペラというと敬遠する人が多いので、そうは言うけど、こういう話がありますよ、という話です。オペラそのものより、オペラにまつわる外部事情?の話です。だから、よもやま話。

 この話、以前にも紹介したはずですが、改めて、オペラに関するところを強調して、紹介します。

欧米流を学ぶ中国の音楽教育、日本はこのままだと置いていかれる!

全文は下記サイトで読めます。
https://diamond.jp/articles/-/222026

そこから、気になるところを引用して紹介します。
“新興国”である中国の企業やビジネスマンが国際社会で信頼を得ていくためには、クラシック音楽をはじめとした芸術・文化に関する教養が必須であり、そういう意識で彼らはクラシック音楽に親しんでいるという。

このことは、いつも強調していることです。ビジネスにせよ、どの分野にせよ、グローバルな人脈を築くには、本業の場でなく、食事の席でいかに「文化的な」話、つまり、Table Talk ができるか、が事の成否を左右します。
中國のビジネスパーソンは、もともと英語が得意ですが、英語だけではだめだ、ということに気がついているのです。日本のビジネスパーソンは、どうでしょうか。

 
 そこで、この話を思い出します。こんな話覚えている人は滅多にいないでしょう。しかし、私は、ずーとこの話が気になっていたのです。
下記の外務省記録から紹介します。

https://bit.ly/2QRlYWq
 1962年11月のヨーロッパ歴訪で、池田勇人首相はアデナウアー(Konrad Adenauer)西独首相やド・ゴール(Charles A.J.M.de Gaulle)仏大統領らとの間で積極的な首脳外交を展開しました。ここで池田首相は、自由主義陣営が緊密に提携して共産主義に対する勢力を強化することが不可欠であるとの自説を強調して日本とヨーロッパの連携の意義を説きました。
池田.jpg
 それはそれで、外交的成功でしたが、その際、
フランスのド・ゴール大統領から「トランジスタのセールスマン」と揶揄された逸話が有名であるが、これは池田がソニーの最新のトランジスタラジオを首脳会談で売り込んだことで、ド・ゴールが側近にそう漏らしたと反ド・ゴール派の『フィガロ』が記事にしたものが日本の新聞に紹介され有名になったもので、池田の帰国後、日本で大騒ぎになり、多くの日本人は嫌な思いをした。

https://bit.ly/2Qyctwo
 1962年は、昭和37年です。NHK イタリアオペラは、昭和31年に第1回、昭和34年に第2回、昭和36年には、第3回の公演をしており、日本では、結構イタリアオペラファンが増えていました。私は、第1回、第2回は、テレビで、第3回は、東京文化会館で実演を見ています。
 そこで、思ったことは、当時の池田首相は、トランジスターの話以外に、オペラとか、西洋クラシック音楽とか、美術の話を、食事の時にもしなかったので、文化大国のフランス大統領から揶揄されたのではないか、というのが、私の考えです。What do you think?
 今の安倍さんは、どうでしょうか。Trump 大統領とは、ゴルフを話をしておればいいでしょうがね。

 中國のビジネスパーソンは、ビジネスの話だけでは、ためだ、と気がついたわけです。そうなると、中國は国を上げて、という話になっているわけです。
 日本でも、ちゃんと西洋クラシック音楽は根付いているではないか、と言われますが、中國との違いが、指摘されています。

言語文化圏を越えて中国で盛り上がるオペラ
 中國では、言語圏の違う西洋のオペラに力を入れているのです。ここが日本との大違いです。そこのところの記事を引用します。

「中国では学校教育でもクラシック音楽の発祥であるオペラをしっかりと教えている。深センでは、教育プログラムの一つとして深セン交響楽団や深セン音楽庁が親子向けのオペラ公演を主催していて、必ず満席になります。北京のインターナショナルスクールでは、ウィーン少年合唱団やウィーン国立歌劇場のメンバーを招聘し、一緒にオペラの『魔笛』を舞台で演じるという、なんとも贅沢なクラスがあるそうです」と松田氏は言う。
深セン交響楽団の音楽監督、リン・ダーイエ氏は「情熱的なイタリア音楽と、中国人のパッションが合うのではないか。もっとオペラ関係のワークショップなどを増やしたい」と話す。世界で活躍する中国人のオペラ歌手は増えているが、そんな海外で学んだり活躍している中国人声楽家が、休暇などで母校に戻ってくるたび、後進の指導にあたるという好循環もあるという。

 さらに深センでは現在、南頭半島の先端、深セン湾を挟んで香港に面した地区に、新たにオペラハウスの建設計画が進んでいる。完成時期は未定だが、計画通りなら世界最大級の劇場となりそうだ。


 こうなると、世界において、中国人は、流石に文化大国だな、それに比べて、日本人は、昔から言われているように、エコノミックアニマルのままだな、と揶揄されるのではないか、と気になっているのですがね。What do you think?
 私の Digital Theater Place は、日本だけでなく、世界中の人が、サハラ砂漠の Bedouin でも、インターネットにアクセスできる Smartphone で、世界一流劇場の一流歌手のオペラを $3.00 で視聴できるようにしようとするものですが、これを日本の人が、オペラはねえ、と言って見ようとしないと。 まあ、どうなるか、というのが、今日のお話です。

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